:: コピペbot_21
2018.11.29 (Thu) 18:53

湊:遥は普段全く笑わず、必要な時以外は口を開かず、たまに発する一言が鋭くて学科内では怖がられているというのに、久々に酔った本日の夜、俺に「あつあつのおもちを馬鹿にするな…っ」と言ってきたのでもう好きになっちゃうよねこれは

翼:ポパイの真似してほうれん草の缶詰を握りつぶしたら全部下から出た。心なしか私の部屋がマッチョになった気がする。

佳奈子:ほうれん草を茹でたものにオリーブオイルと塩、レモンをかけたものを「謎の味になったわ」と小宮に出したら「女の子の相談みたいな味がする……」と言われた。わかる。主題がどこにあるのかわからない味ね。

翼:成島に「最近肩回すと関節から『ギョイッ!』って音がするんだが……」と相談したところ「肩に家臣がいるんじゃない?」とのこと。悪くない気分かもしれない。

かりん:理不尽な体罰を受けた覚えはありませんが、小学校の担任の先生が帰りのホームルームでクラス全員を「今日のお前たちには本当にがっかりした。理由が分かるまで考えろ!」と怒鳴ったので日が暮れても真剣に話し合っていたら急に先生が戻ってきて「今日は俺の誕生日なんだ…」と泣き出したのを思い出しました。いい先生でした。

凌也:電車の中で手袋を外したら勢い余って放り投げてしまい、対面に座っていた成島に決闘を申し込む形になった。

佳奈子:パリに行ってみたいんだけどさ、フレッシュネスバーガーがオシャレとか言ってるあたしみたいな奴が行っても大丈夫なもんかな

翼:新しくできたラーメン屋でチャーハンを食べた。まずかった。大声で「まずい」と叫んでしまった。厨房の奥から「どうすりゃいいのよ」と若い女の子の声が聞こえてきた。慌てて「ねぎはうまく切れてる」とフォローを入れた。

凌也:「Appleサポートの男に『Macを丸裸でお渡し下さい』と言われた」とかりんに言ったら「僕が裸になって渡しますからっ、先輩はならなくていいです!」と。だめだ。むしろだめだ。

翼:隣で小宮が「ラーメン食べると腹減ってくるよな」と人の道に反したことを言っていて怖い。同意した成島も人外認定しておく。

佳奈子:守山とかりんちゃんが「好きだ、かりん」「大好きです、先輩」「いや俺の方が好きだろう」「僕の方が!」とリア充な喧嘩をしていたので「分かった分かった、だから喧嘩しないでよ」と仲裁に入ったら「誰も好きになってくれないお前に何が分かるか」と言われてあたしも喧嘩に参戦した。

湊:学校の窓ガラスがボールかなんか当たって割れてて、犯人が名乗り出ないからHRの時間に担任の先生が全員の目を瞑らせて「割った奴は正直に手を挙げろ」と言ってしばらくしてから「よし全員目を開けろ。田口、職員室に来い!」って言われた時の田口の顔を思い出した。あいつ元気かな。

凌也:昔、かりんが小学生だった頃に勉強を教えていたんだが、理科で「幼虫がサナギになったり、サナギが成虫になることを『変態』というんだ。声に出して覚えてみるか。せーの」と振ったら、にこにこしたかりんが大きな声で「変態!」と叫んでな。…一応もう一回教えておくか

かりん:「自分の分身がもしいたら、分身に日常の面倒を全部任せて自分は昼寝したり旅したりして過ごすのに」と思うことがありますが、もしかしたら僕が分身の方で、本体は今も遊んだり旅したりしてるかもしれないですよね。

翼:通りすがりの学生が「昔肉屋でバイトしてたんだけどたまに凄く良い肉もらえるんだぜ。良い肉は焼いて塩コショウだけで本当に美味いんだ。あとそこで彼女できた」と言っていて視界が赤く染まるくらい嫉妬したことがある。金と女と肉。もうロイヤルストレートフラッシュじゃないか。

