悪戯


「それじゃ私はそろそろ寮に戻るよ
残念だったね私がスリザリン生じゃなくて」


「お前がスリザリンだったら校長に異議を申し立てる」


私はソファから立ち扉に向かった
ガチャと扉を開けて杖を取り出し呪文を唱えた

すると叔父様の部屋は黒い部屋が白い部屋に大変身した
本当はピンクが良かったんだけどさすがに可哀想よね…
いずれかやってあげるけど


怒鳴る叔父様の声が聞こえるけど無視して寮へと足を運んだ



「ハリーたちは談話室にいるかなぁ…ん?あれはクィレル教授?」


ビクビクするクィレル教授に私はニヤリと笑った
叔父様みたいに堂々としているよりも悪戯が楽しいわ
さて…とどんな悪戯にしようかしら

あ、そういえばマグル界で買った悪戯道具があったっけ
ポケットを漁るとあった



「クィレル教授」


「ななななんですか?ミ…ミMsスネイプ」


ビビりすぎでしょうが…
私はポケットからあるものを教授の前に出した



「これ良かったらあげますよ!」



私が持っているのはガム
でもこれは只のガムじゃないんだなぁこれが


「あっああありがとうごございます」


教授がガムを引っ張った瞬間


バシィン


教授の指が挟まれた
痛そうに指を押さえてる教授には悪いけど面白い
このオモチャは家族で日本に行って買ってきたもの
いやぁ日本って面白い国だよねぇ



「あははすみません教授。ただこれって何人引っ掛かるか調査していたところで
それじゃ私は戻りますね」



私は寮に戻り談話室にいるハリーたちと合流した


「メアリー大丈夫だった?スネイプからの呼び出し」


最初に口を開いたのはハリー
私は「大丈夫だよ」と笑顔で答えてハーマイオニーの隣に座った
ハリーとロンはお菓子を食べハーマイオニーは本を読んでいた


「あ、百味ピーンズちょうだい」

「いいよ」


ロンはピーンズを2個くれたから私はハーマイオニーに1個あげた
ピーンズを食べたら


「うげぇぇなんか血の味がする」


血味が当たってしまった
こんなの喜ぶのは吸血鬼くらいだよ


「ハーマイオニーは何味だった?」「私はチョコ味よ」

「羨ましい!!」


こうして憂鬱の午後から楽しい午後になった


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