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名前:クロヴィス
「選択肢の余地がないのに悩むとは……君は馬鹿か」
外見はどう見てもショタだが、実際は200年近く生きている老人。
とあるショックから体の成長が止まってしまい、それが長年生きる者としてのコンプレックスとなっている。
その豊富な人生経験から、世界の理や時代の流れなどを幅広くを知っている。
生物から魂を吸い取って燃やし、その炎を食べて生きている。直接魂を食べている訳ではなく、炎に包んでふんわり食すのが彼の食事のマナー。
親しかった知人から名前も知らない他人まで、お腹がすいたときに他人の魂を吸い取るというその行為に何の疑問もない。
そもそも他人の命に興味がなく、自分が生きるためならその行動に躊躇いなど存在しない。
「生きるために他者を犠牲にしてなにが悪いんだい?じゃあ君は何も犠牲にしないで一生を過ごせるんだね?ほら、何か言い返してごらんよ」
同じく相手の命を餌にしているシプリアンに何故か気に入られているが、それとは反対にクロヴィスは彼のことが根本的に気に入らない。
自分も過去に同じように他人の犠牲を拒否していた頃があったが、今はもう悟りを開いたので、昔の自分のように悩んでいるシプリアンを見ていると苛々する。
こっそりと魂を喰ってやろうかと思案するも、彼に魂が存在しないのでそれも叶わず。
早く成仏してしまえと悪態を吐く毎日を送っている。