:: 家族:ホワイトデー
2015.03.14 (Sat) 04:30

湊「小春、準備はいいか?」

こ「むにゃ…(´`)」

湊「ほら、起きろ。ママと三春が起きてきちゃうだろっ;」

こ「おっす(´・ω・)ノ」

湊「我が小宮家には、ホワイトデーは女性陣に感謝の意を表して全ての家事を男が行うというしきたりがある」

こ「ぱぱいつもやってるじゃん(・ω・)」

湊「掃除と洗濯はママの仕事だぞ。…まぁ休日は俺が全部やるんだけど(´ω`;)」

遥「すー…」

み「(_ _ )zzz」

湊「とりあえず、一か月前にチョコもらった以上は三倍でお返ししてやるのがイケメンだ。いいな?」

こ「おー(`・ω・)」

湊「じゃ、朝ご飯の準備に取りかかるぞ!」

〜〜〜

湊「よし、掃除機かけた。小春ー、雑巾がけやったかー?」

こ「階段まだー」

遥「本当に…手伝わなくていいのか」

湊「いいのいいの。ママと三春はこっちでお茶でも飲んでて^^」

み「まま、いこ」

遥「あぁ…;」

こ「ぞーきんぞーきん。ぱぱ、あとなにやるの?」

湊「小春はそれ終わったら風呂掃除な^^」

こ「えー(´ε`)」

湊「トイレ掃除のほうがいいか?(笑)」

こ「…ぽちゃでいい」

み「もぐもぐ」

遥「(いいんだろうか…;)」

こ「ねーぱぱ、あれいつわたすの?」

湊「しーっ。掃除終わったら渡すよ」

こ「へへ、そっか(´∀`)」

み「ままぁ、なんでぱぱとおにーちゃんがはたらいてるの?」

遥「今日はホワイトデーだからだ」

み「ほわいとでーって、ばれんたいんのおかえしするひでしょ? じゃあ、ごはんつくったりおそうじしたりするのがおかえしなの?」

遥「それだけじゃない。たぶん…」

み「たぶん?」

遥「普通はまぁ、チョコのお返しになるような甘いものとか…そういうのがある」

み「おにーちゃんとぱぱからあまいものもらえるの? やったぁ(´ω`)」

こ「おまたせー(・ω・)」

み「なぁに、おまたせって」

湊「ママも三春も、バレンタインの時はありがとう。ってことで、これはパパから。はい三春^^」

み「あー! あんじぇりーく(ケーキ屋)のふろまーじゅ! わたしのすきなの!(´`*)」

湊「遥にはこれ^^」

遥「髪どめ…(゜゜)」

湊「そう。結構髪長くなっただろ? かわいいよな、シュシュっていうやつ」

み「あ、ありがと…ぱぱ(´ε`*)」

湊「どう致しましてぇぇ!(/ω\)」

ぎゅっ

み「ぃやぁ! だきつかないでよあっちいって!(/Д\)」

湊「ご、ごめん(´;ω;`) じゃあ遥にっ!」

ぎゅっ

遥「やめろ馬鹿っ///」

湊「(´・ω・`)ショボン」

こ「みはる、ほらよ(・ω・)」

み「ちろるちょこのおっきいはこ! すごーい(゜゜)」

こ「(これかうのに、すっぱまんかーどがまんしたんだよな(´・ω・))」

み「ありがとう、おにーちゃん(´ω`)」

こ「(ま、いっか)」

湊「三春、しばらくおやつに困らないな(笑)」

み「えへへ…」

こ「ままにはこれ(・ω・)」

遥「眼鏡拭きか?」

こ「うん。おれ、いっぱいかんがえたけど、ままがほしいものわかんなくて…(´・ω・`)」

遥「これで十分だ。ありがとう」

こ「まって! あと、これも」

遥「!」

み「かたもみけん? これなに?」

湊「ママが肩こってる時にこの券を使うと、小春が肩もみしてくれるんだって(笑)」

こ「まま、かたこったってよくいうから(´・ω・)」

遥「そうだな。今度使わせてもらう(笑)」

ピンポーン

湊「三春、またおやつが増えそうだぞ(笑)」

み「どうして?(・ω・)」

ガチャ

か「こんにちは^^」

り「こんにちはー!」

こ「りんだ!」

り「みはるちゃん、ばれんたいんのおかえしに、こ、これ…(>_<)」

み「わたしに? あけてもいい?」

