現代 | ナノ




市がマニキュアを塗ってきた。
長政は、風紀委員として校則違反を指摘するべきか、恋人としてそれを誉めるかの境地に立たされ、結局何も言えなかった。

「長政様は、市に興味なんてないんだわ…」