短文 | ナノ

レッドとグリーン/pkmn


会話文ですすみません!


「グリーン、寒い。」
「そうか?暖房ついてるぞ。」
「俺は寒いの。」
「しかたない。温度上げるか…」
「それはしなくていいからさ、ぎゅってさせてよー」
「な、嫌に決まってんだろっ。」
「寒いよレッドさん寒くて死んじゃう」
「いやいやお前、氷点下の中半袖でのうのうと暮らしてたじゃねーか!これくらい余裕だろ!」
「マサラの気温に慣れたんだよ。ほら、俺って適応力あるからさ。」
「ならお前の言うその『死んじゃいそうなくらいの寒さ』にも慣れてみろよ」
「あれ、これは悪寒…?風邪かもしんない。」
「うつるから余計近づくな。」
「…ね、なんでそんな嫌がんのさ?」
「!それは…」
「付き合ってるんだし、いいじゃん。甘えるくらいさ。」
「う…」
「山籠もりで鍛えられた精神力を持つこのレッドさんでも傷ついちゃうって」
「ごめん、俺…ひぁっ」
「あ、手が滑った」
「レッド!そこまで許してなぃっ…ぁ」






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テーマ「人外ファンタジー」
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