「さぁ!!今年もこの時期がやってきた!!!!」


ルシーは待ってましたー!!とばかりに期待した目をした
今ルシーが目指しているのはルシーの君主、ヴォルデモートの部屋だ

バンッ!!

扉を蹴り開けた


「我が君!!トリックオアトリート!!!」


ルシーの背後からは「さっさと菓子よこせ」オーラを出している


「なんだそのふざけた格好は」


ヴォルデモートはルシーの格好を見てため息をついた
ルシーの格好は某魔法少女にでてくる黄色い服を着ていた


「なにって魔女ならぬ魔女少女の格好ですね
ある国の人気アニメなんですがこのキャラはマミられるそうです」

「貴様はもう少女と呼べないだろう…」

「シャラッーープ!!!!そんなことよりトリックオアトリック!!!」


叫びながらルシーは杖をヴォルデモートに向けた
ヴォルデモートも防衛のために杖を向けたがルシーは手元が狂い


「…………やっべ…ぷっくく」


近くにいた記憶リドルに魔法が当たってしまった
リドルは笑顔のままルシーに近づいた


「ルシー…はやくこれを解いてくれない?」

「え?やだよぷくく」


リドルはピンクの魔法少女の格好になっていた
ルシーの態度が気に入らずにリドルはルシーの杖を奪い呪文を唱えた
今の自分…ヴォルデモートに向けて


「リドル貴様!!俺様になにをする!!!」

「ムカついたからね」


ヴォルデモートは白い生き物になってしまった
ルシーは大爆笑しながらヴォルデモートを見ていた
三人の声は廊下まで響いていたのかルシウスが部屋に入ってきた


「ルシー!!また我が君に…我が君?」


ルシウスは事情を知らないためヴォルデモートが見当たらない


「我が君なんてどうでもいいからさ
そんなことよりトリックオアトリック!!」


杖をリドルから返してもらいルシウスに向けた
ルシウスは頭を抱えながら「トリックオアトリートだろ…」と呟いた


「いいの!!」


ルシーはルシウスに呪文を当てた
ルシウスは黒い魔女少女の格好となった


「これはセブルスのほうが似合うね
セブルスは?」

「セブルスならホグワーツにいるよ」


リドルが答えた


「なんだー」

「それよりも早く魔法を解け」


ヴォルデモートが不機嫌な声でいった
リドルは「そのままでいいじゃんヴォルは」と笑いながら言った


「言い忘れたけどこれ、ハロウィーンが終わるまで解けないから」


笑顔で言った


「まぁ私は着替えたから関係ないけどさ
よし私はホグワーツに行ってくる」


ルシーはホグワーツに行った
残された三人は

リドルは笑顔だがなにか黒いオーラを出していた

ルシウスはハロウィーンが終わるまで決して部屋から出ないと決めた

ヴォルデモートはルシーが帰ったらどうしてやろうか考えていた





ハロウィーン
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -