チンと音がしてドアが開く。いつも思うがここのマンションちゃんと人は住んでるのだろうか?人とすれ違ったことがない。まぁ高級マンションだからなぁ。まぁ高級マンションだからと言って人とすれ違わないなんてあれはないけど。 そうこう考えてるうちにトラファルガー先輩の家に着く。先輩が暗証番号でドアを開ける。なまえはおじゃましますと言うと馴れたもので勝手に廊下を進みいつものくつろぐ部屋に行く。「つまみ持ってくる」と言いキッチンに向かう先輩。 先輩は1人暮らしだ。何でも親は二人とも外国に出張らしい。広々とした部屋は殺伐としたものでベッドとテレビと机と本棚と音楽聞く機械くらいしかない。 あとはなまえが自分の為に持ってきたネコちゃんのクッションと、この前持って帰るのを忘れたペ・ジュンソンのポスターそれと嫌がらせでプレゼントしたピンクのふりふりのレースがついたタオルケットが部屋の隅に放り投げられてるぐらいだ。これこの部屋にミスマッチすぎて笑える。 なんだか暇だなぁとなまえはベットに横になる。するとベットの下からなにかが見えた。…なんだろう?まさかエロ本?そう思ったがまさかと自分を諫めた。こんなあからさますぎてベタすぎる訳ないでしょうが。 馬鹿馬鹿しいなんて思いベットの下を覗きこむと、素晴らしい数のエロ本の数々。しかもどんな男も魅了するエーブイ(アダルトなビデオ)まで大量にあった → |