君を想う



泉 孝介くん…。

いつも周りの皆に色々厳しいことを言っているけど本当は、ちゃんと皆の考えてくれている友達思いの優しい人…。

だから
だから…私は貴方に恋をしたんだと想う。

私は親友のまりちゃんに相談をした。


「あまねは十分可愛いんだからさ、告白しちゃえばいいじゃん!」


簡単に言ってくれるじゃないの、はぁ…。そんなこと言えたら苦労しないんだけどねえ…。

「どーした?桜井、でっかいため息吐いちゃって」


「あのですね…って、うわあ泉くん!?」

「プッ…何だよ、ため息ついたり、驚いてみたりで大変なやつだな、お前」



ぎゃああ!!泉くんに、笑われちゃった…。あ、でも、笑った顔も好きだな…って、ちょ!!あまね、今何て言った!?”好き”って言った!?

禁止、禁止!!"好き"って思ったり、言ったりするのも禁止!


「ぷっ!ちょっおまっ!何急に赤くなったりするんだよ、まったく…本当、桜井見てると飽きないってゆーか。面白いよな。」

「お、面白くなんかっない、です」

「いやいや、面白いって。…だって俺、桜井のそういうとこ結構好きだし…。」

「えっ!?」

い、泉くんがあたしのことを好き!?う、嬉しい。嬉し過ぎてこのまま死んじゃいそうです!!

「ん、どーした?桜井?」

「あ、あたしも泉くんのこと好き…です」

「…お、おう。サンキューな桜井」

「「…………。」」



((これって、もしかして告白!?))



(泉くんたらいつもあまねのコト見てるくせに告白も出来ないなんてねー。まぁあまねもなんだけどねぇ…)


はぁ…。とため息をつくまりちゃん。


(実は自分が分からないだけで想いあってる2人。

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -