:: 冬ろぐ
2017.01.17 (Tue) 02:57

・湊遥冬の三編


・してやったり

遥「(冬は長湯に限るな)」

遥「ん……?」

遥「(帰ってきたのか…?)」

パタパタ…

遥「(今日も雪なのに…バイトの行き来だけでも大変だな)」

ガラッ

湊「ただいまー!( ´∀`)」

遥「Σ///!!」

湊「いやー、雪降りまくっててすごい寒…Σうわ!」

バシャンッ

遥「出ていけ!///」

湊「ちょ、お湯かけることないじゃん!(泣)」

遥「勝手に開けるな!」

湊「ただいまって言っただけだろ!」

遥「ふん……(ぷいっ」

湊「( ´∀`)!」

湊「俺も一緒に入ろーっと(´ω`*)」

遥「Σ!なっ……なんだと…」

湊「帰ってきたばっかで寒いんだよ。それにほら、誰かさんのおかげで服濡れちゃったからさ(^^)」

遥「はっ……(゜ロ゜)」

湊「着替え持ってくるねー(^^)」

バタン

遥「(やられた……)」

遥「(…今日だけ、だからな…///)」


・ひめはじめはおあずけ

〜実家に帰省中〜

遥「(。-ω-)zzz」

ガチャ

湊「一昨日も言ったけど、あけましておめでとー!今年も愛してるから…ってぇ!なんで寝てんだよ!(´;ω;`)」

遥「(。-ω-)zzz」

湊「せっかく新年最初のえっちをしようと思ったのにこの様か…ひどいよ神様!いやひどいのは遥だけど!(´;ω;`)」

遥「(。-ω-)zzz」

湊「ま、まぁいいか、寝顔かわいーし…へへ( ´∀`)」

遥「(。-ω-)zzz」

湊「晶さんは長谷部さん(彼氏)のとこだし、綾さんは公民館でサークルの新年会。絶好のお日柄なんだけど…うーん、こんだけくーくー寝てると起こすのも気が引けるな、もうすぐ昼だけどさ」

湊「睡眠姦……」

湊「………」

湊「いやっ、それはなんか負けた気がする!何にって言われると困るけど…えーと、自分の欲に?」

湊「つーか遥が喘がないなら意味ないじゃん」

湊「やっぱり遥のかわいい声で一発目を迎えたいし」

湊「でっすよねー、えへへへへへへwww」

遥「いい加減黙れ(`д´)」

湊「あ、起きたんだ(・ω・)」

遥「大声で騒がれれば誰だって起きる(`д´)」

湊「ちょうどよかった。えっちしよ」

遥「は………?」

湊「新年最初のえっちだよ( ´∀`)」

ばふっ

湊「あっこら!潜るな!出てこい!(´;ω;`)」

遥「帰れ!(怒)」

湊「やだやだ!やっと愛し合えると思って朝シャンしてきたのに!(泣)」

遥「お前の都合なんか知るか(怒)」

湊「だってまだ年越してからえっちしてないよ!(泣)」

遥「そんなもの…しなくたって生きられるだろ(怒)」

湊「俺は死ぬの!(´;ω;`)」

遥「ならしんでみろ(怒)」

湊「うわーん遥のバカ!もう知らないっ(´;ω;`)」

遥「はぁ……」

湊「…………」

遥「(反省したのか…?)」

湊「………」

遥「(静かだな…)」

遥「………」

遥「……あっちに帰ってからに…しろ///」

遥「……///」

遥「………?」

遥「おい、聞いてるのか―――(ばさっ」

湊「あ…(´ω`*)」

遥「!その引き出しは…」

湊「えへへ、遥のぱんつ!やっぱ実家に置いてあるのは昔見たことあるやつだなーと思っ…Σぐふぅ!」

遥「帰れ(`_´メ)」


・むかしむかしの

佳「中華まんってなんでこうおいしいのかなぁ(´ω`*)」

遥「(むぐむぐ)」

佳「遥ちゃんはピザまんが好きなんだね」

遥「ん」

佳「あたしは何でも好きだけど、肉まんが一番かなぁ。このタケノコの食感とか肉々しさがたまらん」

遥「(そういえば…)」

遥「これって…いつからあるんだ」

佳「ん、中華まん?さぁ…結構昔だよね?あたしたちが子供の頃からあったし」

遥「(初めて食べたのは…)」

遥「(そうだ、中学の時……)」

〜〜〜

「すっげー、雪降ってる!」

「遊びに行こーぜ!」

遥「(雪なんか…寒いだけだろ)」

湊「さくらーい、帰ろーぜ(´∀`)」

遥「部活…ないのか」

湊「うん、今日は休み!テスト前だしな」

遥「………」

湊「あれ、なんでそんな嫌そうな顔してんの?」

遥「寒い」

湊「えー、コート着てんじゃん。俺はもうちょっと寒くなってから着ようと思ってんのに」

遥「お前……(T_T)」

湊「ほらほら、帰ろ。あ、それとも数学のワーク見せてくれる?なら家に…」

遥「自分でやれ(怒)」

湊「はーい…(´・ω・`)」

〜〜

遥「さむい……」

湊「なんかさっきからそればっかだぞ(・ω・)」

遥「うるさい」

湊「冬は寒いもんだって」

遥「……」

遥「……おい」

湊「ん?」

遥「…この前の……なんで、」

湊「あっ」

遥「?」

湊「そーだ、コンビニ寄っていい?腹減った」

遥「はぁ…」

湊「ごめんって。お前のぶんも奢るからさ」

遥「?何を…」

〜〜

湊「はい!中華まん!(*´ω`*)」

遥「え」

湊「お前甘いのキライじゃん?肉もキライじゃん?だからピザまん!そんで俺はあんまんと肉まん〜(*´ω`*)」

遥「(ピザまん…あったかい…)」

湊「んー、うまい。中華まんって買い食いするとすっげーうまいよな(*´∀`)」

遥「(はむっ)」

湊「甘いものの次はしょっぱいの〜(´ω`*)」

遥「(うまい……)」

遥「(中華まん……初めて食べた…)」

湊「やっぱ小腹がすいたときはこれだなー( ´∀`)」

遥「……この前の…」

湊「ん?」

遥「ほんとに…よかったのか」

湊「……」

遥「うまく…いってたなら、別れなくても…」

湊「もういいんだ」

遥「え」

湊「やっぱりほら、中学生の分際で堂々と交際とか、背伸びしすぎたんだって」

遥「でも……」

湊「別にみのりさんに未練があるわけじゃないからさ。…食べながら帰ろっか」

遥「(あれ…)」

遥「(ピザまん…さっきはもっと、うまかったのに……)」

〜〜〜

湊「遥?遥ー」

遥「!」

湊「そんなぼーっとしてると、ピザまんひと口もらっちゃうよ?( ´∀`)」

遥「た…食べたいなら自分で買え」

佳「ほんとほんと。受っこちゃんにたかるとか最低(´ 3`)」

湊「わかってるって。俺も買ってきたもん、あんまんと肉まん!」

佳「ちゃっかり二つも買ってんの?太るわよ」

湊「へーきへーき、後で遥とたくさん運動…ぐふっ」

遥「うるさい」

湊「そんなぁー(´;ω;`)」

遥「(ぱくっ)」

遥「(……やっぱり)」

遥「(今のほうが、うまい)」


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