:: にちじょうろぐ
2018.04.17 (Tue) 22:05

・めでたし…?

遥「(あいつ…飯も作らないでどこほっつき歩いてる。腹減った…(`´))」

遥「(数学に集中できない…テレビつけるか)」

ピッ

『元主婦「料理作るのは好きなんですけど、おいしい?って旦那に訊いても『いちいち訊くな』とか『不味かったら食べないだろ』としか言わなくて…」』

遥「…………;」

『元主婦「なんか、作りがいがなかったんですよね。お前が好きでやってることなんだろ、って。確かにそうなんですけど…たまにでいいから、何か言ってほしかったです。結局離婚して今は自分にしか作らなくなりましたが」』

遥「Σ」

遥「(…………)」

〜〜〜

湊「今日は遥の好きな鶏肉のみぞれ煮でーす(^^)」

遥「(もぐもぐ)」

湊「ほらほら、野菜も食べないと。味噌汁は豆腐ね」

遥「………」

かたん

湊「ん?どうしたの、箸置いちゃって。腹減ってない?(´・ω・`)」

遥「違う。その……ぅまい…から…」

湊「え、なになに?聞こえない」

遥「っ……いつもっ、飯がうまいって…言っただけだ…///」

湊「……」

かたん

遥「な、なんだ…箸、置いて…」

ぺたぺた
ぎゅううっ

遥「!離せっ、苦し……」

湊「へへへへ( ´∀`)」

遥「うるさい!離れろっ」

湊「ありがと」

遥「……感想言うくらいしか、できないなら…仕方ないだろ///」

湊「俺は遥のふりかけお握りも好きだけど」

遥「(`´)」

湊「はは、ごめんごめん。…嬉しいよ」

遥「(変な奴……///)」

〜翌朝〜

湊「おはよー遥!見て見てー、遥が食べたがってたフルーツサンド作っちゃった!大丈夫、ヨーグルト入れたから甘くないよ!ほらほらきれいだろー?待ってて、今紅茶蒸らしてるから!(*´∀`)」

