現代 | ナノ

夏休みの視覚


じゃあ明日連絡するよ、と分かれ道で手を振り、明日連絡する、と言ったばかりなのに、慶次はもはや携帯を開いてメールを打ち始めている。

「なー政宗、政宗はどこ行きたい?」
「どこだっていい。俺たちはgatherできりゃ楽しいだろ」
「確かに」

とりあえずいつものマックに12時、と打ち、辛抱できずに送ってしまう。

「楽しいなあ」
「…もうmail来てるんだが」