:: ドライブデート他
2016.01.11 (Mon) 23:57

・DVD

湊「はーるか。DVD借りてきたから一緒に見ない?(^q^)」

遥「DVD…? ま、まさかっ…///」

湊「いやあの、期待を裏切るようで悪いけど普通の映画だからね?;」

遥「だ、誰が期待なんかっ…。で、どういうものだ」

湊「んと、よくあるホラーと、SFものと、あと某探偵アニメ(笑)」

遥「……;」

湊「あ、まとまりがないって? まぁ、俺が見たいものばっかりなんだけどさ(^q^)」

遥「どれでもいい」

湊「え、ほんとにいいの? じゃあホラーにしちゃうよ(´ω`)」

遥「Σ!」

湊「どうする? 遥、眠れなくなっちゃうかもな(笑)」

遥「馬鹿にするな! それくらい…平気だ…;」

湊「無理しないほうがいいと思うけどなぁ。ま、面白そうだし見てみるか(^^)」

カチャッ

湊「ちなみにこれは邦画だよん。なんか日本のホラーってじわじわくる系が多い気がするよな(・ω・)」

遥「し、知るか」

湊「そう? ほら見てみなよ。右上のほう、髪の長い女の人の影が」

遥「Σ! ひいっ…」

湊「あ、来る来る(笑)」

遥「うぅ…!(/Д\)」

湊「無理しなくていいんだよ? ね、遥は大人しくアニメ見てよう? 怖いだろ?」

遥「こんなの…怖くない…(´;ω;`)」

湊「もー、強情なんだから。だからいじめたくなっちゃうんだよ、俺」

遥「ひっ…出た…(/Д\)」

湊「やれやれ(笑)」

ピッ

遥「え…」

湊「怖いのに無理しないの。ほら、ちょっと泣いてるじゃん」

遥「な、泣いてない!」

湊「ほんと意地っ張りだな、遥は」

ぎゅっ

遥「(´;ω;`)プルプル」

湊「よしよし、意地悪してごめんな。今日は一緒に寝ようか」

遥「…そうしてやってもいい…(´;ω;`)」

湊「じゃ、気を取り直して探偵アニメの映画でも見るか(^^)」


・冬の予定

湊「えーと、冬休みの予定は…24日は遥と東京にお泊まりデート、26日はルシたちと忘年会、28日に帰省して大掃除、そんで31日は遥とお参りしつつ年越して、オールして迎えた元旦は雑煮を作って、翌日は綾さんたちに新年のご挨拶に行きつつ遥と姫始め。うわぁ、楽しみすぎる(^q^)」

遥「勝手に予定を作るな(´`)」

湊「えー。せっかくの冬休みなんだし、これくらいはいいじゃん」

遥「帰省したら、予定のない日でもどうせ押し掛けてくるだろ(-_-)」

湊「だって遥に会いたいもん(´・ω・`)」

遥「うるさい。最後は特に余計だ(`´)」

湊「いや、遥も心の準備がいるかなと思ってさ(笑)」

遥「絶対に来るな(怒)」

湊「絶対に行く。寝正月してるパジャマ遥を襲いにね(`・ω・)」

遥「(`´)」

湊「かーわーいーい(抱)」

遥「離せ( ̄_ ̄)」

湊「でもそんなこと言ってもさ、実際俺が会いに行かなかったら落ちこむんだろ?(^q^)」

遥「…別に。清々する」

湊「ほんとかなぁ(笑)」

遥「し…しばらく顔を見なくてもいいくらいだ(-_-)」

湊「あ、そう? じゃあ28日以降は遥が会いにきてくれるまで会わないってことにしようかな(^^)」

遥「!」

湊「ね?(笑)」

遥「……;」

湊「むふふ」

遥「…来たいなら…来ればいいだろ」

湊「その言葉、そっくりお返ししまーす(^-^)」

遥「(怒)」

湊「なーんて。嘘だよ、俺が会いに行くよ(笑)」

遥「…ん…///」

湊「ってことで姫始めは絶対だからね(`・ω・) ぐふっ!」

遥「調子に乗るな!///」


・ドライブデート(帰省中)