凌也:さっき成島に「あんたモルドバっていう国知ってる?」と聞かれたので「首都がキシニョフ」と答えたら、大層気持ち悪がられた。気持ち悪がらないでほしい。

湊:電車の中で押され、手が遥のお尻に当たる体勢に。冷静に悪いと思い手を動かさないように気をつけていたけど、遥が少し頬を染め、お尻を気にするような素振りを見せた瞬間ときめいた。俺の左手が遥に違和感を与えた、その事実にときめいた。男どころか人間として終わった。俺は痴漢だった。しかし隣にいたちょっときれいめの男の子の尻には触りたいと思えなかったから、やっぱりただの変態かと安心して遥の尻を触り続けた。

翼:成島は精神が異常に強くて、ある日唐突に「隣町のほうでセル画の個人講習会やってるらしいから行ってくる」と言って出ていこうとしたので「え?いきなり?『あいつ誰?』みたいな空気になるんじゃないか?」と言ったら「え?そんなこと言われてもこっちもお前誰?って感じじゃん」と言って普通に出ていった。

凌也:かりんが携帯を持っていなかった頃、つい出来心で母親のメールアドレスを【かりん】で電話帳登録して以来、かりんから「シーツ干しておきましたよ」とか「荷物届いてますよ」とか、挙げ句の果てには「今日の夕飯は鯖の味噌煮なので早めに帰ってきてください」などと新妻の如きメッセージが容赦なく押し寄せてきてトキメキに殺されそうになった時期があった。

湊:夏休み中、実家にスイカ畑を持っているルシが「今年はここ5年で最もまずい」「記録的な冷夏だった1993年以降最悪の出来」「去年よりまずい」など、逆ボジョレー状態の名言をLINEで吐いていった。MVPは「あたしがカブトムシなら自害する」。

かりん:食堂で昼食をとっていたら先輩に「なに食べてるんだ?」と聞かれたので「親子丼です」と答えたら「親子丼というのは生物の食べ方的にとてもいいな。最期までいっしょで」と言われて若干動揺しました。

湊:自分のことをかっこいいと思ってる人間はちょっと信用できないけど、いつか遥と二人で眺める用にと夜空にかざすタイプの星座アプリ入れてる俺はどう考えてもイケメンだと思う。

かりん:「彼をドキドキさせるサンタコス」という字面を見て、どんなメキシコ料理ですかねと言った僕に珍しく肩を震わせていた先輩。

凌也:今日寄った雑貨屋で、店の奥から綺麗な毛並みの三毛猫が出てきて、手を差し伸べるとひとしきり匂いを嗅いだ後に頭をうりんうりん擦り付けてくる奴だったから危うく変なバッグとか買うところだった。猫はまずい。猫はまずい。

佳奈子:付き合う前までは全部魅力的に見えたのに、いざ恋人になると途端に悪い面が見え始めるってのを漫画で読んだことあるわ
湊:ゲームでよくある、敵だったキャラが味方になると弱くなるシステムだろ
佳奈子:恋愛対象って敵扱いなわけ?
湊:じゃないと『惚れさせたもん勝ち』とか言って勝敗を決めたがらないだろ

佳奈子:さっき夏風から「コンビニでスパイシーチキンというものを売ってたから買ってみたが、鶏肉と遜色なかった。シーチキンもここまでできるようになったか。ところで何がどうスパイなんだ?」とLINEが来て、なんか悔しかったから「くやしい」とだけ返した。

凌也:小宮は桜井の前でだけ標準誤差の計算ができないキャラで通しているんだが、そのキャラ作りにどういう効果があるのか…

かりん:昼時、食堂の奥から「いいから揚げろぉ!」って声が確かに聞こえました。

翼:最近太ったか?と遠回しに伝える方法は無いんだろうか
湊:飲み物買ってくるけど、ルシはカレーでいいよな?


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