:: 女王と下僕
2013.08.08 (Thu) 14:28

湊「ただいまー」

パシッ!

湊「ぎゃーっ! なんだよいきなりっ、縄跳びの縄なんか振り回したら痛いだろっ」

遥「帰りが遅い」

湊「いやいやっ、だからってそんなドアの前で待ち構えなくてもっ」

遥「黙れ豚野郎」

湊「何があったの!?」

遥「腹が立つ時はそう言えばいいとルシが」

湊「あいつはっ…教育に悪いことばっか教えやがって…っ(棚上げ)」

パシィッ

湊「いったぁ!(泣) ていうかもしかして…それムチのつもりか;」

遥「うるさい豚野郎」

湊「まずその呼び方をやめようか´`;」

遥「逆らうな。跪くか這いつくばれ」

湊「なんて言葉を教えてんだルシ;」

パシッ

湊「痛いって! 俺遥と違って痛いのは感じな」

バシッバシッ

湊「わかったわかったっ、ごめんなさい! 跪けばいいのな、よいしょ」

遥「ん」

湊「で、お前はソファに座るわけね;」

パシッ

湊「痛い(泣)」

遥「誰がお前だ」

湊「じゃあなんて呼ぶわけ? 女王様?」

パシッ

湊「…すみませんすみません。遥様は女性じゃありませんでした」

遥「ふん…」

湊「で? 遅くなったお詫びに足でもペロペロすればいいのか…いや、いいんですか?」

遥「変態!」

バシッバシッ

湊「マジで痛いから! 痕ついて誤解されたら嫌だろ!; てか違うの? 跪いたら足舐めるもんじゃないの?」

遥「そっ、そんなことするな…///」

湊「(お? 照れてる?)へー……じゃあ」

ぐいっ

遥「なっ、離せ! あ」

湊「はーい、縄跳び没収な」

遥「どういうつもりだっ、この豚やろ…」

湊「そんなこと言う子は下僕が正してあげないとな〜」

ペシッ

遥「や、やめろ! 叩くなっ」

湊「さっき散々俺のこと叩いたのに? こんなの軽いもんだろ、遥様のビンタに比べたら」

ペシッ

遥「うう……離せ…///」

湊「こんな叩き方じゃあ虫だって殺せないよ。それに? 割と嬉しそうじゃないですか、遥様?」

ペシペシ

遥「嬉しいわけあるかっ、早く離せっ///」

湊「下僕にお尻ペンペンされて喜ぶようじゃ、豚野郎なんて言う資格ないなぁ^^」

遥「喜んで、ないって言って……っ///」

湊「今度俺をお仕置きしようとしたら、今みたいに服の上から、なんて優しいことはしないからね(にっこり)」

遥「(/д\)プルプル」

湊「それじゃ、ごめんなさいを言ってもらおうかな」

遥「だ、誰が…っ///」

湊「あれ、叩かれたいの? 上手に言えたらやめてあげようと思ったのに」

遥「う……っ」

湊「ごめんなさい、は?」

遥「……」

湊「ほら、遥様?」

遥「っ……誰が言うか豚野郎」

湊「へー^^#」

遥「((;゜д゜)ガクブル」

湊「まだそんなこと言う余裕があるなら、きつーくお仕置きしてあげないと直らないんだな」

遥「い、や……その…(/д\)」

湊「覚悟して下さいねー遥様。主人の後学のためなら…身を切られるような思いですが、下僕は厳しく処置を施しますよ^^」

遥「…………;;;」


***
お馬鹿な遥。この後の展開は皆さんの胸の中に…いや投げてませんよ、投げてませんとも

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