グリフィンドールの姫


「……………」


姫って誰?
私はキョロキョロと周りを見渡した
あっあの子かな?栗毛色の髪をしたふわふわな女の子

うん、この子だったら姫にピッタリだよね

「「ひーめ」」


女の子のほうを向いてたらお兄さんたちの顔が近づいた


「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」


あまりにも驚きすぎてハリーのローブの中に潜る


「ちょっとメアリー!やめてっよ」

「メアリー、ハリーが困ってるから」


ロンに無理矢理、出されました
私はお兄さんたちのほうを向いた
笑顔っすね…


「あのーさっきから姫っていうのはなんですか?」


正直に言うと恥ずかしい!!


「姫の麗しい姿に」

「惚れたのさ」


2人は私の両手の甲にキスを落とした
一気に顔が赤くなるのが分かった


「俺はフレッド・ウィーズリー」

「俺はジョージ・ウィーズリー」

「ロニー坊やの」

「双子の兄さ」


息ピッタリですね
双子だからかな?
というかロンのお兄さんなんだ


「もう1人、兄がいるんだ。パーシー・ウィーズリーっていうんだ
ほらメガネかけてる」


ロンが指を指した先に赤毛でメガネをしている青年がいた
たくさんいるんだね…ウィーズリー家って

食費大変そう



「そういえば姫のファミリーネームってスネイプだけど」

「そこの陰険スネイプの娘?」


あはは叔父様の娘って!
ないわー
そもそも叔父様、結婚してないから父様が心配してるんだよね…
本人はなにか事情があるみたいだけど…


「私の叔父様なの
ちなみに叔父様で遊ぶのは日課よ」



笑顔で答えると「えっ…」って顔をしているハリーとロン
そしてキラキラした顔のウィーズリー双子


「先生で遊んでるの?先生と遊んでるんじゃなくて?」


「うん叔父様で遊んでるの」


ハリーとロンはその時思った

「自分たちもメアリーに遊ばれる」かと…

そんなハリーたちとは反対に双子は


「今度、スネイプのやつに悪戯するんだけど一緒にどうだい?」

とフレッド


私はすぐに「はい」と言い叔父様に悪戯する約束をした



prevnext


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -