「綺麗な」の続きものです
ある晴れた朝の話
グリフィンドール生であるルシーは上機嫌に鼻歌を歌っていた
理由は先週、スリザリン生であるルシウス・マルフォイにピッタリなバラを贈り感謝されたからである
ルシーの隣にいるリーマス・ルーピンはお菓子に夢中だ
「ねぇリーマス」
突然話をかけられてビックリしたがすぐに笑顔で「どうしたの?」と返事をした
「私、今すっごく幸せなんだ」
「そう僕も今すっごく幸せだよ」
お互いに笑い会っていたら影ができた
影があるほうを向くとルシウスがいた
ルシウスはグイッとルシーの腕を引っ張りどこかへ連れてしまった
その場に残ったリーマスはただ呆然としていた
「どうしたんですか?ルシウス先輩」
ある程度進んでルシーはルシウスに問いをかけたルシウスは止まりルシーに向き中腰になりルシーの頭を撫でた
なにがなんだかわからないルシーは顔を真っ赤にしていた
ルシウスは杖を取り出し杖を振ったするとルシーの頭に花の輪が出た
その花の輪をルシーは手に取り花の輪を見つめた
「先週の礼だ」
そう言うとルシウスは来た道を戻ろうとした
がそれは叶わなかった
なぜならルシーが抱きついていたからだ
「先輩、ありがとうございます!大事にしますね!!」
柔らかく笑うルシーを見てまた頭を撫でた
可憐な花を貴女に贈ります…
可憐な