:: お月見その後
2013.09.21 (Sat) 10:11

・お月見の翌日


ピンポーン

佳「はいはーい」

湊「おはよ。これ、昨日作った月見団子だけど食べるか?」

佳「食べる! 守山にももらったけど!(`・ω・´)」

湊「ああ、そうだと思って若干少なめにした」

佳「ちなみに何個?」

湊「6個」

佳「そかそか。じゃあちょうど10個ね」

遥「じゅっ……(゜゜)」

佳「団子の10個くらいなんてことないわよ遥ちゃん^^」

湊「遥は1個で十分らしいからな」

ガチャ

凌「朝から騒がしいと思ったらお前達か」

湊「えっひど! 騒いでないだろっ」

佳「そうよそうよ、ロリショタコンに言われたくないやいっ(`д´)」

か「あっ、皆さんおはようございまーす」

佳「かりんちゃあん! 守山があたしたちのこといじめるのっ(抱)」

凌「抱きつくな( ̄_ ̄#)」

か「あの、せっかくですからお茶でもどうですか? 玄関先で立ち話もあれですし……あっ、ごめんなさい。先輩のお家なのに僕…(´・ω・`)」

凌「いや、構わない。ここはお前の家でもあるだろう(ドヤァ)」

佳「なんか腹立つ」

湊「相変わらずかりんくんには甘いよな」

か「ほぇ……(*´д`)」

佳「かりんちゃーん」

か「は、はい! すみません、どうぞ上がって下さい(/Д\)」



か「お茶淹れますね。あと、昨日飾った果物があるので剥いてきます」

凌「手伝うぞ」

か「ありがとうございます^^」

佳「はー、この団子うま…(´ω`)」

湊「ルシ、まさか朝ご飯……」

佳「そうよ、これ。食料尽きてたから」

湊「買い物行けよ;」

か「えっ、成島さんご飯食べてないんですか! えっとえっと、先輩、食パン…」

凌「好きに使っていい」

か「はいっ。成島さん、ちょっとお待ち下さいね」

佳「あーごめんね、気遣わせちゃって^^;」

か「いいえ。この間じゃがいもいっぱい頂きましたし、そのお礼です。よいしょ……はい、どうぞ」

佳「ありがとー。サンドイッチなんて食べたのいつぶりだろ(´∀`)」

湊「お前の食生活がマジで怖い」

遥「(こくこく)」

凌「そういえば小宮。団子は作ったのか」

湊「今ルシが食ってるそれ」

凌「そうか。かなり雑な教え方だったがお前は問題なかったようだな」

佳「つーか団子作るあんたたちの女子力のほうがよっぽど怖いわ(´д`)」

湊「あ、そうだ。この前、作り方教えてほしいって言ってたやつあるだろ」

凌「マフィンだな」

佳「おい」

湊「なんか紙ある? メモするけど」

佳「おいお前ら」

凌「ああ。これでいいか」

佳「おーいっ; あぁもう……なんなのあいつら」

か「でも、先輩が作るおやつはおいしいので楽しみです^^ 昨日のお団子もおいしかったですし」

佳「お月見かー。あたしはサークルの部室にいたわ」

か「サークルですか?」

佳「そう。お月見といえばうさぎでしょ。サークルの一番かわいい子(♂)にバニーを……!」

か「あ…あー、そうなんですか^^;」

佳「もちろん、いつかは遥ちゃんとかりんちゃんも…<●><●>カッ」

遥「……;」

か「は、はい、それはいずれ、別の機会に;」

佳「うんうん。あ、でもさぁ。月っていうとあれだよね。月が綺麗ですね〜的な」

か「あいらぶゆーですか?」

遥「は……?」

か「あれ、知らないですか?」

佳「有名なんだけどね。昔のとある文豪さんによると、"I love you."は"月が綺麗ですね"なんだって」

遥「………………Σ」

か「あれ? 桜井さん?」

遥「と…っ」

か「と?」

遥「トイレ……っ///」

だだだっ

か「えええ(OoO;)」

佳「あはは、遥ちゃん耳まで真っ赤だったわ( ´艸`)」



遥「うぅ………(/Д\)」

遥「(なんだあいつ……ばか…///)」


***
そんなお月見でした。

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