名前：蒼雷(ｿｳ)

「平等、って意味解ってる? オレの一番嫌いな言葉なんだけど」


頭脳明晰・運動神経抜群。初見で何をやらせてもうまくこなしてみせる、天才と呼ばれるような才能がある存在。
しかし、気分屋で気まぐれな一面があるところが唯一の欠点。自分の興味のないものにはとことん無関心。
冷静な性格で、頭のキレがよく、容量が良いのでみんなに慕われている。
が、当の本人はそんなことを一切気にしないで、我が道を行くタイプ。
そんな実力があるので、フィアを陰から支えている副リーダー的存在となっている。


フィアとは幼馴染。
いつも余裕な表情でフィアをからかい、端から見たら仲が悪いように見えるが、実際は素直になれないだけで結構仲良し。
しかし彼女をからかうのが面白くて、ついつい意地悪をしてしまったり。
原型に戻ると勝ち目は0になるので、あくまで軽い挑発だけ。擬人化したときの力の差は蒼雷のほうが上だが、原型では圧倒的にフィアのほうが上だから原型に戻られると瞬殺される。


トレーナーであるアズサのことが大好き過ぎて、彼女に近づく男は誰であろうと許さない。彼女に対してのみ、他の何よりも独占欲が強い。
(もう末期だの不治の病だの、仲間内の評判は悲しみで溢れているほど。)
アズサに対してのセクハラは日常茶飯事。でも彼女が本気で嫌がることはしないので紳士。つまりは変態紳士。
左耳にひとつ蒼い石のピアスをしているが、右耳用のピアスはアズサがつけている。


仲間内では特に梨理と仲良し。
明るく健全な関係というよりは、水面下の真っ暗な闇で繋がっているような関係。
二人きりのときの会話内容はとても子供に聞かせられないような、エグい内容が多い。
みんなは梨理のそんな陰を怖がっているが、蒼雷はそれが楽しいので近付いている。つまり両方とも頭がおかしい。