:: 吸血鬼パロ(遥)
2016.10.22 (Sat) 00:58

・遥が吸血鬼の話


遥「――コップ、空だぞ」

湊「あ、ほんとだ。ありがと( ´∀`)」

とくとく

湊「週に一回くらいは、こーやって酒飲むのもいいよね^^」

遥「まぁ…」

湊「遥が注いでくれるといつもよりたくさん飲んじゃいそうだなー(ノ´∀`*)」

遥「こっちも開けるか」

湊「ふふ、なんかいい気分〜♪ あ、遥も飲みなよ」

遥「すぐ酔うからいい」

湊「そう?俺ばっかり飲んで悪いなぁ(´・ω・`)」

遥「………」

〜〜〜

湊「くー……(´ω` )zzZ」

ガチャッ

遥「……よく寝てるな。あれだけ飲ませればさすがに起きない…か」

湊「ん……はるか…」

遥「…すぐ終わるから、起きるなよ」

かぷっ

湊「ん……」

遥「(指先より首筋のほうがたくさん飲めるのに…)」

遥「Σ!」

遥「(馬鹿か…。そんなことしたらこいつが…)」

湊「んん……」

遥「!」

ぺろぺろ

湊「ん…あれ? 遥…、何してんの?」

遥「別に…何でもない」

湊「あ、もしかして夜這いかな?(*´∀`)」

遥「そんなわけあるか(`ヘ´)」

湊「えー、違うの?(´・ω・`)」

遥「酔っ払いの様子を見に来ただけだ。…もう寝る」

バタン

湊「……」

湊「やれやれ。…いつになったら、言ってくれるのかな」

〜〜〜

遥「(指の傷は治してきた……バレることはないか)」

遥「それにしても…あまり、飲めなかったな」

遥「体力もないし…寝るしかないか……」

遥「(あいつは……吸血鬼だとわかっても、変わらずに接してくれるのか…?)」

遥「そんなわけ…ないか…」

〜〜〜

遥「ん……」

遥「!」

遥「起きられない……」

遥「(昨日飲んだ量が、少なすぎたのか…)」

ガチャッ

湊「遥、おはよー。そろそろ起きよ?( ´∀`)」

遥「……」

湊「はーるかー」

ゆさゆさ

遥「う………」

湊「? どうした? 具合悪い?」

遥「別に……大したことじゃ、ない。寝てれば…」

湊「顔色悪いぞ? やっぱりどこか…」

ぱしんっ

遥「うるさい!平気だって…言って……」

湊「……」

遥「ぁ……」

ぎゅっ

湊「あのな、遥。…無理、しなくていいよ」

遥「え…」

湊「前から知ってたんだ。酒飲ませて、俺を眠らせてから、遥が何してたか」

遥「!」

湊「黙ってるつもりだったけど…そんな状態見せられたら、言うしかないよな」

遥「っ、言わなくて、いいっ!」

湊「遥…」

遥「もう……飲んだり、しない…。気持ち悪いだろ、こんな……っ」

湊「そんなこと思ってない!」

遥「お前を騙して……っ、血なんか飲んで…これ以上、きらわれたく、ない……。このまま、死んだほうが、」

湊「嫌いになんかなってない! 本当だよ!」

遥「ひっく……っ」

湊「人間じゃなくたって、遥は遥だろ! 俺の大事な恋人だよ。どこが違うの?」

遥「お前の血にすがって、生きるなんて……耐えられない…っ。そんな、迷惑…」

湊「血なんていくらでも作られるんだから、遥が満足するまで飲めばいいんだよ。ちょっとずつでも、毎日飲めばそれで大丈夫なんだろ?」

遥「でも……」

湊「恋人が伏せってるのに、放っておける奴なんてそれこそおかしいじゃん。俺の血で済むなら、喜んで差し出したいくらいなのに」

遥「……本当に、いいのか。こんな…こんな、不甲斐ない、奴で…」

湊「当たり前だろ。人間かどうかじゃなくて、好きかどうかで側にいるんだから^^」

遥「ぅっ……え…」

湊「泣かない泣かない。余計体力使っちゃうよ( *・ω・)ノ」

遥「うぅ……(ごしごし)」

湊「ほら、とりあえず栄養補給しよ。指で、いいの?」

遥「……首のほうが、効率は、いい」

湊「そう? じゃあ…」

ぐいっ

遥「…痛い、ぞ…」

湊「うん、知ってる(笑)」

かぷっ

遥「ん……っ」

湊「よしよし(なでなで)」

遥「(なんだか……甘い気がする…)」

湊「飲めた?」

遥「ん…」

ぺろぺろ

湊「ついでにキスマークとか付けてくれてもいいんだよ?^^」

遥「……///」

ちゅっ

湊「え」

遥「も……もういい。終わり……///」

ぎゅうっ

遥「!」

湊「じゃ、俺の番ってことで(*´∀`)」

遥「は? 何が……んっ///」

湊「交替しよ。次は遥が食べられる番」

遥「なっ……やめろっ、離…っ」

湊「うんうん、元気になったね。体力も回復したみたいだし、運動しても大丈夫だな?(^q^)」

遥「ふざけるなっ、まだ眠……」

湊「健康な血、いっぱいあげたんだからさ。俺にもお返しちょーだい」

遥「んむっ///」

湊「愛してるよ。朝からで悪いけど、ちょっと付き合ってな(*´∀`)」


***
久々に。やはりログは楽しい(´・ω・)
受っこが恥ずかしがりながら攻の首筋かぷかぷするの好きです

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