泣いている蓮をベッドからひょいっと抱きあげる。
不安そうにこちらを涙目で見上げる蓮が可愛すぎて俺の理性が完全に壊れた。
…俺にこんな趣味あらへんのに。
「…このままでえぇんちゃう?」
「は?」
「幼くなってしもうてもまた一から育て直せばえぇんや。…蓮、俺がちゃーんと育てたるからな…?」
「白石ぃぃぃ落ち着けぇぇっ!!目、目イッとるってっ!!」
「大丈夫や、父親になる覚悟は出来とる」
「全然大丈夫やあらへんやんっっ!!ったく…光も何か言うたって…て、光…?」
「……」
無言で近づいてきた財前に蓮を取られる。
「…俺ロリコンやあらへんのに…アカン…」
「…光ー…?」
「アカンこの蓮さん可愛すぎるやろ持ち帰って一日中弄びたい」
「光ぅぅぅお前もかぁぁぁぁ!!!!!お、落ち着きやっ!!!」
「この大きさならリンのコスいけるんちゃう…?レンもいけそうやなうわアカン」
「アカン光が呪文唱え始めたでっ…!」
「財前?そろそろ蓮こっち渡そうな?」
「何言うとりますのん。俺が責任もって育てますから」
「お前が育てたら蓮の性格歪むやろ。アカンわ」
「そのセリフそのまま部長に返しますわ」
「いや2人とも落ち着きや。蓮育てられるほど俺らここにおれんし…あっ」
「「!!」」
『〜っ!!』
財前に抱きかかえられていた蓮が身体を上手いこと曲げ、財前の腕から抜け出し地面に飛び降り、謙也の足にひしっと抱きつく。
『くりゃもひかりゅも怖いからいやーっ!!!けにゃがいいのっ!!!』
「なっ…!」
「「……」」
あ、俺今すごい顔しとる。
「フフッ、蓮もおもろいこと言うなぁ今なら怒らへんから俺んとこ戻っといで?」
『ヤッ!くりゃイヤっ!!』
「……」
「部長ざまぁ。…蓮さん、やっぱ俺んとこがえぇですよね?」
『ひかりゅも怖いからイヤーッ!!!』
よりぎゅーっと謙也の足に掴まり、バタバタと暴れる蓮。
当の謙也はただただ顔を赤くするだけ。
「蓮もこう言うとるんやし…と、とりあえず落ち着いて元に戻る方法考えようやっ!なっ?」
「財前、しゃあない協力プレイや」
「おん。今だけっすからね」
『ひっ!!』
謙也の言葉なんかには耳も傾けず、じりっじりっと財前と共に蓮に近づく。
『やぁっ!!けにゃぁあああ助けてぇぇぇ!!!』
「お、おんっ…2人ともえぇ加減にせぇっ!」
また泣きだした蓮をひょいっと抱きあげる謙也。
チッと舌打ちしながらも小さな蓮の手を握る。
「蓮ー?そろそろ怒るでー…?」
『うわぁぁぁん怖いよぉぉぉ!!!!』
「ちょっ、白石っ…ってうおっ!?光っ何してっ…!」
「何って謙也さんごと蓮さん抱きしめとるんすわ。あー蓮さんの足ふにふにしてて気持ちえぇ…」
「うわぁぁぁぁ!?!?やめっ落ち着きや光キモイわっ「なるほどなぁ…ほな俺も」
「!?ぎゃぁああ!!!!!」
財前に習い俺も正面から謙也ごと蓮を抱きしめる。
俺と財前に挟まれている蓮と謙也、という何とも恐ろしい光景だが蓮の柔らかい腕が頬に当たってエクスタシーや。
『うわぁぁぁぁ助け゛て゛けにゃぁぁああ!!!!!』
「誰か俺も助けてやぁああ!!!!」
と、そのとき、
「「「!!!」」」
『ひゃあっ!!!』
突如光が俺らを包み、堪らず目を閉じる。
…と、俺の腕の中にあった温もりがみるみるうちに大きくなっていく。
光が治まり、そっと目を開けるとそこにはいつもの蓮が。
「「「……」」」
『……』
正確には俺と謙也と財前の3人ニガッチリホールドされている蓮が今にも白目を剥きそうな勢いで目を見開いている。
『いぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!』
後に話を聞けば、あのチャラい神様がまた特殊な機械に勝手に触れたようで。
数分後謝罪の電話がかかってきた。
それにしてもなかなかえぇ体験ができたなぁ…なんて、蓮に言ったら怒られそうやけど。
(写メっとけばよかったっすね…クソッ…)
(でもしっかり感触は覚えとるで。んーエクスタシー!)
(けにゃアカン寒気が寒気が止まらない)
(お、落ち着きや!(でも確かにあの蓮はホンマ可愛かったわ…いや、元から可愛ぇんやけど…))
以前晄さんに差し上げたやつをうpしてみました\(^o^)/
ロリ蓮ちゃん+変態×2+ヒヨコ。
ちょっと危ないシーンありましたが大丈夫です蔵光はそんな気はないです大丈夫大丈夫。
ロリ化っておいしいですよね(^ω^≡^ω^)
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