・湊×ショタ遥(13歳前後)
・R18だよ!いいんだねっ?


「ん……?」

薄い掛け布団からの重みがのしりと増し、湊はうっすら目を開ける。横向きで寝ていたおかげですぐにサイドボードの時計が目に入り、夜勤から帰宅して以来まだ三時間も経っていないことがわかる。どうりで瞼が重いわけだ。

「ごめん……朝ご飯先に食べてて。俺眠い」

ごそごそと頭まで掛け布団に潜ろうとしたが、そのタオルケットはあっけなく剥ぎ取られる。覆うものがなくなった湊は小さく身震いした。

「起きろっ! 寝るどころじゃないっ」

「あれ……?」

口調は遥そのものなのに、なんとなく違和感を覚える。いつもより声が高いような気がした。仕方なく起き上がってみて、湊は目を剥いた。

「誰っ!?」

「誰も何もあるか! 何でこんなことに……」

目の前にいるのは確かに遥本人なのに、身長が若干縮み、全体的に幼さが残る姿となっている。まるで初めて会った時のようだ。

「な、何? なんか変なもの食べたか?」

「知るか! 起きたら…こうなってた」

立ち上がった湊と比べれば、やはり遥の身長は現在より十センチも低い。推定十三歳前後といったところか。

「まぁ、たぶん夢だよ。ほら」

「いたっ……くない…?」

柔らかい頬をむにゅっと掴めば、途端に牙を剥いた遥も不思議そうに首を捻る。

「痛くないだろ? だからそのうち、現実に戻れるよ」

「ん……」

とりあえず安心したらしい遥の髪を撫でてやり、小さな体をそっと持ち上げる。

「離せっ」

「まぁまぁ。あー、服だぼだぼじゃん。かわいいなぁ」

ベッドに腰掛け、遥を膝に抱き上げてすりすりと頬摺り。遥はいやいやとかぶりを振った。

「声も高いし、ちっちゃいし軽いし……ほんと、初対面の時みたい」

「うるさい! 夢から覚めたいならさっさと寝ろ…っ」

「誰も覚めたいなんて言ってないけど? 俺はむしろ…もうちょっと堪能したいな」

と言うと、さわさわと怪しく太腿のあたりを撫で回してくる。危険を察知した遥が素早く膝から下りようとしたものの、細いウエストに湊の腕がぐるりと巻きついてしまった。

「せっかくだから楽しまないと。どうせ夢なんだ、いいじゃん」

「いっ、やだぁ……ひっ」

太腿を触っていた手が徐々に上がり、体をまさぐってくる。ぞわぞわと背筋を駆ける感覚に、遥はきつく湊にしがみついた。

「…遥がどうしても嫌ならやめてあげるよ?」

「っ……」

頬をぺろりと舐め、湊が優しく尋ねてくる。その問いがどこまでも意地悪の延長であるのは明白だが。

「勝手にしろ……っ」

「うん」

予想通りの答えに湊は頷き、柔らかい体を探る手が動き始める。遥はびくりと華奢な肩を震わせた。

「ぁ、あん……っ」

寝間着代わりのシャツに手が潜り込み、胸の尖りをそっと弾く。こぼれた声はいつもより高く上擦っており、遥も驚きと羞恥に顔を赤くした。

「んっ、ん……っ」

両方の乳首をくりくりと指の腹で揉まれて、遥は思わず手のひらを口にあてて声を殺す。

「ほら、なんで口押さえちゃうの。お兄さんに聞かせて?」

「だ、誰がお兄……ふぁっ」

幼くなっても、体は湊の愛撫をきちんと覚えているらしい。触れられればあっけなく反応し、体の奥がずくずくと疼くような感覚にとらわれる。
しかし、湊の片手がするりとへそを通って下腹部に行き着くと、遥は慌ててその手を掴んだ。

