小指にかけられた嘘を見抜けない魔法 人差し指に、赤色の毛糸を巻き付けて蝶々結びにした。彼はポカンとした顔でしばらく私の奇行を見守っていたけど、それが完成するとポンと耳まで真っ赤にさせた。カラ松さん、どうか私をえらんでくださいね。約束ですよ。耳元で囁けば、弱々しく何も装っていない彼の声で返事した。小指にかけられた嘘を見抜けない魔法::::20160107title by サンタナインの街角で(http://santanain.xria.biz/) ::188:: ×|◎|× ページ: