「ハハハハハ!」

「……」

「フハハハハハハハハ!」

「ねぇピー子。素敵な笑顔になってるよ

先ほどの大惨事が起きた家庭科が終わった後から、ずっとわたしの目の前で笑っているピー子。さすがなまえ…!と言いながら腹を抱えて笑うピー子。

わたしは知っている。えぇ見てましたとも。先ほどの大惨事の時にも関わらず家庭科室の隅でわたしをゆび指し大爆笑していたこの女を

「もう…今日はついてない…」

「あんたいつもよりボケてるけど何かあった?更年期障害?

そうなのだ、朝から犬のウンコは踏むわ車に水溜まりの水を掛けられるわ国語の時間に英語で答えてしまうわで…どうかしてる。どうかしてる!!
でもさすが親友。よく見てらっしゃる。でもおかしいよね?ふつうどうかしたの?とか心配してくれるのが友達だよね?でもこんな状況いつものことなので気に止めない様にした。目から出てくる鼻水は抜きにして。

「それが昨日ね、ちょっとね、あのね、ちょっちゅね」

あんた聞いてほしいのか聞いてほしくないのか何なの?

わたしは真面目に聞いてんだけど馬鹿にしてるの?とメンチをきってきたこの親友を見てると目から出る鼻水は止まらなかった。

どうしよう話そうか話さまいかとおすおずしていたら、ピー子から早く喋れよオーラが発せられていたので、昨日起こったトラファルガー宅事件のことを津々浦々と話した。





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