戦国 | ナノ

白昼黒夜


殴り合いの喧嘩をした。
慶次と、半兵衛が。

「止めぬか」

秀吉の声は届かない。
どうして喧嘩をしているかも分からない。
秀吉は頭を掻いて後ろを向いた。
ねねはおらず、代わりに天下が広がっていた。

そんな夢だった。