:: 冬ろぐ
2018.02.18 (Sun) 22:07

・もふパジャマ

湊「はー、あったまったぁ( ´∀`)」

遥「ん…?その、パジャマ…」

湊「あーこれ?スーパーの隣の服屋でさ、あったかそうなやつあったから買ってきたんだ。いいでしょーもふもふ」

遥「もふ……」

なでなで

湊「パジャマなんてめったに買わないし、今年は寒いからいいかなって」

遥「……」

湊「一緒に寝たらあったかいよ?(^^)」

遥「!ふん……///」

湊「ふふw」

〜次の日〜

湊「パジャマどこいった…?(´・ω・`)」

湊「あれー?まぁいいか、とりあえず古いやつ着よ」

てくてく

遥「(´・ω・)」

湊「あーっっ!!俺のパジャマっ!も、もふもふでちょっと大きくてかわいいけどだめ!返してっ(´;ω;`)」

遥「別にいいだろ」

湊「よくない!いつからジャイアンになったんだよ返してって!(´;ω;`)」

遥「これ着ろ」

湊「これ遥のじゃん!微妙にちっちゃいからやだよ寒いもん!(´;ω;`)」

遥「ちっちゃい…?(怒)」

湊「うぅ、返してよー。もふもふがいいのはわかるけどさぁ(´;ω;`)」

遥「寒い…」

湊「う……わかったよ、明日遥のも買ってきてあげるから!その代わりお揃いだからな!やーいっ」

遥「別に…あったかいならどうだっていい…//」

〜さらに次の日〜

湊「はい、買ってきたよ」

遥「もふ……(*´`)」

湊「俺は青だから、遥は黒にしたんだ。どう、あったかい?」

遥「(もふもふ…)」

湊「あー、やっと自分の着られた。昨日結局遥に着られちゃったし;」

ふわっ

湊「!遥の匂い付き!ま、まぁ結果オーライか…」

遥「……(ぐいっ)」

湊「え、え、なに?うわっ」

ぽすっ
もぞもぞ

湊「もー。一緒に寝たいならそう言えばいいのに(笑)」

遥「別に…そんなこと思ってない…//」

湊「はいはい、寒がりなんだもんな(^^)」


・温朝食

湊「おはよ。今日はどれにする?コーンスープ、じゃがいものポタージュ、海老のビスク」

遥「ん…、コーンスープ…(´д⊂)」

湊「はいはい。パンは軽く焼くね」

遥「さむい…こたつ…(もぞもぞ)」

ニュース『おはようございます!今日も冷え込みが厳しいですが、寒さに負けず頑張っていきましょう!』

湊「はーい、できたよ。ほらほら寝ないの、遥は今日まで期末だろ。しっかり食べないとテスト中に腹鳴るぞ」

遥「んん…」

湊「遥の好きな甘めのスクランブルエッグもあるよ。スープできたから、パン浸して食べなって」

遥「(もぐ…)」

湊「よし、(遥の)お弁当もできた。俺もご飯食べよ」

とぽとぽ

湊「海老のビスク。うーん、海老だ(`・ω・)」

遥「(もぐもぐ)」

湊「あったかいスープ出すようにしてから、遥ちゃんと朝食べるようになったなぁ。ありがとうクノール(^^)」

遥「(もぐもぐ)」

湊「お湯入れるだけなら遥でもできるし、俺がいなくても大丈夫だな」

遥「(ぴたっ)」

遥「…いなくなるとか言うな」

湊「えっ?(゜゜)」

遥「え…?」

湊「いや、ほら。俺が深夜とか早朝バイトでいない時もあるから…」

遥「…あ……///」

湊「ふふ。俺は遥の隣からいなくならないし、離れないから安心して?」

遥「うるさいっ///」

湊「ところで。…ゆっくり食べるのはいいけど、食べたら勉強するんじゃなかったのか?最後に確認したいって言ってたじゃん」

遥「!(もぐもぐ)」

湊「(心配しなくても、遥のご飯はいつでも作ってあげるって。ずーっと、ね)」


・湯たんぽ

湊「〜( ´∀`)スリスリ♪」

遥「離れろ(T_T)」

湊「へへー。寒いと遥が一緒に寝てくれるから、このままずっと冬でもいーなー俺」

遥「冗談じゃない…(´д`)」

湊「春は花粉、夏は暑さ、冬は寒さ。遥が元気なの秋だけじゃん」

遥「秋……」

湊「秋もイヤ?」

遥「…昔、マラソン大会が…」

湊「あ、あー…。今はなくてよかったな;」

遥「お前は…一年中、鬱陶しい」

湊「いやいやそこは一年中元気って言ってよ!;」

遥「年中…発情期(T_T)」

湊「俺だけじゃなくて人間はみんなそうなのっ!;」

遥「……」

すりすり

遥「!」

湊「足冷えてるじゃん。さっき風呂入ったばっかりなのに」

遥「湯たんぽあるから別に…//」

湊「ん、照れてんの?じゃあ全身あっためてあげ――ぐふっ」

遥「もう寝る…(`´)」

湊「うう…。本物の湯たんぽは足元にあるけどさ。俺ってもしかして、単なる湯たんぽの代わり?(´;ω;`)」

遥「…湯たんぽだろ」

湊「えー(泣)」

遥「(こいつ…無駄に体温が高い…)」

湊「…まぁ、湯たんぽでも何でもいいけど。もうちょっとくっついたほうがお互いあったかいよ?(笑)」

遥「…///」

湊「ほら、おいで?」

遥「…湯たんぽがえらそうに…///」

湊「湯たんぽなら尚更くっつかないと。ほらほら、暖を取るためなら恥ずかしくもないだろ」

遥「ふん……///」

もぞもぞ
ぎゅっ

湊「よしよし。お休み(^^)」

ちゅっ

遥「(……こんな、)」

遥「(心の中まであっためてくる、湯たんぽ…反則だ…///)」


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