「十四松兄さん、ちかい」
「え!俺たち仲良し!?」
「え、あ、うん。仲良しだね…っちょ、十四松兄さん」
「ん?なあに!?」
「ちょ、なんかいつもと違う」
「なにが?俺たち仲良し!いつもと一緒!」
「そうじゃなくて、ち、ちかいよこれ」
「えへへ、照れてるの?顔真っ赤だよ!」
「照れてるっていうか、は、はずかしいんだよ」
「え!はずかしいの!? 俺はねぇー たのしい!!」
「じゅっし…っ十四松!なまえ、怒るよ!」
「なんで?なまえ、ぎゅってされるの嫌い?」
「きっ嫌いじゃないけど…チョロ松兄さん、た、たすけて」
「ずっとくっついてろ、リア充が!(いい加減にしなよ十四松)」
「チョロ松兄さん、本音と建前が逆になってるよ〜」
「うっせぇ!黙ってろドライモンスター!僕がどんな気持ちでこいつらの面倒を見てると思ってるんだ!」
「うわ、逆ギレ。そういうの良くないよ〜 イライラした気持ちを弟にぶつけるとか」
「大体こいつらは、兄弟でもないのにベッタベッタ、ベッタベッタ距離感がおかしいんだよ!なんだよ、あれ!今時、彼氏と彼女でもあんなくっつき方しねぇよ!見せつけてんのかってんだ!俺だって、なまえのこと構い倒したいわ!十四松腹立つ!俺なんてこの前、服に付いてたゴミ取ろうとして手伸ばしたら、なまえにちょっと体引かれたわ!」
「うわー、なにその切ないエピソード!ここで発表する必要あった!?」
「あひゃー! チョロ松兄さんキレてる!」
「笑ってる場合じゃないよ、十四松兄さんっ!ぁ、ちょ、ちょっと…ちょ、チョロ松兄さん!あの時は、ちょっとびっくりして過剰反応しちゃっただけだから!そんな気に病むことじゃないっふふっ、くすぐったいよ、十四松!」
「もう何なんだよあいつら!爆発しろ!!!」
距離が近い、十四松
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20160218
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