現代 | ナノ
耳
皆でピアスを開ける妄想をした。
「ピアッサーでガシャン…って」
「うわー、絶対痛い、痛い痛い」
「耳たぶが厚いと貫通しないかもしれないんだって」
「慶次くん、君、危ないんじゃない」
「何てことを!」
「ちゃんと手入れしないと膿とか…」
「ギャーッ、政宗殿、何てご無体な!」
わいわい、きゃっきゃっ。
こういう時、男が分からない。
「お前たち、どんなピアスをつけるかの想像をすればいいだろう」
例えば雪の結晶のとか。
例えば白や青に輝くのとか。
「分かってないなあ、かすがは」
「男の、ロマン!」
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