プルルル…

湊『もしもし、遥? あのさ、明日空いてる?』

遥「なんだ」

湊『母さんが車貸してくれるって言うから、一緒にどっか行かない? 俺運転するよ(´ω`)』

遥「運転…(゜ロ゜;)!?」

湊『うん。大丈夫だって、実家帰ってきてからは練習も兼ねて結構乗ってるし(笑)』

遥「ま…まぁ……別に、用事はない」

湊『ほんと? じゃあ明日、10時くらいに家まで迎えに行くよ(^^)』

遥「ん」

湊『おやすみー』

ガチャ

遥「ドライブ…か…」

遥「……///」

遥「なんだ…この緊張…( /Д\)」

〜〜〜

湊「おはよー。ほらほら、乗って(^q^)」

遥「う、後ろに……///」

湊「絶対助手席(`・ω・)」

遥「うう…///」

湊「? 顔赤いよ?」

遥「さ、寒いだけだっ」

湊「ふーん? 暖房強めにしよっか」

遥「(思ったより近い……///)」

湊「そうだ、どこ行きたい?(´ω`)」

遥「え……;」

湊「じゃあ三択で。ショッピングモール、水族館、ROUND1」

遥「最後だけおかしいだろ…(-_-;)」

湊「え、なんで? ボウリング場じゃん(笑)」

遥「…お前が行きたいところでいい」

湊「そう? じゃあせっかくだからROUND1にしよう(笑)」

遥「(゜ロ゜)」

湊「考えてみたらさ、遥とボウリングしたことないんだよな。いやー、楽しみwww」

遥「馬鹿にしてるだろ…(怒)」

湊「いやいや、そんなことは。気を取り直して、しゅっぱーつ」

遥「! …こんなにスムーズに発進できるのか」

湊「え? あー…そういえば晶さんはすごい運転するんだっけ(´ω`;)」

遥「雑すぎる…(-_-)」

湊「いやでも、毎日通勤で乗ってて無事故なんだから大丈夫だよ(笑)」

遥「運がいいだけだ(-_-;)」

湊「またまたぁ。あ、俺の運転はどう? 危なっかしい?」

遥「……///」

湊「ん?」

遥「……危なくは、ない////」

湊「えぇー、教習所通ってた時は割と褒められたんだけどな。あ、赤信号だ」

遥「(ブレーキをかける時も、こんなにゆっくり止まれるのか…;)」

湊「遥、こっち向いて」

遥「ん…?」

ちゅっ

遥「///!?」

湊「あ、青になった。遥は真っ赤だけど(^q^)」

遥「このっ…///」

湊「ちょ、殴ったりしないでな。運転してるんだから」

遥「はっ…」

湊「赤信号って暇だからさー。ふへへ、これで暇潰しができるぞ(´ω`)」

遥「(なんだこいつ……///)」


・ボウリング対決(続き)

