疑いそして逃亡
「どうしてそう思う」
静かに言った
メアリーはう〜んと頭を押さえた
「私の勘違いならいいんだけどさ…
クィレル教授っていつも挙動不審なのは当たり前だけど誰もいないところでビクビクしながらキョロキョロしてたんだよね…
まるで何かを探すかのように…」
セブルスは目を細目ながらメアリーを見つめた
私が話を掛ける前からなにかを探していたよね…
羽ペン…とか?いやそれはないか
なら…なら…学校で守ってるなにか…?
な、訳ではないよなうん
「メアリー、我輩はクィレルを疑っている」
「やっぱりそうかー。ならさなにか分かったら教えてよ!!私も協力するからさ」
腕を高く上げながら言った
1人より2人のほうが情報が交換できるからという考えでた
しかしメアリーの発言は
「断る。貴様は勉学に慎みたまえ。
それが今メアリーがやることだ
さぁもう遅い許可証をやるから寮に戻れ」
腕を引っ張られ無理矢理扉のほうへ連れていかれた
それに不満なメアリーは騒いでいたが諦める
「なら私だけでも調べる!!それじゃおやすみなさいスネイプ教授!!」
メアリーではなかった
杖を一振りしてセブルスの髪型を三つ編にして寮に戻った
起こっているセブルスの声が聞こえるが知らんぷりした
ガラガラガッシャーン
なにかが倒れる音が近くでなった
廊下を歩いているとバタバタと複数の足音が聞こえてきた
だんだん近づいてきた
「逃げろ!!」
ハリーの声が聞こえた
「えっハリーたちどうしたの?」
「今は説明してる暇はないんだ!メアリーも早く逃げて!!フィチルが来る!!」
ハリーに手を握られ強制的にフィチルから逃げるはめになった