内股を噛むのが好きだ、タクトの反応がいちいち可愛すぎるからだ。
脚を持ち上げて膝の裏を掴み左右に拓く、そのまま太股を甘噛みすると彼の性器は軽く反応していた。
「起ってんぞ。」
言葉を選ばず声を掛けるとタクトは目を伏せ長い睫毛を震わせた。
「先輩が、僕を……こうさせたんですよ?」
睫毛に水溜まり、そして涙声になりながら、タクトは呟く。やや、その姿は美少年。
「タクト、タクト……。」
その顔を見たら色々な思いが込み上げてきてしまうから、とジョージはタクトの唇に噛み付いた。これで視界はゼロになった。
「っ、はぁ……む。」
ぼうとする頭で考える。敵でありながらその優美な銀河美少年に惚れたのが運のツキ、もう戻れない関係まで結んで絡まってしまった、と。
「ごめんな、ごめん。」
「せん、ぱ……い?」
でも可愛くて可愛くて仕方がないんだ。
そして銀河美少年の話は最終回を迎えた。
「その声はせん、ぱ……い?」
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