「やっ、だめだ……っ」

「なんで?」

問いかけている間も器用に左手で胸を愛撫しながら、湊はハーフパンツの上からゆっくりとそこを撫でる。遥が甘い吐息をこぼした。

「んぁ……っ、い、今とちが……うっ」

「あ、ちっちゃ……げふっ!」

すかさず遥が湊の腹に肘をめり込ませる。だがそれで制止が疎かになり、その隙に湊の手がハーフパンツと下着の中に潜り込んだ。

「あっ、やぁ……っ」

「言ったじゃん、夢だって。肘打ちも痛くないんだよ」

くすりと湊が笑い、いつもよりは小さなそれをゆるゆると扱いていく。膝の上の体がびくびくと跳ねるのを楽しみつつ、形のいい耳にべろりと舌を這わせた。

「ふあぁ! あっ、も……やっ、やめ……っ」

敏感な耳に、ぬるぬると舌が滑る。性感帯をいくつも同時に責められ、遥の自身からはとろとろと蜜が溢れた。

「こんなに濡らして…えっちな子供だな。これウエスト緩いし、汚しちゃうから脱ごうか」

「やっ、みるな……ぁっ」

ハーフパンツと下着が腰を滑り落ち、反応しきった遥自身がふるりと揺れて露わになる。耳元で、湊の吐息が荒くなったのがわかった。

「ひゃっ」

軽い体がベッドに投げ出され、その上から湊が覆い被さってくる。

「どうしようね……はぁ、思ったより興奮するみたい」

「あっ、あ……!」

ボトム越しの熱が、太腿にぐりっと押しつけられる。欲情がむき出しになった瞳を見つめるのは恥ずかしくて、遥はふいっと目を背けた。しかし自身よりも奥のほうを探る指の感触に、慌てて上体を起こしかける。

「ま、待てっ! そっちは……はぁっ」

「ん?」

ローションを絡めた湊の指が、閉じられた後孔をほぐしながら中へ進む。遥は力なく首を振った。

「む、りだ……っ、はいら、なっ……んんっ」

「入るよ、大丈夫。優しくするし、ここは夢なんだしさ」

ちゅぷ、と水音を立てながら奥へ進んでくる指に翻弄され、遥は小刻みに体を震わせる。もちろん痛みはないが、指が入るたびに圧迫されているような感じがした。

「あ、やぁっ」

濡れた手のひらがきゅっと自身を掴み、あやすように扱いてくる。小さなそれはぴくぴくと手の中で揺れ、中に入る指を増やされると先端から雫をこぼした。

「イくのは初めて…だな。でもせっかくだから、こっちの初めてを先にもらっとこうか」

「ひ……っ」

とろけた場所に、熱いものがひたりとあてがわれる。両脚を抱えられ、湊の熱がゆっくりと入り込んできた。

「やぁ……っ、あ、ぁっ」

やはり子供では負担が大きいのか、快感より体を開かれる苦しさのほうが勝っている。じりじりと辛抱強く自身を呑み込ませ、ようやく湊はふぅと満足そうに息をついた。

「いい子だね、遥」

「はぁ、ぅ……っ」

繋がった場所がじくじくと熱く疼き、湊の鼓動が響いてくる。体のせいか、いつもよりずっと深いところまで満たされている気がした。

「お……なか…」

「ん? お腹?」

「あつ…い……っ」

熱に浮かされた遥の言葉に、湊は苦笑をこぼした。

「だめだよそんなこと言っちゃ。我慢してあげてるのに、動きたくなっちゃう」

「あ……っ」

繋がりをそっと揺すり、湊は遥の額に唇を落とす。意味を汲んだ遥が小さく頷けば、指の痕がつきそうなほど強く太腿を掴まれた。

「ぅあっ、あ、んんっ……!」

「ん……狭くて、気持ちいい」

ぐちゅ、と熱が押し込まれるたびに圧迫感はあるが、徐々にそれも和らいでただただ快楽を貪るように追っていく。その上、湊の手が中心をやんわりと撫でてきた。途端にびくびくと遥の腰が跳ね、絶頂がすぐそこに迫ってくる。

「あぁっ、やっ…ん、もぅ……っ」

「イきそう? 俺も…出して、いい?」

「ば…っ、だめに、きまって……っぁあ」

ただでさえ狭い内部に、これ以上質量を増やされたらどうなってしまうかが怖い。遥は髪を乱してかぶりを振ったが、湊は薄く笑っただけだった。

「ごめんね。夢だから許して?」

「あ、あっぁ……!」

訳がわからなくなるほど揺さぶられ、弱いところを先端で突かれる。低く掠れた声で名前を呼ばれた瞬間、遥は大きく体を震わせて達していた。

「んん、んぁ……!」

唇を合わせ、夢中で舌を絡ませ合いながら、体の奥に熱いものが叩きつけられたのを感じる。ふわふわとした特有の余韻の中で、遥はそっと目を閉じた。


***
これ実は湊じゃなくて遥の夢なんだよっていう。ショタペロペロ(*´Д`)

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