:: リーマンパロ おうち編
2019.12.17 (Tue) 23:00

・リーマンパロあんまり関係ない、家での湊遥


湊「ただいまー! ごめんな、やっぱ遅くなっちゃった;」

遥「んむ(食事中)」

湊「あ、食べてたの。よかった、おかず適当に作りおきしといて(^^;)」

遥「みそ汁、インスタントの使った」

湊「お、えらいな。お湯沸かして溶いたんだ(笑)」

遥「それくらいできる(`´)」

湊「はいはいえらい。着替えてくるよ」

遥「(飯、分けておいてやるか…)」

遥「(ん…? 鞄から赤い箱が…)」

『小宮さんへ
いつもお世話になってます(はぁと)
スイスのお土産です』

遥「(はぁと……(`´))」

湊「あれ、どうし…あ! 違うぞ、それはお得意先からもらったお土産でっ」

遥「なんでハートなんか付いてる(怒)」

湊「いや、そういうノリっていうか…担当窓口で頻繁に顔合わせる人なんだよ。そもそも既婚者だし、それも家族旅行のお土産だし」

遥「……ふん」

湊「ほっ…」

遥「中身、なんだ」

湊「スイスならたぶんチョコじゃないかな」

遥「チョコ…(T_T)」

湊「俺が甘いもの好きなの知ってて買ってきてくれたんだと思う。な、社交辞令だよ(^^;)」

遥「なんだ…」

湊「さ、俺もご飯にしよっと」

かちゃかちゃ

遥「最近、忙しいのか」

湊「新規のお客さんがうちに見学に来たり、大手のところが監査に来たり…って感じで来客対応が多くてさ。技術の方からも人は出してくれてるし、俺は案内メインだけどな」

遥「ふうん…」

湊「夕方ようやくお客が帰ってから報告書まとめたりするもんだから、普段の業務がちょいちょい溜まっちゃって。来週には片づくと思う」

遥「(もぐもぐ)」

湊「で、さ。来週末、ちょっと出掛けない? そろそろスーツくたびれてきちゃって、新しいの買おうと思ってるんだけど」

遥「スーツ…」

湊「うん。今って結構リーズナブルだから、作ってあるの買うよりはオーダースーツにしようかなって」

遥「オーダー…?」

湊「自分である程度選べるんだよ。簡単なものだと、生地と型を選ぶだけのとか。あと、細かく採寸してもらえるから体にもフィットすると思うし」

遥「(こいつ…急に大人に見えてきた…)」

遥「(俺が世間知らずなだけか…(T_T))」

湊「営業って身だしなみとか気遣うもんじゃん? ボーナス出たし、ちょっといいの買おうかなーなんて。だからさ、遥もついてきてよ。俺に似合うの選んで(^^)」

遥「ばっ…そんな、できるわけ…;」

湊「大丈夫、センス云々はほら、ね! 大事なとこは自分で決めるよ、もちろん。店の人もアドバイスくれるだろうし。遥はただ、横で『これも、こっちもかっこいい(はぁと)』ってかわいく振る舞ってくれればそれで」

遥「できるか(怒)」

湊「えぇー、嫁とか彼女に同伴してもらって服買うのって憧れるのにー」

遥「嫁でも彼女でもない(`´)」

湊「そうでした、彼氏(?)か夫(?)だね、うん…違和感すごいな」

遥「(`´)」

湊「まぁともかく、そういう店の人はあんまり気にしないからついてきても平気だって。遥が指輪しててもあーそうなんだって思うだけだよ」

遥「それが嫌だ(`´)」

湊「むぅ。スーツ仕立ててもらって遥の服も買ってどっかご飯行こうと思ってたのに。デートだよデート! 久々じゃん、最近遥お仕事に夢中で休日もインドアだったし!」

遥「う……」

湊「ね?」

遥「……買ったら、すぐ帰る…///」

湊「だーめ、夜景見てから帰ろ。いい感じのレストラン押さえとくし、何ならホテルのスイート泊まっちゃう? 意味違うけど、あまーいはるにゃん食べたいなぁ(^q^)」

遥「帰る!///」

湊「もー、つれないんだから。お客の対応とか接待で最近疲れてるんだよ、ちょっとは構ってよ、ね? はるにゃんの夜のお接待…ふへへ…(^q^)」

遥「(げしっ)」

湊「いて。だってぇ、俺だっておっさん相手にすんの嫌だし、家にいる時はかわいいお嫁さんに接待されたいじゃん」

遥「嫁じゃない(`´)」

湊「かわいいフィアンセにお接待!されたいです!できたら性接待で!!」

遥「ふざけるな(怒)」

湊「ね、ね、契約ほしかったらわかってるよねぇ?ってプレイしようよ今度。なんとか営業ってやつ(*´∀`)」

遥「死んでもやるか(怒)」

ーーー

湊「すう……」

遥「(風呂上がってすぐ…。やっぱり疲れてたのか)」

なでなで

遥「(これ、くらいなら…///)」

なでなで

湊「ん……」

遥「(今日も、一日)」

なでなで

遥「(がんばった、な…///)」

遥「…おつかれ、さま///」

湊「えへへ(^^)」

遥「Σ」

湊「お疲れ様ってぇ!頭なでなでされちゃったーでへーー!」

遥「…………」

湊「あっ(^^;)」

遥「……寝たふりか(怒)」

湊「いやいやっ割と本気で寝かけてたよ! でもなんかきもちいな〜って覚醒しちゃって! それまではほんとに寝てたから!;」

遥「(ぷい)」

湊「ああ! ね、ごめんって! 全然茶化すつもりなんかなくて、ほんと、嬉しかったからつい! 調子乗ってごめん!」

遥「………」

ぽん(膝)

湊「え?」

遥「……あ…たま、乗せたかったら…乗せろ///」

湊「! はーいっ!」

ぽすっ

湊「膝枕ぁ! へへ、へへへ……(^q^)」

遥「眠いなら、寝ていい」

湊「えぇ、もったいないなぁ。もうちょっと堪能してから寝る」

遥「こんな…硬いの、堪能も何も…」

湊「そこまで硬くないし内側はちょっとぷにってるし。俺はいつだってこのふとももぺろぺろしたいもん」

遥「やめろ…///」

湊「(慣れたのかな? 意外と嫌がってない(笑))」

湊「お接待、楽しみにしてるから(^q^)」

遥「やるなんて言ってない///」

湊「(これはやってくれるパターンだ…!)」


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