:: どいつもこいつも変態
2013.06.21 (Fri) 01:16

湊「(T_T)ズーン」

凌「(T_T)ズーン」

佳「ええいっ、重い! なんなのよあんたたち、梅雨の空気より重たいわ!」

湊「遥が…」

凌「かりんが…」

佳「受っこちゃんがどうかしたの」

湊「遥がぁ! 遥がっ、俺のパンツと一緒に洗濯されたくないってぇ! なんか洗濯ひとりで勝手にしてぇ! うわあああんっ、反抗期の娘みたいなこと言ってさぁ!(泣)」

凌「小宮……気持ちは痛いほどわかる」

佳「わかんのかよ」

湊「なんでぇ! 俺の下着はそんなに汚いのかぁ!」

凌「いつもの照れ隠しではないのか」

湊「うっうっ(泣)」

佳「(なんかどうでもよくなってきた…)」

湊「確かに……ううっ、遥のパンツは洗濯する前にちょっとすーはーしたり洗濯後にすりすりしたり××××に使ったり×××で××したりしたけどぉっ、ひどいよぉ!(泣)」

佳「マジ同情2000%だわ、遥ちゃんに」

凌「洗われたくないというより、触れさせたくないんじゃないか」

湊「ええぇ……(泣)」

佳「(もういいやほっとこう)守山はなに落ち込んでたの?」

湊「あっルシひどい。ちゃんと聞」

佳「うっさい黙れ」

凌「……昨日のことだ。かりんと風呂に入っていた」

佳「おほぉう!( ´艸`)」

湊「いーなー…」

凌「いつもの通り、髪を洗って体を洗って、浴槽に浸かっていた」

佳「ちっ(健全な…)」

凌「普段ならひよこを浮かべるんだが、その時は…」

か『ほぇ、先輩。あのですね、僕もう大人ですし、ひよこさんは卒業しようと思うんです』

凌「この……何か大事なものが瓦解したような喪失感がお前たちにわかるか」

佳 湊「いやまったく」

凌「……」

湊「つーかそんなの当たり前だろ! 大学生にもなってひよこで遊ぶほうがびっくりだ! 俺なんてひっそりした楽しみを奪われたんだぞっ」

凌「俺とて日常の小さな幸せだった。ひよこと戯れるかりんを眺めて……風呂で日頃の疲れを癒していたというのに…」

湊「(T_T)ズーン」

凌「(T_T)ズーン」

佳「もうお前らどっかいけ」



***
どちらが深刻かは判断しかねますね。こんな悩みを打ち明けられた佳奈子にマジ同情。
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