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幽霊と会合

「全国智将クラブにようこそ」

銀色と赤のストライプのクラッカーを弾けさせ、歓迎を遠くに追いやった声で元就は言った。誰も答えない。いや、答えては困る。

「我の眼鏡に適う智将など、我以外にはおらぬ」

何故なら誰もいないから。