:: 湊と佳奈子の初対面 2015.10.20 (Tue) 01:21 ・とある授業開始前 『今日は風邪で休むね。ごめん、かなちゃん(>_<)』 佳「あーあ、りんちゃん休みかぁ。芥川ファンなのにもったいない」 ガラッ 佳「席ここでいっか。どーせ誰も隣に来ないだろうし」 すとん 佳「お大事に、っと。今日のノートはちゃんととらなきゃね、りんちゃんに見せるかもだし」 ガラッ ざわざわ 女A「あっ、見て。小宮くんだよ!」 女B「ほんとだ。この講義取ってたんだ、ラッキー」 女A「かっこいーよね、こっちの席来てくれないかなー(*´ω`)」 佳「(ケッ、リア充代表め。爆発しろ)」 ガタン 佳「!?」 湊「ここの席、空いてる?」 佳「……」 湊「よいしょ」 佳「(座るんかい!(`Д´))」 女C「ちょっと、なに? あの子なんで小宮くんの隣座ってんの?」 女D「国文じゃないってことは英語科? 何様よ」 佳「(こいつが勝手に座ってきたんだろーがっっ!)」 教授「えー、ではテキストの8ページを…」 佳「(昼はなんかおいしいもん食べよ…はぁ…(T_T))」 湊「…それ、ルカ?」 佳「へっ?;」 湊「ペンケースに付いてるキーホルダー。巡音ルカだろ?」 佳「そうだけど。ボカロ興味あんの?」 湊「最近よく聴いてる」 佳「ふーん」 佳「(あたしはにわかが嫌いなんじゃあ! どーせ詳しくもないくせにあーだこーだ言っ)」 湊「やっぱりルカだと………って思うけど俺的には…………も好きで作曲者さんだと………さんとかほら………あるじゃんあの系列もいいし…………の歪んだ愛っていうかちょっと病んじゃってるのもルカだからこそっていうかそれから」 佳「Σ(゜ロ゜)!?」 湊「ん?」 佳「…」 湊「ミクとリンも語ろうか?」 佳「アニメは? 漫画はっ?(゜゜)」 湊「ご○うさ、黒○事、ジョ○ョあたり? 漫画は七つの○罪読んでるとこ」 佳「なんてこと…orz」 パサッ 佳「はっ!」 ガタガタッ 佳「(どどどうしよう純ロマの下敷き落としちゃったぁぁ見られたよ絶対見られたよアニオタならともかく腐はまずいよううう(>_<))」 湊「あ、腐女子か」 佳「え」 湊「違うの?」 佳「いや…そうだけど、なんかリアクションないの? 引かない?」 湊「別に。そんなの趣味だし、いっぱいいるじゃん(・ω・)」 佳「…ふうん…」 佳「(こいつのこと知ってはいたけど、なんか思ってたのと違うわね…)」 佳「はっ! もしかして腐男子だったりするっ?(´ω`)」 湊「いや、違うけど」 佳「あー…まぁ、さすがにそうよね;」 湊「腐っていうけど、どの辺までそうなの? 二次が好きな感じ?」 佳「まぁ、基本はね。今はエレリヴァエレかなww」 湊「なるほど。ちなみにその…三次元はいける?」 佳「うーん…芸能人とかのは微妙だけど、いい素材が身近にいたら絶対ネタにするし受の子可愛がりまくると思う。描いてみたいなー、かわいい子」 湊「じゃ、平気なんだな」 佳「まぁ、萌えとしてならね。あんたこそ、見るからにリア充なのに彼女いないわけ? 告られる割に誰とも付き合わないって聞いたけど」 湊「あ、俺のこと知ってるんだ。んー…一応、恋人はいるんだ」 佳「そーなの? それは初耳だわ」 湊「言っとくけどめっちゃかわいいからな(`・ω・)」 佳「あーそう。のろけはいらんわ(´Д`)」 湊「…ま、俺が好き好き言いまくってようやく付き合ってもらってる感じだけど」 佳「んぇ? あっちからじゃないの? あんたから?(゜゜;)」 湊「ああ」 佳「へぇ、意外。あんたなんか黙ってても寄ってくるのにね」 湊「んー、他の子とはなんか違うんだよな。私のこと守ってね、っていうタイプじゃなくて、守られなくていいからほっといて、って感じ」 佳「クールじゃん(´ω`)」 湊「でもそれって強がりなんだよな。だからこう、尚更ほっとけなくなるし」 佳「なるほどー。強気っ子か、悪くない」 教授「では、今日はここまで」 佳「へっ? あっやば、ノート書かなきゃっ;」 湊「んじゃ、俺はこれで」 佳「あ、はいはい。じゃーねっ」 湊「そういえば聞き忘れたんだけど、名前は?」 佳「あたし? 成島佳奈子」 湊「了解。それじゃ」 佳「やばい、お昼食べる時間なくなるっ(´;ω;`)」 〜〜〜 佳「カラオケ久々だわー」 友「だよねー。てか漫研も久々じゃない?」 佳「確かに。中間テストしんどかったし」 友「あ、みんな来たみたいだよ」 佳「おおー! みんな久しぶりっ(^q^)」 友「進撃本新刊キタコレ」 佳「ひゃっふー!」 友「黒バス本もありまっせ(笑)」 佳「夏コミはよ!」 湊「あっ。久しぶり」 佳「!!!」 友「うあああ! 良素材キターっ!(^q^)」 友「こりゃスケッチせねば損だわ(^q^)」 佳「なんであんたがここにいんのよっ?」 湊「友達に呼ばれたから」 友「俺が呼んだんだ。こいつに大罪貸してたから、返すついでに寄っていけって」 友「マジgjだわ」 湊「それと、いい話を持ってきたからさ」 佳「何よ、宗教か悪徳商法だったらぶっ飛ばすからね(T_T)」 湊「違う違う。…ま、とりあえずこっち座って」 佳「はいはい。で?」 湊「君らの言う良素材だと思うんだけど、この子どうかな?」 ピッ 佳「Σ!?」 佳「て、天使がおる…(゜ロ゜;」 佳「ふあふあの茶髪、色白、華奢、細い腰、そこそこの身長、そして何より眼鏡っこ…!」 佳「ど、どこ!? どこに行けば会えるのよハァハァ(^q^)」 湊「会いたい?(笑)」 佳「もちろんんん! ちなみに性格は? おとなしめ? 案外反抗的なタイプ?」 湊「強がりばっかり言ってる、めっちゃかわいい子」 佳「……ん?」 湊「ん?^^」 *** そして佳奈子は湊遥宅に突入を試みる(´・ω・) ↑main ×
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