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水練とあだ名


火薬を好きになったら、委員会を辞めなくてはならないのだろうか。ひやりと風が、背中を伝った。火薬を好き、ではないけれ ど、ユリコユリコ言っている田村先輩や、じゅんこじゅんこ言っている伊賀崎先輩は(輪子輪子言っている平先輩は何とも言えないけれど)火薬委員にはなれな いように、もしや、もしかして。

「道具に名前を付け出す時が、委員会を辞める時なのか」