湊「うーん、いつぶりかなボウリングなんて。遥はやったことある?」

遥「昔…地区の子供会のイベントで…」

湊「へー。俺は高校の時に友達と行ったきりだな」

遥「靴、履いたぞ」

湊「よし。それじゃボウリング対決しよっか(^q^)」

遥「絶対に嫌だ(T_T)」

湊「えー。じゃあ遥はハンデでプラス40点にしよう? 遥が勝ったら俺は昼ごはん奢る。で、俺が勝ったら…(´ω`)」

遥「なんだ」

湊「帰りの赤信号で遥がちゅーしてくれるってことで(笑)」

遥「はっ?//」

湊「ハンデあげてるんだからそれくらいいいだろ? じゃ、湊遥杯はじめー(`・ω・)」

遥「勝手に名前をつけるな!」

湊「じゃ、第一投いきまーす。えいっ」

ガシャーンッ

湊「あ、やったぁストライク。ほら、ストライクかスペア出したらハイタッチだよ遥(`・ω・)」

遥「男同士でできるかっ///」

湊「そんなことないよ、あっちの学生ぽい子たちもやってるじゃん。ほらほら、タッチ(´ω`)ノ」

遥「う…///」

パンッ

湊「頑張れ遥ー(^q^)」

遥「(ど、どうやって投げるんだ…;)」

ぽいっ
ころころ…
くるんっ

遥「Σ!?」

湊「え!? すごい遥、カーブしたよカーブ!」

パタパタ…

遥「あ……二本…(´;ω;`)」

湊「うーん、端っこ行きすぎたね。でもボールが曲がるなら、もう少しこっちから投げればいいんじゃない?」

遥「こっちか…」

湊「ていうかなんで曲がるの? すごいね(・ω・;)」

遥「(球速が遅すぎる…のか;)」

湊「よーし、負けないぞ(`・ω・)」

〜〜〜

遥「(最終的に真ん中に行くには、この辺りから…)」

ぽいっ
ころころ…

湊「お、曲がってる曲がってる」

パタパタパタ…パタン

遥「Σ!」

湊「やったじゃん! ストライクだよ遥!p(^-^)q」

遥「……(゜ロ゜)」

湊「ほらほら、ハイタッチしなくちゃ」

遥「え、あ…」

パンッ

遥「(偶然でもまぁ…少しは嬉しい、か)」

湊「遥、これ最後だからもっかいだよ」

遥「Σえっ」

ぽいっ
ころころ…
パタパタ…

湊「これで終わりかな。いやー、ギリギリだったね。最後に追い上げられるとは(笑)」

遥「お前が勝つのは当然の結果だろ…(´ε`)」

湊「まぁまぁ、拗ねないの。ご飯奢るから」

遥「それは約束と違う(怒)」

湊「えー? 遥ってそういうとこほんと譲らないよな、しっかりしてて好きだけどさ(笑)」

遥「ふん…///」

湊「じゃあ一方的になっちゃうけど、遥からちゅーをもらおっかな(´ω`)」

遥「赤信号に遭わないように帰れ(T_T)」

湊「やだよん(^^)」


・帰り道(続き)

湊「あ、また赤信号だ〜♪」

遥「〜っ、ふざけるな! 何回やらせる気だ!///」

湊「だって信号が赤なんだもーん(´ω`)」

遥「うぐ……///」

湊「ほらほら、早く(^q^)」

遥「……///」

ちゅっ

湊「にへー(´ω`*)」

遥「…さっさと進め///」

湊「まだ赤だもーん。ここの信号長いんだよなぁ、ああ暇だなぁ」

遥「知るか!///」

湊「ふふ。冗談だよ、もう十分。堪能させてもらったし(^^)」

遥「……」

湊「? 遥、怒ってる? 嫌だった?」

遥「…さっき…こういうのをもらうのは、一方的って言ってただろ」

湊「だって結局ご飯も割り勘だし、いくら勝負に勝ったからって遥に甘えすぎたかなーってさ」

遥「一方的なのはどっちだ。こうして…人を誘って、運転して、行く場所も考えてるのはお前だろ」

湊「それは俺が遥と出掛けたいからだよ?」

遥「そ、れでも…」

湊「あ。もしかしてさ、俺が"もう十分"って言ったから?」

遥「……ふん」

湊「もっと、甘えてもいいの?」

遥「……好きに、しろ///」

ぷいっ

湊「ありがと(´ω`*)」

遥「…帰るのか」

湊「うん」

遥「…ふうん…」

湊「俺の家にね。遥も来てもらうから」

遥「え」

湊「今日、夜まで誰もいないからさ。…部屋でゆっくりしよ?」

遥「っ…///」

湊「あれぇ? なに考えたのかな(^q^)」

遥「何も考えてない!///」

湊「あんまりかわいい顔してると、ここで襲っちゃうよ?」

遥「ばっ…///」

湊「ま、それはさすがに冗談だけど。ふふ。デート代に見合うくらいいっぱい甘えるから、覚悟しててな」

遥「馬鹿……///」


***
今年もどうぞよろしくです(・ω・)

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