:: TEL 2018.01.21 (Sun) 21:33 ・正月三が日の夜の電話。二人とも実家へ帰省中 遥「……なんだ」 湊『もしもし?こんばんは(^^)』 遥「用がないなら切るぞ」 湊『用がなきゃ電話しちゃダメ?』 遥「……(T_T)」 湊『"声が聴きたい"は理由にならないとか?』 遥「…ふん…」 湊『今何してるの?』 遥「課題」 湊『うっそぉ…まだ5日も休みあるのに。まぁ俺は課題ないけど』 遥「( `_ゝ´)」 みなとみなとー!かのじょー? 湊『ばっ、彼女じゃないっての!ほらあっちいけっ;』 遥「何してる…;」 湊『ばーちゃん家に泊まりに来てるんだけど、いとこ家族も来ててさ。いとこって父さんの妹の…ほら、不動産屋の叔母さん。そこの子供たち二人が優太と同い年くらいで、もう動物園だよこの家…( ;´∀`)』 遥「動物園……(´д`)」 湊『今日も俺が運転してあちこち連れていったんだけどな、三人ではしゃぎまくってて…楽しかったけどさすがにちょっと疲れたな;』 かのじょかのじょー! 湊『だーかーらー、彼女じゃないからあっちで遊んでろって!;』 えー!みなともスプラ2やろうよ! 遥「遊んでやればいいだろ」 湊『もう充分遊んだの!今はお前と話したいのっ(´;ω;`)』 おばさーん!みなとがかのじょとおしゃべりしてるー! 湊『んなこと告げ口すんなって!;…あー、優太がどんだけ聞き分けのいい子かわかった…』 遥「(確かに…)」 湊『遥は?お母さんとか帰ってきてるのか?』 遥「……いる」 湊『えっ、いるんだ!よかったじゃん』 遥「………」 湊『あー……(^^;) たまには甘えてくればいいのに』 遥「もう大人だ(怒)」 湊『まだギリギリティーンだしいけるって。大人ならいっそ酒でも…あ、みんな弱いんだっけか』 遥「姉貴が…一番強い」 湊『うーん、晶さんも一般的に見ればそこまで強くないからなぁ。こたつでみかん食べつつ近況でも話してくれば?来年また会えるかわかんないだし』 遥「……嫌だ」 湊『お母さんたち泣いちゃうぞ』 遥「………嫌なものは嫌だ」 湊『もー。そんな邪険にしなくてもいいのに』 遥「……お前だって」 湊『ん?』 遥「親以外の親戚と…初めて話した時くらい、嫌だと思っただろ…」 湊『嫌っていうか、まぁ気まずかったかな。うちの親が実家飛び出す原因になったのが俺だし。…でも、ばーちゃんも叔母さんたちもみんな怒るより心配のほうが大きかったみたいだから、母さんたちにも俺にも優しかったよ』 遥「……優しくないとは言ってない」 湊『そりゃ親だもん。俺なんかよりずっと昔から遥かわいい超ラブリーだと思ってるんだぞ?』 遥「そんなので比べるな…(T_T)」 湊『…時間ってやっぱり必要なのかな』 遥「……」 湊『あと何年くらいしたらちゃんと話せそう?』 遥「…わかるわけないだろ」 湊『はは。早くしないと俺が先に挨拶に行っちゃうよ?』 遥「はっ……?///」 湊『新年のご挨拶に。明日あたり行っちゃおうかな〜』 遥「…紛らわしいこと言うな( `д´)」 湊『紛らわしいって何が?』 遥「えっ…」 湊『何が?ねぇ(笑)』 遥「うるさい!笑うなっ///」 湊『はいはい。でもほら、もう何日も会ってないし、そろそろ顔見たいんだよ。遥は寂しくない?』 遥「…別に」 湊『今ちょっと間が空いたぞ(笑)』 遥「空いてない!( `д´)」 湊『いやー、階下に両親含めた家族が揃ってるのに二階でこっそりいけないことしてるのもなかなか背徳的だと思』 遥「切るぞ」 湊『待って待って; もー、ほんと冗談通じないんだから』 遥「どうせ通じない(`ヘ´)」 湊『心配しなくても姫始めはちゃんとアパート帰ってからにするよ』 遥「しなくていい!///」 湊『ダメ。俺今でも割と無理してるんだから死んじゃう』 遥「馬鹿…」 湊『またマッサージしてあげるよ?(笑)』 遥「っ……///」 湊『あっ、思い出してるんだー遥のえっちーw』 ブツッ 湊「っちょ、切ることないだろ!(´;ω;`)」 プルルルル… 遥「しつこい。かけ直すな( `д´)」 湊『だってまだ全然話してないじゃん!(泣)』 遥「もう話した」 湊『そんなぁ。今年は年末の用事が目白押しで全然会えてないじゃん!寂しいよ』 遥「……たかが一週間だろ」 湊『でも寂しい(´・ω・`)』 はーるかー?風呂空いたからねー 遥「Σ」 湊『お、晶さんの声だ』 ガチャッ 晶「ちょっと聞いてんのっ?…あ、なんだラブコールしてたのあっはっはw」 遥「違う…( ゚皿゚)」 晶「えぇ?だって小宮くんでしょ?」 ひょい 晶「ほらやっぱり。もっしもーし、元気ー?(^^)」 遥「返せっ!(怒)」 湊『こんばんはー。元気ですよ、あけましておめでとうございます』 晶「うん、あけおめ。今年もよろしくね〜」 湊『こちらこそよろしくお願いします。晶さんは正月休みですか?』 晶「そう、明日までなの。小宮くんたちは8日まで冬休みなんでしょ?こんなこと言うのもあれだけどさ、さっさと遥連れ帰っていいからね?毎日寂しそうにしてるからw」 湊『Σえっ』 遥「してない!(怒)」 晶「いつも通りお母さんたちとはろくに話さないんだけどね、昨日小宮くんの話題になった時はご飯おいしいとか女の子にモテるとか案外ぺらぺら喋ってたのよー。こっちからするとただの惚気なんだけど、あはは……いたたたっ!あーもー、わかったわよ返すから、ほらっ」 湊『俺のこと…話してたの…?』 遥「ち、ちがっ…訊かれたから仕方なく…」 湊『やっぱり挨拶行ったほうがいい…?』 遥「来るな!///」 ↑main ×
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