遥「(わかりやすい奴…)」


・好みと需要と供給

佳「遥ちゃんってぱんつ何履いてんの?」

湊「それ俺がすんなり答えると思ってんの?;」

佳「あ、洗濯物干してるタイミングで来ればいいのね。ねーねー守山、」

凌「帰れ」

佳「まだ何も言ってないわい!(`ヘ´)」

湊「ていうか何だよ唐突に。しかもなんで遥の?」

佳「攻のぱんつには一ミリも興味ない…から?(・ω・)」

湊「疑問系やめろ」

佳「いやほら、薄い本書く時悩むのよ。たいがいはね、ズボンってかあれもパンツだけど、ジーンズとかそういうのと一緒に下ろしちゃえば済むんだけど」

凌「何の話だ。…いや、いい。聞きたくない」

佳「んだとぉ。あっ、かりんちゃんはいつもクマちゃんぱんつとかにしてたわそういや」

凌「ガタッ」

湊「え?そこ怒らないの?目ぇ見開いちゃうのお前こっちくんなこわい」

凌「失敬な。誰が犯罪者だと」

湊「そこまで言ってねーよ自覚あんなら自重しろ!;」

佳「でも凌かりはね、えろけりゃいいってもんじゃないからさ。ぱんつの出番はそうそうないのよ」

湊「俺と遥がえろけりゃいいみたいな言い方しないでくれるか( ´`)」

佳「で?どんなぱんつなの教えてよ描けないから」

湊「そこだけリアル追及しなくたってよくね?好きにすればいいじゃん」

佳「あーうん、そりゃ特殊なプレイの時はちゃんと描くよ?紐ぱんつとか、まさかの履いてませんとか」

湊「ガタッ」

凌「落ち着け」

湊「…履いてませんはやったことないな」

凌「紐……いや、しばらくこっちに寄らないでくれるか」

湊「蔑んだ目してるけどお前の趣味もたいがい変態だからな?(^ω^)」

佳「恥ずかしそうに両手で隠してもじもじしつつも小宮に優しく『見せてごらん?』って言われて泣きそうになる遥ちゃんああああ!」

湊「ああああ!!」

凌「何なんだお前たち」

佳「幼稚園で交通教室をやることになって『僕、おとななのに…』って恥ずかしそうに園児の格好して横断歩道を渡るかりんちゃんああああ!」

凌「そ……れは…まずいだろう…。…………………けしからん」

湊「何なのお前ら」

佳「で?教えろやコルァ」

湊「うぅん…まぁ、あれだな。服全般に言えるけど、遥は体にフィットする系はあんまり好きじゃない。ジーンズとかは別だけど」

佳「え、じゃあ女の子用のはだめかぁ」

湊「なんで日常的に着る設定なんだよプレイ用だろそれ;」

佳「あ、そか。へぇぇ、フィットしない系ね。わかったわかった」

凌「かりんは、何というか…よくわからないのが多い」

佳「どゆこと?」

凌「地元に住んでいた頃、かりんの叔母さんがよそで仕入れたり買ったりしたものをそのまま着ているからな。あのセンスが俺にはわからん」

佳「おかーさんが買ってくる、ださいんだかださくないんだかわかんないようなやつ?かりんちゃんは嫌じゃないの?」

凌「着られればいい、という感覚なんだろう。誰も見ないからな」

湊「お前は見てんじゃん」

凌「俺以外の話だ(-_-)」

佳「ふーむ、ぱんつは奥が深いわね」

ガチャ

翼「…君たち、あの二人がいないとろくでもない話しかしないのだな(´д`)」


・かぞえうた

湊「これっくらいのーおべんとばーこに♪」

遥「……?なんだその歌」

湊「Σえっ知らないの!お弁当箱の歌だよ( ゜Д゜)」

遥「知らない」

湊「これっくらいの!お弁当箱に!おにぎりおにぎりちょいとつめて!刻み生姜、ごま塩振って!にんじんさん!さくらんぼさん!…って、弁当におかず詰めていく歌。ちっさい頃ジェスチャー付きで歌わなかった?」

遥「聞いたこともない。さよなら三角…ならわかる」

湊「何それ」

遥「Σ」

湊「え、なになに?歌ってよ(笑)」

遥「歌わない。さよなら三角またきて四角…だ」

湊「それどういう意味?」

遥「知るか」

湊「さよならが三角……?ふーん、変な歌ってどこにでもあるもんだな。あっ、むっくりくまさんって知ってる?」

遥「……?;」

湊「むっくりくまさんむっくりくまさん、あーなーのーなーかー、ってやつ。冬眠してたくまが起きてきたから食べられる前に逃げろーって曲」

遥「……;」

湊「追いかけっこで使ったんだけどな。じゃあこれは?いっぽんでーも人参♪」

遥「に…そくでも…サンダル?」

湊「そうそれ!初めて共通理解が見いだせたな(^^;)」

遥「さん…三はなんだ」

湊「さんそうでーもヨット♪だよ」

遥「四は」

湊「よんつぶでーもごま塩♪だったかな。あれだな、遥は数え歌とか、数字が入ってる曲は覚えてるんだ」

遥「(そういえば…)…お前の名前は覚えやすかった。名字も名前も足し算ができる」

湊「?どゆこと?」

遥「こみや(538)みなと(3710)だろ。5+3=8と3+7=10」

湊「!!……俺、二十年生きててそんなの考えたこともなかった。すごくね?歌の題材にされそう(笑)」

遥「ふん…」

湊「でも、それで名前覚えてくれたんなら嬉しいな。ていうかもっかい言って!名前!呼ばれたのいつぶりかわかんない(´;ω;`)」

遥「……さんななじゅう」

湊「ちがう!み!な!と!(泣)」


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