:: クリスマスログ
2016.12.24 (Sat) 17:23

湊「待っててな、今唐揚げ作ってるから。テーブル拭いておいてくれる?」

遥「ん」

ふきふき

佳「あー、甘い匂いするぅー(*´∀`)」

湊「ケーキもそろそろか。しっかしルシも、俺に金出してケーキ作らせるなら店で買えばいいんじゃ…(^^;」

佳「だってサークルのみんなの分だと高いじゃん。それにほら、カップケーキみたいなお手軽なやつってなかなか売ってないしぃ( ・ε・)」

湊「まぁ、俺も少量じゃなくてドンと作れたほうが楽なんだけどさ」

佳「あんたこそ、なんで唐揚げよ?クリスマスって言ったらフライドチキンじゃないの」

湊「フライドチキンだと、ひとつひとつがでかいから遥が食べきれないんだよ(笑)」

佳「あ、納得(笑)」

湊「唐揚げならまぁ小さいから、ちょっとずつ食べられるしな。お、ケーキ焼けたかな」

佳「わーい!味見してあげる(  ̄▽ ̄)」

湊「させるか(^_^;)つーかルシも後で食べるんだろ。ほら、そっちでデコレーションするんだろ?冷めてからな」

佳「りょーかい!あっ、よかったら遥ちゃんも手伝ってくれないかな?」

遥「えっ;」

佳「大丈夫!チョコペンでお絵描きしたり、アラザンぶちまけたりカラースプレーぶちまけたり…」

湊「ぶちまけるのはいいけど片づけはルシな(^-^)」

佳「と、とにかく。こんなかわいい受っこちゃんが作ってくれたとなればおいしさは倍増!(*´∀`)」

湊「待て、作ったのは俺だぞ!(;-ω-)ノ」

遥「いや…でも;」

佳「ほら、失敗しちゃったやつは小宮のにしちゃえばいいし(  ̄▽ ̄)」

湊「ハート描いてくれたら許すよ俺は(*´∀`)」

遥「誰が描くか。……うまくは、できないからな」

佳「いいよいいよ(^-^)じゃあ、あたしが生クリームやるから遥ちゃんはスプレーまいてね」

遥「まぁ…それくらいなら」

湊「遥、お口あーんして(´ω`)」

遥「え」

ぱくっ

遥「!」

湊「唐揚げ、どうかな?揚がってる?」

佳「ちょっと、ちゃんと冷ましたの?火傷しちゃうじゃない(´ 3`)」

湊「もちろん。俺がふーふーして…」

佳「うわ、味変わりそうw」

湊「俺の吐息はそんな汚いのか( ゚皿゚)」

遥「(うまい……)」

湊「どう?遥」

遥「……普通」

湊「そ、そう(´・ω・`)」

遥「あ、いや……;」

湊「普通かぁ…(´・ω・`)」

ぐいっ

湊「!」

遥「ふ、普通って…いうのは、ちゃんと…うまい、から……///」

湊「遥ぁっ(´;ω;`)」

ぎゅうっ(抱)

