:: 子はるvs遥 リターンズ
2021.02.14 (Sun) 22:09

・子はるvs遥 リターンズ


?「おきろ」

遥「……ん…?」

?「おきろっていってるだろ」

遥「!? (まさかどろぼ…)」

?「おきろ(・ω・)」

遥「…………;」

子「あ。さてはおれのこと、わすれてるんだろ」

遥「忘れてない」

子「ほんとに?(´・ω・)」

遥「忘れるも何も…ほぼ自分だろ」

子「ちがうもん。おれ、はるか」

遥「俺もそうだ」

子「でもおれはおまえじゃないもん。すなおだもん」

遥「うるさい。何しに来た」

子「みなとどこ?(´・ω・)」

遥「バイト」

子「やっぱりばいとか。かえってくるまで、そうじしてやろ」

てくてく

子「ころころ(`・ω・)」

遥「(カーペットにコロコロかけてる…;)」

子「むう。おまえもさぼってないでやれ」

遥「やらない。俺は寝る」

子「そーやってみなとにあまえてると、あいそつかされちゃうんだぞ」

遥「(怒)」

子「しょーがないな、こどもなんだから。すぷらとーんみたいにやるぞ、ぶーん(`・ω・)ノ」

だっだっ

遥「(寝られない……(-_-;))」

遥「静かにしろ。下の階に迷惑だ」

子「ぶーん(`・ω・)」

遥「(聞いてない;)」

子「けっこうごみついてるな。あ、みなとのかみのけ。えへ」

遥「(こいつがいると調子が狂う…)」

子「ぶーんおわり。てれびのとこにふくやつあるから、これでほこりとろう」

遥「掃除は上からだろ」

子「うえから?(・ω・)」

遥「コロコロかけてからテレビの埃落としたらまた床が汚れる」

子「Σはっ。ばか、はやくいえ」

遥「;」

子「しょーがない、ほこりおとしてからもっかいころころしよ(´・ω・`)ショボン」

子「ぱたぱた、ふきふき」

子「んっ、とどかない」

遥「…………、貸せ」

ごしごし
ぱたぱた

子「(゚ ゚ )」

遥「お前は低い場所だけやれ。それが終わったら掃除機だ」

子「ころころしたい(´・ω・`)」

遥「先に、掃除機で大きいゴミを吸わないと意味ないだろ」

子「むう。じゃ そうする(´・ω・`)」

ふきふき
ブーン(掃除機)

子「きゅーいんりょくのかわらないただひとつのそーじき(`・ω・)」

遥「(-_-;)」

子「で、きゅーいんりょくってなに? みなとにもきいたけどわすれた」

遥「吸う力」

子「すーちからだとださくない? かっこいい、きゅーいんりょく(`・ω・)」

遥「(なんであいつはこいつと会話が成立するんだ…)」

子「こっちのゆかは、あれだろ。くっくいるわいぱー」

遥「クイックルワイパーだ」

子「くっくいるじゃなかった(´・ω・`) これもすぷらみたい。ぐいぐい」

ふきふき
コロコロ

子「できた(`・ω・) みなとほめてくれるぞ」

湊「ただいまー。遥ー、今日唐揚げ……わっ! はるかじゃん、来てたのかー(^^)」

子「みなとっ」

ぎゅうっ

湊「よしよし。お、もしかして掃除してくれた? 床ピカピカだなぁ( ´∀`)」

子「そ、そーじ、してやった。ひまだったから///」

湊「ありがとな、助かったよ。さすがはるか」

子「えへ…(/ω\ )」

遥「(T_T)」

湊「拗ねないの。遥もありがと、手伝ってくれて」

遥「こいつがうるさいから…」

子「うるさくないもん。おまえがごろごろなまけてるから、てつだわせてやったんだろ」

遥「何様だ(怒)」

湊「ま、まぁまぁ。ほらほら鶏肉だぞー、今日は唐揚げと煮物だぞー」

遥「ふん……」

子「からあげー! おれもたべるー(`・ω・)」

湊「もちろん。いっぱい食べていいからな。っと、その前に」

ガチャ

子「?れいぞーこ?」

湊「多めに作っといてよかった。はるかにも、はいバレンタイン」

子「ちょこけーき! あ、おれ、なんにもよういしてない(/-\)」

湊「いいよいいよ、今度お返し待ってるからさ(^^)」

子「じゃ、おれはこんどにする。ほら、おまえもみなとにあげろよ(・ω・)」

遥「! そ…んなものはない(`ヘ´)」

湊 子「えっ(゜д゜)」

遥「……;」

子「ずっとごろごろしてたくせにー。ていっ、ばかばか、みなとないちゃうだろ( `Д´)」

湊「大丈夫だよはるか、怒らなくても。顔見ればわかるって」

遥「Σ」

子「かお?」

湊「ほら、ちょっと気まずそうで恥ずかしそうでしょ? ちゃんと用意してくれてるんだよ(^q^)」

子「??? じゃ、なんでうそついたの?」

湊「なんでだろうな、ふふ(笑)」

子「ぜんぜんわかんない。あるならはやくもってくればいーのに(´ 3`)」

遥「うるさい(怒)」

すたすた
バタンッ

子「あいつ、へんなところでおこるのやだ」

湊「そっか? 変なところで怒るのかわいくない?(笑)」

子「えー、やだ。おこるやつきらい」

湊「はるかは遥嫌いなの?」

子「むー……みなとがあいつすきなら、そんなにきらいじゃない、かも」

湊「ありがと。よしよし丶(・ω・`) 」

ガチャ

遥「ん///」

湊「わー、ありがと! 日本酒チョコじゃん、ずっと気になってたんだよねこれ!」

子「みなと、よかったな」

遥「…お前にはこっちだ」

子「え? おれにも? なんで??」

遥「…自分のことは、何となくわかる。一応、保険に買っただけだ」

子「とりゅふ! まんまるでうまそう(`・ω・)」

湊「はるかもよかったな。せっかくだから食べよっか」

子「いただきまーす。あむ、みなとのけーきうまい。もぐ、こいつのとりゅふもあまーい( ´∀`)」

湊「んー、風味じゃなくてがっつり日本酒入ってる。うまー」

遥「(もぐもぐ)」

湊「はるか大丈夫か? 食べ過ぎると唐揚げ入らなくなっちゃうぞ」

子「Σあ(・ω・) や、やめとく」

湊「遥もな。あ、肉漬け込んでる間にちょっと体動かすか」

遥「! ばっ…///」

湊「え? ………あ(^q^)」

子「おれ、うんどうきらいだけど、ぼーるあそびならやってもいい(・ω・)」

湊「俺はそれでもいいけど、遥は違う遊びがしたいんだってさ」

遥「ちがっ…///」

子「え、なに? おまえ、うんどうすきだったのか(・д・)」

遥「き、嫌いだ ;」

湊「実はさ、コーティング用のチョコまだ余ってるんだよね。開けたからにはやっぱ使いきらないといけないし…(^q^)」

遥「捨てろ!///」



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