:: 体育の授業
2015.07.23 (Thu) 23:58

遥「はっ…(゜ロ゜)」

湊「ん、どうしたの? 後期の時間割なんて眺めちゃって。ていうか気が早いな遥、まだ前期も終わってないのに(´ω`;)」

遥「なんでもない…;」

湊「なになに? 気になるんだけど」

佳「ちょっと小宮ぁ、早く菓子よこせ菓子」

湊「ったく。ほら(-.-)」

佳「デュフフ、いちごタルトうまぁ(^q^)」

湊「一切れだけだからな」

佳「わかってるってぇ。で、遥ちゃんは何をびっくりしてるのかな?」

遥「お前…体育、取ったか(゜゜)」

湊「体育の授業? 取ったよ、去年。バスケだったかな」

佳「そういえばあったわね、そんなの。大学の体育って、種目選べるんでしょ?」

湊「ああ。俺が取ったコマは弓道とバスケとテニスから選べたんだ。ルシは取らなかったのか?」

佳「だぁって体育だもの。必修でもないんでしょ?( ̄^ ̄)」

湊「いや、俺は必修単位なんだ。教員資格取るのに必要……ってまさか!(゜ロ゜;」

遥「……」

佳「えっ、遥ちゃん取ってないの?」

遥「…忘れてたわけじゃない。ただ…後回しに…;」

湊「もー。どうせ取るなら暇な一年に取っとけばいいのに(^_^;)」

佳「でもでも、二年でも取れるんでしょ?」

湊「一応な」

佳「よかったぁ。遥ちゃん、どの種目にするの?^^」

遥「…取りたくない…(´`)」

湊「って言ったって、仕方ないだろ? それ取らないと資格取れないんだし」

遥「だいたい…なんで体育の教師になるわけでもないのに体育なんか…(-_-)」

湊「人並みに体力があって自己管理ができますってのを証明するんじゃ?」

遥「団体行動……うぅ…」

湊「ほらほら、コミュ障発動しないの。あっ、そうだ。じゃあ俺も後期に体育取るよ(´ω`)」

佳「そんなことできるの? 単位重複するとダメなんじゃなかった?」

湊「体育は一単位だし、種目変えれば別単位のはず。だからバスケ以外ならおっけー」

佳「じゃあ安心ね、遥ちゃん(^q^)」

湊「むふ。遥と二人で準備体操しちゃったり保健体育しちゃったりするのかぁ(*´д`)」

佳「なにそれ詳しくφ(゜゜)」

遥「誰がそんなことするか(怒)」

湊「まぁまぁ。で、授業だけど…あ、月曜の三コマは俺必修あるから被ってる」

佳「遥ちゃんも必修ね。線形代数…? ちょ、ちょっと何言ってるかわかんないなぁ(´ω`;)」

湊「んじゃ木曜の二コマのほうか。うわ、腹減りそう(^^;)」

遥「そこでいい」

湊「そか。えーと種目は…」

佳「柔道、バレー、卓球…ふむ」

湊「…ルシ、今絶対柔道でアレな想像しただろ(´ω`;)」

佳「な、なんのこと? 別に寝技かけられた遥ちゃんの道着がはだけて…なーんて考えてないけどぉ(´з`;)」

湊「ど、どうする? 柔道やる? ハァハァ(*´Д`)」

遥「却下(-_-#)」

湊「そ、そう? まぁ寝技なんていつもベッドで練習してるし…痛い痛いぃ!」

遥「黙ってろ(T_T)」

湊「うぅ。でもバレーできる? ちゃんとレシーブできるの?」

遥「うっ…;」

佳「バレーってさ、あの責任重大なとこが苦手なのよね。自分にまわってきたボールは絶対受けなきゃいけないし(´з`)」

湊「うーん、俺は昔やってたから好きなんだけどな。じゃあ卓球? チームプレーじゃないから楽かもよ」

遥「まぁ…」

佳「小宮とずっとラリーしてればいいのよ、遥ちゃん(´ω`)」

湊「ハァハァ、俺が手取り足取り教えてあげようじゃないか(*´д`)」

遥「……(-_-)」

佳「あれっ? 運動論…?」

遥「ん?」

佳「遥ちゃん、教員資格って別に実技の体育じゃなくてもいいみたいよ? ほら、ここ。運動論って授業あるでしょ? 座学だけど、実技の単位の代わりになるって書いてあるし」

湊「えっ(´・ω・`)」

遥「これを取れば、実技はいらないのか」

佳「そうみたい。よかったね^^」

湊「えっ(´;ω;`)」

遥「…これにする。あ、ありがとう、ルシ」

佳「うんうん。って、あんたはなんで泣いてんのよ(´`;)」

湊「だぁってぇ! 遥と受けられる授業なんてめったにないんだぞ! うわぁぁ、ペアになってストレッチしたかったのに! 運動した後一緒にシャワー浴びたかったのにぃ!(´;ω;`)」

遥「……(-_-)」

佳「なんだ、ただの煩悩じゃない。ていうかそんなに受けたいなら運動論受ければ?」

湊「その時はちょうど近代文学Uなんだよぉ、ちくしょぉ! うう…いいもん、ベッドで散々運動してやんよ(´;ω;`)」

遥「やめろ///」


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