:: 犬派と猫派 2013.07.21 (Sun) 02:14 『今日のにゃんこ 東京都××区にお住まいの……』 湊:かわいいな。白猫だ 凌:ああ 湊:お前、かわいいもの好きじゃん。動物はどうなんだよ 凌:小さくて愛らしい動物なら好きだ 湊:猫も? 凌:猫は…見るだけならいいが、実際に触れてそっけなくされるのが何とも言えんな 湊:じゃ、犬派? 凌:ああ。あのつぶらな瞳で甘えてくる子犬は絶景だ 湊:えー、俺はどっちかっていうと猫派かな。なんかね、追いかけられるよりは追いかけたいんだな 凌:……そうだろうな 湊:犬って、割と誰にでもきゃんきゃん懐くじゃん。猫はそういうのないし、つんとしてるほうが惹かれるっていうか 凌:俺にはわからないが、要はそっけなくされたほうが火がつきやすいということか 湊:んー、"みんな大好き"の"みんな"には含まれたくないんだ。それなら、ちょっと嫌われてもいいから特別になりたいね 凌:嫌われたら元も子もないだろう 湊:嫌われたら、それ以上は落ちようがないだろ。あとは好かれるだけだ 凌:どこまでもポジティブだな 湊:お前も少しは見習ったら? 凌:俺は別にネガティブではない 湊:あー、うん。遥のほうがネガティブかな 凌:桜井……いや猫は、俺が帰ってもただいまなど言わないだろう。犬は喜んで駆け寄ってくるが 湊:お帰り!待ってたよ!^^って感じで懐かれたいんだな 凌:敬うものはきちんと敬う。その礼儀もなっている 湊:まぁ、猫はある意味自分が中心だしな 凌:しっぽを振って、目に見える形で慕情を示しているほうがいい 湊:ははぁ、ツンデレはまどろっこしいと 凌:どうもわかりにくい。わざとそっけない態度を取るというのが理解できないな 湊:それよりは、好き好き!^^ってのを表してほしいと? 凌:そうだ 湊:うん、かりんくんは子犬っぽいもんな。お手って言われたらほんとにやりそう(笑) 凌:………(´ω`) 湊:あの…無言で悦に浸るなよ怖いから 凌:お前が言い出したことだろう 湊:いや、そうだけど…はい 凌:ふと思ったが……桜井はおそらく犬派だろうな 湊:へ? 凌:慕われている安心感があるほうを好むと思う 湊:確かになー。寂しがりだし、犬みたいにぺろぺろしてくる奴のほうがいいかもね。はは、俺? 凌:ところ構わず抱きつかれては駄犬と叱られるだろう 湊:ところ構わずとかお前に言われたくねーし(´ε`) 学食、あーんしてやってるだろ 凌:気をつけてはいる。だが無意識にやっているようでなかなか直らない 湊:ああ…子犬に餌あげる感覚なんだろ 凌:……(´ω`) 湊:だから妄想やめろ; ……いーよな、素直に食べてくれるなら 凌:桜井は警戒心の強い野良猫のようだ 湊:そうそう、あーんしても食べない時のほうが多い。我が侭多いしすぐ怒るし冗談通じないし野菜嫌いだし… 凌:? 答えが微妙にずれているぞ 湊:でも、不遜で高慢なその態度をどういうふうにしつけ直してやろうかなって考えると楽しいんだな〜これが 凌:………; 湊:ん?^^ 凌:いや……何も言うまい *** S降臨(´ω`) ↑main ×
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