:: K大スタンプラリー2
2017.07.17 (Mon) 19:59

・続き


バド部員「おめでとうございます。スタンプは3つですね」

ポンッ

湊「いぇーい!これで遥に褒めてもらえるぞ!」

遥「褒められるためにやってるのか(T_T)」

湊「あ、いたのか。…まぁ、半分はね(笑) さて、体育館はクリアしたし…サークル棟を回ろうか。ルシの漫研も参加してるっぽいよ」

〜〜〜

佳「遥ちゃん!来てくれたんだ( ´∀`)」

遥「学ラン……?;」

佳「あ、これね。いわゆるコスプレってやつよ。さすがに上は暑いから脱いだけど」

湊「ん、肩になんかいる…あっ、この鳥…学ラン…もしや雲雀さんか」

佳「当たりー。ほらほら、ちゃんとトンファーもあるよ(^^)」

湊「Σ軽っ」

佳「そりゃハリボテだもの。…で、どう?参加してく?ちなみにうちは二人一緒に参加してもらうんだけど」

湊「せっかくだからな。一緒なら遥も安心だろうし」

遥「別に……///」

佳「よーし、二名様ご案内ー!」

部員「はーい!どうぞどうぞ〜」

湊「おおう…フリアエ…( ゜Д゜)」

部員「ふふ、自慢のドレスなんですよ。…さて、改めまして漫研ブースに足を運んで頂きありがとうございます。ここでは、お二人でクイズに挑んで頂きます(^^)」

湊「なんとなーく予想はしてたよ(笑)」

遥「漫画のクイズなのか…(T_T)」

部員「はい。事前にあちらのボードからジャンルを選ぶことできます」

湊「アニメ、ゲーム、漫画、音楽、声優…なんか声優だけちょっとコアだな(笑)」

部員「どれも難易度は同じになるよう問題を作っていますけど、得意分野があればそのほうが有利にはなりますね」

湊「俺が決めていいの?」

遥「ん(T_T)」

湊「ゲームと声優は自信ないな…。アニメも最近見てないし、漫画でいいかな」

部員「はい。ではこの衝立の奥にどうぞー。頑張って下さいね」

てくてく

部員「こんにちはー」

湊「あ、男だ。それは……えーと、日本…いや、菊ちゃんの軍服かな」

部員「そうなんです。コスプレなんて持ってないと言ったらこれになりました(^-^;」

湊「どうりでここ冷房効いてると思ったら…」

遥「……;」

湊「あ、寒い?ほら、これ着て」

ばさっ

部員「では始めますね。漫画第一問。今月、7/18発売の『名探偵コナン』の最新刊は第何巻でしょう?@91A92B93」

遥「(もうそんな巻数まで出てるのか…)」

湊「えーと……確かルシが騒いでたような気がする…あと、バイト先で発注見た気もする;……B!」

部員「正解です(^^)」

湊「やったぁ( ´∀`)」

部員「おめでとうございます。あと四問あるので頑張って下さい」

湊「頑張ろうな遥(`・ω・)」

遥「…( ´_`)」

部員「第二問。週刊少年ジャンプで1998年から連載されていた『シャーマンキング』。各話の話数カウントは、例えば1話目なら第1〇になるが、〇に入る文字は?@回A廻B徊」

湊「うあぁ昔読んだのに!(´;ω;`)」

遥「名前だけなら聞いたことはあるな…」

湊「とりあえず@は安直すぎると思うから……B!」

部員「残念。正解はAでした」

湊「ぐや"じい"(´;ω;`)」

遥「泣くな(T_T)」

〜〜〜

湊「うー。あれさえ間違えなければ3つもらえたのになぁ…」

遥「頑張ったほうだろ」

湊「ほんと?(´・ω・)」

遥「…俺は全然…」

湊「いーのいーの。遥の知識もどっかで必要になるんだから」

遥「Σ」

遥「(慰めようとしたのに慰められた…(´・ω・`))」

佳「お疲れー。2個だったみたいだけど、3個はさすがにね。パーフェクトじゃないとダメだしさ。普段そんなに見ないほうなら凄いほうでしょ」

湊「うわ、なんかルシに励まされるとちょっと…」

佳「咬み殺すぞコルァ( ゚皿゚)」

湊「よし、次頑張ろ。遥、どこいく?」

遥「サークル棟はまだ他にもある。……天文同好会か、文芸部…だな」

湊「お、いい感じに遥と俺が活躍できそうじゃん( ´∀`)」

佳「頑張ってねー。スタンプ総数一位はステージで表彰されるらしいし。…あれ?遥ちゃんその上着、小宮のだよね?」

遥「Σ!も、もう返す……っ///」

湊「えー?着ててもよかったのに(´ω`*)」

〜〜〜

湊「はー、楽しかった。それにしても遥があんなに星に詳しいのは知らなかったな」

遥「別に詳しくない。中学の理科が大半だろ…神話は、よく知らない」

湊「うんまぁ、神話なら昔漫画で読んだから俺も知ってるけどさ。星座なんて12以外は普通わかんないよ」

遥「…文芸部は入らなくていいんだな」

湊「あれ、それ絶対からかってるな。大げさだよな、俳句っぽいの作っただけなのに」

遥「俳句なんて簡単に作れないだろ…(T_T)」

湊「昔ちょっと歳時記読んだんだ。季語ってそれだけできれいなんだよ」

てくてく

湊「着いたぞ、弓道部。うーん、やっぱり的に当てるのか。守山なら無双できるな」

遥「(確かに…)」

部員「こんばんはー。参加されますか?(^^)」

湊「はい(´ω`*)」

部員「ではこちらの胸当てをつけて下さい」

湊「よいしょ…こんな感じか」

遥「;;;」

湊「あ(^-^; ほら、こっちに腕通して…」

部員「弓の取り扱いや引き方などはこちらで説明しますので、靴を脱いで上がって下さい」

〜〜〜

湊「的までの距離が近づけてあるとはいえ…うーん、当たる気がしない(^^;」

遥「(`Δ´)」

湊「あはは。弱い弓に取り替えてもらったの怒ってるの?(笑)」

遥「…別に(-_-)」

湊「三本のうち一本当てればスタンプ2つ、二本か三本なら3つってことは…当てるのがそもそも難しいんだろうな」

遥「(ぐいっ)」

ひゅんっ
すとん(落)

湊「落ちた…w」

遥「笑うな( `Д´)」

湊「変に力かかってないか?手震えてるよ」

遥「仕方ないだろ…」

湊「ようし。俺もやってみよ」

ぐいっ

湊「(狙いをつけて…)」

遥「Σ」

遥「(様に……なってる、かもしれない…///)」

女「見て見て!小宮くんかっこいー( ´∀`)」

女「ほんとだーw」

遥「(-.-)」

湊「(ここだ…)」

ひゅんっ

女「おっしー。もうちょっとだったね」

女「あと10センチくらいかなぁ」

湊「うー、むずい…」

遥「もう少し上か…」

湊「うん。一本でも当たれば2つだし、当てることだけ考えてやってみよ。…しっかし、やっぱ慣れてないから肩とか腕に余計な力入るな(´・ω・)」

遥「………(ぐいっ)」

ぽとっ

遥「………(´・ω・`)」

湊「あっ(^^; ど、どんまい」


***
イベントはここらで終わりだけど飲み会まで続きます(´・ω・`)

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