遥「離せ!///」

湊「すりすりすりすり…」

佳「ちょっとぉ、キッチンでいちゃつかないでよぉ(パシャパシャ」

湊「しっかり撮ってんじゃん;」

遥「も、もう…ケーキ冷めただろ」

佳「あ、そうね。じゃあデコろうか( ´∀`)」

遥「ん」

湊「あっ(´;ω;`)」

佳「あんたはご馳走の続き作りなさいよ。オーブン空いたからピザも焼けるでしょ」

湊「はーい…(´Д`)」

佳「クリームこんな感じかな。はい、遥ちゃん。そこのハートのチョコチップとかも使ってね( ´∀`)」

遥「飾りもいろいろあるんだな…」

佳「今はシーズンだから結構売ってるよ。あ、一通りデコったら最後にいちご乗せてね」

遥「ん」

佳「うん、いい感じ!じゃ、遥ちゃんもチョコペン使ってみよーか!」

遥「え…いや……;」

佳「湯せんしてあっためておいたから。こーやってほら、ゆっくり描いていけば大丈夫よ」

遥「こう……?;」

佳「そうそう、上手( ´∀`)」

湊「わー、その調子でハート描いてくれると嬉しいなー(*´∀`)」

遥「(ぷいっ)」

湊「俺も遥のカップケーキに描こうっと。ハート描いてハートチップ乗せて…」

佳「あんたの愛ってやっぱ重いのね(´Д`)」

湊「こんなのに乗りきれるくらいじゃ足りないんだけどな」

遥「うるさい…///」

湊「ま、それは今夜ゆっくりと教…」

ピンポーン

翼『びぇぇ、クリぼっちはいやだぁ』

湊「即刻帰れ今すぐ帰れ焼き殺すぞてめぇL(゚皿゚メ)」」

佳「夏風ー、小宮にオーブン突っ込まれる前に帰ったほうがいいわよー(^^)」

翼『そんな!殺されるのはごめんだがぼっちはいやだぁ!うっうっ(´;ω;`)』

遥「……;」

佳「ったく、しゃーないわね。漫研のクリスマス会来る?」

翼『いいのか!やったぞ、これで後ろ指さされずにコンビニチキンが買える!(*´∀`)』

湊「そんくらい普通に買えるだろ(^^;」

佳「強制じゃないけど、何かしらは持ってきてよね」

翼『もちろんだとも。手土産にワインを持ってきた(`・ω・)』

佳「よろしい。遥ちゃんとデコったケーキ包むからちょっと待ってなさい」

翼『なにぃ!桜井がデコったケーキ!私も食べたい!なぁ、私のぶんはあるんだろうっ?(´;ω;`)』

湊「ねーよ(´∀`)」

翼『(|| ゜Д゜)』

湊「嘘だっての。しゃーねーな、それくらいは許してやる」

翼『なんで君はいつもそう意地悪なんだぁ!(´;ω;`)』

佳「そりゃ、聖夜にここに押し掛けてくるからでしょーよ」

翼『君だって押し掛けてるじゃないか!』

佳「あたしはアポ取ったし、そもそも依頼だもの。夜は邪魔しないわよ、小宮に呪われそうだもん(´Д`)」

翼『うう(´;ω;`)』

佳「よし。じゃ、そろそろ行くわ。ケーキありがとね、遥ちゃんも!(´∀`)」

遥「ああ」

佳「あたしはもう明日には帰省するからさ、先に言っとくね。よいお年を!」

湊「ルシもな。年明けて帰ってきたら連絡しろよ、新年会するから」

翼『新年会!私も行くぞ!へくしゅっ』

佳「なに、くしゃみしたの?あんた夏風邪しか引かないでしょ(・ω・)」

翼『私は馬鹿じゃない!というかいい加減寒いんだが!(´;ω;`)』

佳「はいはい、今行くわよ」

翼『ふふ、コンビニチキンを味わってから漫研本棚のブリーチでも読むか。いや、こち亀もいいな…』

湊「自宅で七面鳥食べながら高級シャンパン飲めるだろーに…あいつはほんっと庶民なのな(; ̄▽ ̄)」

遥「ん……;」

〜〜〜

湊「改めてメリークリスマス!かんぱーい(*´∀`)」

かちんっ

湊「あー、うまい。スパークリングワインもたまにはいいなぁ」

遥「案外…飲みやすいな」

湊「だろ?でも遥はちょっとずつな」

遥「(もぐもぐ)」

湊「ケーキはこっちに置いとこ…あれ?」

遥「Σはっ」

湊「俺のやつ…なんかハートチップ増えてる気がするなぁ(・ω・)」

遥「それはっ、手が滑っただけで…///」

湊「へーぇ?(* ̄∇ ̄)」

遥「な、なんだ……//」

湊「ううん、そういうことにしといてあげる(´ω`*)」

遥「ふん…///」

湊「…ありがと」

遥「…なんのことだ///」

湊「え?そりゃ、都合よく滑ってくれた遥のおててにだよ(笑)」

遥「うるさい///」

湊「それと、今年もそばにいてくれてありがとうってこと」

遥「………」

湊「来年のクリスマスも予約しといていいかな?」

遥「好きにしろ///」

湊「ふふ(*´ω`*)」


***
メリークリスマス(´・ω・)
私は修論に追われていますが、皆様はどうか幸せでありますように


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