:: 癒されたい湊ログ
2017.06.17 (Sat) 23:41

全体的に湊が癒しを求めてる。

・ストレス発散法(実用的)

ガチャッ

湊「んむぁぁあムカつくううう!何なんだあの教授はぁぁぁ!」

ドサッ

遥「(ずいぶん買い込んだな…)」

湊「だから俺が何したっていうんだよぉぉ!女の子が喋りかけてくんのはてめーの授業がつまんねーからだろうがぁぁ!」

だんっ
ばさっ
トントントントン

湊「俺は騒いでねーし!キャッキャしてんのはあの茶髪くるくるの子だっての!バーカバーカ!」

ジューッ
トントントン
ざっざっ

湊「てめーがちやほやされないのは俺がモテるからじゃねーよてめーがハゲなんだよ!あ"ー!もう単位なんかいらねーし!( `д´)」

トントン
ぐつぐつ

遥「(コンロ三つ……相当苛ついてるな)」

湊「携帯鳴ったのも俺のせいにしやがってクソが!耳聴こえねーのかよどう考えてもあっちのDQN集団だろーが!ぁあ!?」

ジューッ
だんっだんっ

遥「(こいつは何かあるとだいたい家事で発散しようとするからな…)」

てくてく

湊「こうなったらやめてやるわぁぁぁ!履修登録取り消してやるからハゲ散らかして待ってろアカハラジジィ!」

ぽんっ

湊「!遥……ご、ごめん。うるさかったよな…(´・ω・`)」

ぱくっ

湊「あ!それまだお皿に盛ってなっ…」

遥「……うまい」

湊「えっ」

遥「うまい」

湊「………(´;ω;`)ブワッ」

遥「夕飯にするぞ」

湊「うん……作りすぎちゃった…(´;ω;`)」

遥「冷凍しておけ」

湊「うん…(´;ω;`)」

遥「(なでなで)」

湊「ぅむぅあああ遥が優しい!遥ぁぁ(抱)」

遥「(もう少しこのままでいてやる…)」

湊「ひどいんだよぉ教授が俺のこと目の敵にしてきてさ、それでさ、…」

遥「(6品か……まだマシだな)」

遥「(最高記録は10だったか…)」


・日本海の沿岸で愛を叫ぶ

カチカチ…

遥「(珍しくパソコンに集中してるな…)」

遥「(まぁ…課題じゃないな)」

湊「( ´∀`)〜♪」

遥「何してる」

湊「んー?旅行しようと思ってさ。じゃ〇んとかいろいろ見てるんだー」

遥「旅行?」

湊「そうそう。暑くなる前にどっか遠出しない?夏に避暑地に行くのもありだけど」

遥「避暑地…」

湊「軽井沢とかいいじゃん。それとも北海道?」

遥「北海道までいくらかかると思ってる…(T_T)」

湊「ここからだとどうやっても飛行機だしなぁ。避暑は別として、どっか行きたいとこある?」

遥「数学体験館…(*´`)」

湊「あーうん、理科大のあれな。まぁ、東京はまだ気軽に行けるけど…割と行ったことあるしなぁ」

遥「お前はないのか」

湊「うーむ…国立図書館かな(´・ω・)」

遥「それは……確かに」

湊「利害が一致したね。でも…」

遥「旅行では…ないだろ」

湊「観光でもいいけど、入ったら一日出られないもんな。それはまた後で考えるとして…横浜とかどう?楽しそうじゃん」

遥「人が多い…(T_T)」

湊「いや、旅行って基本的に人多いとこに行くんじゃ…(^^;」

遥「修学旅行は…関西だったか」

湊「そうそう、高校の時にな。中学は東京だったし……そう考えると俺も遥も、狭い範囲しか行ったことないんだよな」

遥「この年で全国巡った奴なんて…少ないだろ」

湊「まぁね、金銭的な問題もあるし。だから尚更、行ったことない場所に行きたいんだよね」

遥「日本海側は…行ったことないな」

湊「ほんとだ!日本海見たことないじゃん( ゚A゚ )」

遥「魚……」

湊「ね!せっかくなら魚おいしいとこがいいよね!泊まるところからも海見えたりさ!」

遥「海なら……悪くない」

湊「よし、検索しよっと。……にしても、消極的かと思ったら案外遥も乗り気じゃん?(∩´∀`)∩」

遥「!別に…行くとはまだ言ってない…」

湊「へーぇ?(  ̄▽ ̄)」

遥「さ、さっさと調べろ///」

湊「はーい。楽しみだなぁ、日本海(^^)」


・平日の誘惑

湊「ずる休みってしたことある?」

遥「ん……?(´д⊂)‥」

湊「ほら、起きて。ある?」

遥「いくらでもあるだろ。小学校の後半なんか…ほとんど不登校だ」

湊「それは仕方ない。…じゃなくてさ、昨日までちゃんと行ってたけど、今日は死ぬほど行きたくない。具合悪いってごねよう、体温計お湯に浸しちゃおう、って日だよ」

遥「そんな浅はかな知恵で休んだことはない(´-ω-`)」

湊「ないの?」

遥「嫌なことで休んだって…いつかはやらされるだろ」

湊「大人だなぁ。まぁ、今はそう思うけど」

遥「休んだ覚えがあるのか」

湊「ないよ。そもそも学校休んだことなんて高校卒業までで3回もないし」

遥「風邪も引かないからな」

湊「引きたい時は何回かあったけどな(笑)……で、さ」

遥「なんだ。これ以上喋ってると遅刻…」

遥「………まさか;」

湊「そのまさかなんだよなぁ」

遥「……原因はなんだ」

湊「それがなぁ。特にないんだ」

遥「は?(T_T)」

湊「あるとすれば、今日は一コマしか授業がないってこと。だからいっそ休んで一日遊びたいなって」

遥「…好きにしろ」

湊「あれ、怒るかと思った(´・ω・)」

遥「それくらい…自己責任でどうにかするだろ。もう子供じゃない」

湊「うーん、それもなんか寂しい(´・ω・`)」

遥「だったら大学に行け(怒)」

湊「……」

ぎゅっ

遥「!離せ、もう行…」

湊「原因わかった」

遥「は…?」

湊「突飛なこと言って遥を困らせたかったんだ。そしたら構ってくれるかなって」

遥「……構ってないなら、最初から…相手にしない///」

湊「ほんとだよな。馬鹿みたい」

遥「わかったら、休むかどうかさっさと決めろ」

遥「(じゃないとこっちまで、ずる休みしたくなる…///)」

湊「行こうかな」

遥「(ほっ…)」

湊「それで、遥が三コマ終わったらデートするの。たまには夕飯外で食べようよ( ´∀`)」

遥「……休むよりは、ましだな///」

湊「そうそう。頑張ったらご褒美ちょーだい(^q^)」

遥「単純な奴…///」

湊「(一緒にずる休みして、朝から色欲に身を委ねるっていうのも魅力的なんだけど…)」

湊「(…また、次を待とうかな)」

遥「(ここで留めないと、流される…)」

遥「(それも悪くない、なんて思わないうちに…///)」


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