あなたの赤にうつる私の影。
その赤に、私は縛られたように。
その赤に、私は狂わされたように。
私は立ち尽くした。
その赤は、私を逃がしはしないと射るように。
呼吸さえ奪われて、私は赤から逃れられない。
赤の中に、あなたは私を映した。
本当は苦しいほどに、焦がれるほどに。
私はその赤を欲していたのかもしれない。
「……ねぇ、XANXUS」
「………」
「あなたは―――」
私に何を求めるの?
end
20101219
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短い\(^q^)/意味無い!
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