り「うん!」

み「わぁ、ぷりん! おいしそう(´ω`)」

り「みはるちゃんのすきなぷりん、ままといっしょにつくったんだ。た、たべてね…///」

み「ありがとう、りんくん」

り「う、うん…///」

こ「いーなー(・ω・)」

り「あ、こはるくんのぷりんもあるよ^^」

こ「まじか! やったー(´∀`)」

湊「かりんちゃん、わざわざありがとうな^^」

か「いいえ。わたしたちだけではないですし^^」

遥「え…」

凌「すまない。外にノラ猫がいたものでな」

こ「まじで? おれもみたい(`・ω・)」

凌「もう逃げてしまったが」

こ「そっか(´・ω・`)」

凌「三春。先月はありがとう。うまかったぞ」

み「は、はい! えへへ…///」

こ「またはじまったよ(・ω・)」

湊「このやり取り見る度にパパ悲しくなるよ(´;ω;`)」

遥「……(ぽんっ)」

湊「遥ぁ(´;ω;`)」

凌「いろいろ考えてみたんだが、形に残るものにしてみた。これを…」

み「くまさん!」

こ「くまのぬいぐるみか(゜゜)」

凌「少し子供っぽいか…?」

み「い、いえ! くまさん、すきです…(/ω\)」

湊「よかったな、三春……ぐすっ(´;ω;`)」

遥「泣くな;」

み「ありがとうございます、えへへ…///」

こ「あっ!Σ(゜д゜)」

り「どうしたの?」

こ「おれ、りんままにおかえししてない…!」

か「あらあら。そんな、お返しなんて…^^」

こ「いけめんのながすたるからだめ。んと…はい! りんままにもこれあげる(`・ω・)」

か「これは…肩もみ券? ふふ、ありがとう^^」

凌「そうか、そういうものもあったな」

り「ぼくもこんど、ぱぱとままにあげるね^^」

か「ええ。そろそろお暇しましょうか?」

凌「そうだな。じゃあ」

湊「また今度、ゆっくり来いよー」

り「こはるくん、みはるちゃん、またねー(´ω`)」

み「うん。ばいばいりんくん」

こ「またなー(・ω・)ノ」

バタン

遥「……」

湊「遥?」

遥「そのテディベアの箱…」

湊「箱? あっ、確かに両手で箱持ってるなこのクマ」

こ「ほんとだ。とってみようぜ」

み「わたしがやるわ。んしょ…あけてみよっと」

パカッ

み「くっきー!(゜゜)」

こ「すげー! はこにくっきーはいってる」

湊「さすが守山…なかなかの念の入れようだな;」

み「たべちゃうのもったいないなぁ…(´・ω・`)」

こ「じゃあおれがくってやるよ(・ω・)」

み「だめ( ̄_ ̄メ)」

こ「! ぱぱ、みはるこわい(´;ω;`)」

湊「うんうん。きっとパパのフロマージュは躊躇なく食べるんだよな(´;ω;`)」

遥「思春期に入ったら…食べてさえくれないかもな」

湊「それ以前にチョコももらえなさそう…(´;ω;`)」

み「なにないてるのよ。ぱぱはずっとぱぱだもん、ちょこくらい…あげるわよ(´ε`*)」

湊「三春ぅ(´;ω;`)」

遥「よしよし」

〜〜〜

遥「こうか…?」

遥「いや、こっちで結んで…」

湊「風呂上がったー。あっ(^q^)」

遥「!」

湊「シュシュ付けてくれてるんだ?(´ω`)」

遥「別に…か、乾かした髪が広がるから仕方なく…///」

湊「へー(´∀`)」

み「すぅ……」

湊「三春はやっぱりテディベア抱いて寝てるのな(´ω`;)」

遥「気に入ったんだな」

湊「遥も?^^」

遥「……まぁ…///」

湊「それじゃ、今日が終わるまでのあと二時間…大人のホワイトデーしよっか」

遥「なんだそれ…」

湊「チョコのお返しに、甘々たっぷり濃密えっちを…むふふ」

遥「馬鹿……///」


***
守山さんロリコンも大概に…いや何でも(´・ω・)


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