「好きなんだ。」
大好きなんだ。
「離れたくねぇんだ。」
ずっと一緒に居てぇ。
「……なぁ、」
守るって誓ったんだぁ。
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・
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スクアーロの耳に入った悪い知らせ。
昨日の銃撃戦で愛しい名前が部下を庇って何発もの弾を浴びた。そして彼女は重傷…今、生死の境を彷徨っている。
「大切な女(ヒト)ってどうやって守るんだ… 教えてくれ"ぇ"…名前!」
「オレは…」
この戦いが終わったら、お前に告げたいことがあったんだ。だから無事に帰ってきて欲しかった。無事に。オレの願いはただそれだけなのに。
「オレは…名前無しじゃ生きれねぇんだよっ!」
だから早く戻って来いよ。そんで目覚めたら、はじめにオレをその瞳に映せ。お前はオレの傍で笑ってくれてたらそれだけでいい。ただ、それだけだぁ。
名前、オレは他は望まない。
好きなんだ。
大好きなんだ。
傍に居て欲しい…。
「愛してる。」
勝手に死んだらゆるさねぇ。
でも、もし死んだらオレもお前の後を追って死んでやる。お前の居ない世界に生きていたってオレには何も意味が無い。
「名前っ…」
愛しい君へ、早く目を醒ませ。目覚めたら、オレがお前に愛の言葉を贈ってやるから。
男は泣く
昏々と眠り続ける愛しい女を思って
昏々と眠り続ける愛しい女を思って
end
(どうよう…起きてたんだけどスクアーロがこの状態じゃ…)
(うっぅ…名前ッ…)
(まぁ…いっか?…もう少しだけこの状態でも)
20100404
20130606 修正
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ルスーリアはぴば!
\(^q^)/
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