:: ドーナツを買いに
2013.08.30 (Fri) 15:13

・某ドーナツチェーン店に来た遥
・店員に対するビビりようをお楽しみ下さい


店員「いらっしゃいませ、こちらでお召し上がりですか?」

遥「ぇっ…ぁ、いいえ…」

店員「お持ち帰りですね。ご注文をどうぞ」

遥「ぽっ……ぽんで…」

店員「はい、四種類ございますが」

遥「えっ…(四種類!?)」

店員「こちらはプレーン、チョコレート、抹茶、期間限定のマロンがございます」

遥「ぇ……あ、あの(汗)」

店員「はい?」

遥「ふ…ふつうの…」(←もはやプレーンの意味さえ理解できない)

店員「プレーンでございますね」

遥「Σはっ」(今更気づいた)

店員「お一つですか?」

遥「ひっ…一人暮らしではない…です」(意味不明)

店員「……? ではおいくつになさいますか?」

遥「あ…一つで (俺は食べないから)」(結局は一個)

店員「はぁ、かしこまりました」

遥「Σ(何かおかしなことを言っただろうか……ならルシにも買ってくか) あの、やっぱり二つ下さい」

店員「(え?) は、はい、かしこまりました」

遥「(もう嫌だ帰りたい人怖い(/Д\))」

店員「こちらになります。200円ですね」

遥「(200円? あいつが買った時は252円だった……Σまさか騙されているのか?)」(100円セールを見落としている)

店員「あの……」

遥「は…はい(いやもういい早く帰りたい)」

店員「はい、ちょうどお預かりしますね。レシートでございます」

遥「(やっと帰れる…)」

店員「あっお客様、商品をお忘れです!」

遥「あ……すみ…ません…(/Д\)」


〜〜〜


湊「えっ、ポンデ買ってきてくれたのか? ありがとー遥( ´艸`)」

佳「あたしにまで? ありがと遥ちゃん、おいしいわー」

遥「……;」

湊「どうした? なんか浮かない顔してるけど」

遥「ふ……普通の味か」

佳「? うん、いつも通りよ」

遥「……そうか…(今日は原材料がたまたま安かったのか…)」(だから100円セールだって)

湊「でも遥えらいな、ちゃんと買って来れたんだ。店員と話せたか?」

遥「Σ! あ……当たり前だ」

佳「何言ってんのよ小宮、心配しなくたって遥ちゃんは大丈夫よ。ああいうとこの店員で怖い人なんていないでしょ」

湊「そっかぁ? 遥なら慌て過ぎて、会計済んだ途端に買ったもの置いて帰っちゃいそうだぞ」

遥「(うっ……;)」

佳「そんなドジっ子いるわけないでしょーが」

遥「(もう二度と行きたくない…(/Д\))」

湊「遥はやりかねない気がするんだけどさ…ま、いっか。ありがとな^^」

遥「ん……///」


***
知らない人と接するとアワアワしてしまう遥でした。

prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -