:: 翼のお便りコーナー 2013.07.19 (Fri) 00:08 翼「やぁ諸君、こんばんは。相変わらず暑いが体調など崩していないだろうね? 君たちのことを思うと心配でたまらないよ、ぐったりしてないかい?」 凌「(ばたっ)」 翼「ぎゃああ! なんだ君はっ!」 凌「いや……昨日からろくに寝ていないだけだ」 翼「だったら寝ればいいだろう!」 凌「そう思ったが見えない力によってここへ運ばれた。独特のセンスでお前を援助しろと」 翼「独特すぎて私がついていけないのだが; だいたい、こういうお便りコーナーのアシスタントは美しい女性、いや桜井でももちろんいいがそれなりの…」 凌「…俺に女装しろと?」 翼「誰がそんなこと言ったかい(^ω^;) まぁいい、時間もないので始めるとしよう」 凌「このハガキの束から選べばいいのか」 翼「そうだ」 凌「8歳…いや6歳……」 翼「子供を選抜するな(´ω`;)」 凌「……ん」 翼「これかい。えー、男性(19)からか」 『同居人の前で素直になれない。い、一応……恋人だ』 翼「ふむ、これまた奥手な男がいるものだな」 凌「恋人の前だから素直になれないんだろう」 翼「そうだな、所謂ツンデレというやつだろう。無理して直そうとしなくても、恋人が好いてくれるならいいのではないか? ただ、謝る時や礼を言う時だけはきちんとしなければな」 凌「ああ」 翼「君も何か言いたまえ」 凌「19……」 翼「なんだそのテンションの下がりようは」 凌「大の大人の相談などなんの興味も」 翼「それ以上は言うなっ!; えー、次のお便りに進もうか。今度は私が選ぼう」 がさがさ 翼「喜べ、9歳の子供からだ」 凌「俺が読もう(バッ)」 翼「最初からその本気を出したまえ;」 凌「『この前、兄ちゃんと兄ちゃんのお友達が住んでいるおうちに遊びにいきました(ひとりで電車乗ったよ!)』 えらいな、よくやった」 翼「いいから早く読め;」 凌「『疲れてたから夜は9時くらいに寝ちゃったんだけど、夜中に目が覚めたから隣のお布団を見たら兄ちゃんがお友達をおしつぶすみたいにしてました』」 翼「ちょっストップ! 確実に放送コードに引っかかるっ!(゜д゜)」 凌「そうだな……純粋無垢な子供に教えるにはあまりに忍びない。いいか、Yくん(9)。それは単なる全身圧迫をしていただけだ。友人が霊に憑かれていたため、君の兄は全身を押して霊を出ていかせようとした。以上」 翼「代わりに恐怖を植えつけてないか?;」 凌「不満ならこう言うか。君が目撃したものは本来夫婦になった男女が子をなすために行」 翼「やめろぉぉぉ!(/д\) わかったもう除霊説でいい!」 凌「ん、次は女性(19)らしい。任せた」 翼「君、本当に何しにきたんだい(´д`)」 『隣の部屋でいちゃいちゃしてる声がなかなか聞けないのよねぇ。聴診器あったら聞けるかな』 翼「…そんな不純な動機で聴診器を買う奴がいるかい」 凌「隣人の逢瀬に何故そこまで心惹かれるかはわからないが、直接隣室に行ったほうが早いと思うぞ」 翼「最近は集合住宅の人間関係が希薄だからな。面識がないのかもしれん」 凌「ならばその機会を壁越しに窺うしかないだろうな」 翼「そうなるね。では次……ん、男性(18)か」 『僕、会いたくて会いたくていつも恋人さんのおうちにお邪魔しちゃってるんです。ご飯作ったり洗濯したり、なるべく自分ができることでお手伝いしてるつもりですが、しつこいって思われてないか心配です…』 凌「これはいい18だ」 翼「単に子供っぽいだけだろう! いいも悪いもあるかっ;」 凌「恋人に尽くされて嫌な気持ちになる人間はいないだろう。安心してこれからも通えばいい」 翼「む……まぁ、そうだな。きっと相手も、君のそんなところを気に入ったのだと思うぞ」 凌「しかし…この子の恋人とは気が合いそうだ」 翼「同盟を組めそうだな。さて、最後のお便りに…」 『テスト期間だからか恋人が冷たくて寂しいよぉぉ! 俺もう下半身が爆発し』 パタン 翼「……帰ろうか(^ω^)」 凌「……ああ」 *** 以上、長風呂コンビがお伝えしました。 ↑main ×
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