:: 家族:バレンタインデー
2015.02.14 (Sat) 03:35

こ「ぶー(´ε`)」

遥「そんなにむくれるな」

こ「どよーびなのにがっこうなんてひどい。ぶー(´ε`)」

湊「はは。でも午前中だけなんだろ? パパも仕事だから小春も頑張ろうな」

こ「むー…」

湊「今日頑張ったら、明日スッパマンミュージアム行けるぞ(´ω`)」

こ「へへ、いってきまーす(´∀`)」

み「おにーちゃんてほんとにたんじゅんね(´`)」

湊「それが小春のいいところだよ。じゃ、俺もそろそろ仕事行くから。遥、三春よろしくな」

遥「ん。…行ってらっしゃい」

み「いってらっしゃいぱぱ、あしたかえってきてもいいからね(・ω・)」

湊「えっひどい!(´;ω;`)」

バタン

遥「…三春」

み「ん?」

遥「作戦…開始だ」

み「はーい(´ω`)」

〜〜〜

み「んと、さいしょにちょこをちいさくわるのね」

パキッ

遥「その間に生クリームを温めて…」

み「ちょことまぜて、とかしていく…」

まぜまぜ

み「わぁ、ちょことけてる(^ω^)」

遥「とりあえずこの型に入れて固めるか」

み「おにーちゃんには、んーと…ほしのかたがいいな(´・ω・)」

遥「そういえば…三春は誰にあげるんだ」

み「わたし? おにーちゃんとりんくんと…しかたないからぱぱと…」

遥「(笑)」

み「あと、りんくんのぱぱ(/ω\)」

遥「(やっぱりそうか…)」

み「もちろんりんくんのままにもあげるの。あと、ままにもね(´∀`)」

遥「ありがとう」

み「でも、おにーちゃんもぱぱもいなくてよかったわ。かくれてつくれないもんね(´ε`)」

遥「そうだな」

み「まま、ぱぱにいつもちょこつくってたの?」

遥「昔は…かりんとルシに教えられながら作っていた」

み「るし…あ、かなこさんのことね。そっか、かなこさんとおないどしだもんね、まま」

遥「ん。結婚してからは、目を盗んで事前に何度か練習して…;」

み「れんしゅう? まま、れんしゅうしたの?(゜゜)」

遥「昔はもっと料理が苦手で、きちんと作るようになったのは小春が生まれてからだ。それでもスイーツは…よくわからなかった;」

み「まま、あまいものあんまりたべないものね。でも、ぱぱにちゃんとつくってあげるの、わたしえらいとおもう。わたしもけっこんしたら、まいとしちょこあげたいな(´ω`)」

遥「そうか(*´`)」

み「きょねんはおにーちゃんがねむってるとき、あさはやくおきてつくったよね」

遥「寒い時期なのに、三春はよく起きたな」

み「わたし、ちょこつくるのはじめてだったから。ぱぱもねててよかったわ」

遥「あ、あぁ…(あれは寝たふりだったはず;)」

み「あれ? まま、そのままれいぞうこにいれちゃうの?」

遥「これはトリュフにするつもりだ」

み「とりゅふ?」

遥「ボールみたいな…丸いチョコにする」

み「わぁ、たのしみ(´ω`)」

遥「ラッピングはどれにする?」

み「こんなにあるんだ、すごいね」

遥「百円店で買ってきた。時期が時期だからいろいろあってよかった」

み「あ、このはーとのはこかわいい! えへ…これはりんくんのぱぱにしよっと…あっ!(´;ω;`)」

遥「っ? どうかしたか」

み「まま、りんくんのぱぱってあまいのきらいじゃないよね…?(´;ω;`)」

遥「普通に食べていたはずだ。かりんも毎年あげていたからな」

み「あ、そっか(゜゜)」

〜〜〜

み「ちゃんとかたまってる!(´∀`)」

遥「よかった。じゃあ、トリュフを丸めるの、手伝うか?」

み「うん、やってみたい^^」

こねこね

み「ふふ。てはちょっとよごれちゃうけどたのしいね」

遥「丸めたら、ココアパウダーをまぶして…」

み「ここあ? あまいの?」

遥「これは少し苦いんだ。中のチョコが甘いから」

み「にがいの?(´・ω・)」

遥「小春と三春のチョコは粉砂糖にしておくか…」

み「じー……」

遥「…味見してみるか?」

み「うん(*´ω`)」

ぱくっ

み「とりゅふ、あまくておいしいわ」

遥「そろそろ小春が帰ってくるから、先に渡そう」

み「そうね、ぱぱはよるまでかえらないし。…はやくかえってこないかな(´・ω・)」

遥「昼のうちに、凛也たちに渡してくればいい」

み「うん、そうする」

きゅっ

み「りぼんむすんで…できた!」

遥「メッセージカード、書くか?」

み「えと、じゃあ…りんくんのぱぱにかく…(/ω\)」

こ「ひるめしー!(`・ω・)」

遥「おかえり」

こ「まま、みてみて! こんなにちょこもらっちゃったー、へへ(´∀`)」

遥「凄いな。ほら」

こ「あ、ままから? わーいっ\(^0^)/」

み「わたしもあげる。はい、おにーちゃん」

こ「まじか。いっぱいもらったし、やっぱおれいけめんかな…(*´`)」

み「みんなぎりちょこでしょ」

こ「いーんだよ、もらえれば(´ε`)」

がさがさ

こ「ほしのかたちだ、すげー(゜д゜)」

み「かたにちょこいれてつくったの」

ぱくっ

こ「うん、うまい(・ω・)」

み「あっそ//」

こ「ごくん。ままのも、うまー(´ω`)」

遥「(ほっ)」

み「ほわいとでーはさんばいがえしよ、おにーちゃん(´ε`*)」

こ「えぇ!(OoO;)」

〜〜〜

ピンポーン

か「はぁい^^ あら、三春ちゃん」

み「こ、こんにちは。あの、こればれんたいんの…(もじもじ)」

こ「りんままこんちは! りんいる?(`・ω・)」

ひょこっ

り「あ、こはるくん! みはるちゃんも!」

み「りんくん、はい。ちょこだよ」

り「え! あっありがとう…(*´`)」

み「りんくんのままも、どうぞ。わたし、つくりました」

か「三春ちゃんが? ありがとう、ラッピングすごくかわいいね^^」

み「えっと、あの…//」

こ「りんぱぱもいる?」

か「ええ。ちょっと待っててね、今呼んでくるから」

み「あぅ…//」

こ「なにもじもじしてんだよ。ようふくもふりふりのやつにきがえて、かみのけもりぼんして、へんなやつ(・ω・)」

み「おにーちゃんはだまっててよ(`‐´)」

凌「小春と三春か。しばらくだな」

み「! こっこんにちは! あの、きょっ…ばれんたいんなので、ちょこつくりました。おいしくないかもしれないけど、えとっ…(゜゜)アワアワ」

か「三春ちゃん、私や凛也にもチョコを作ってくれたんですよ^^」

凌「そうか。ありがとう、三春」

なでなで

み「は、はい!///」

凌「大事に食べるとしよう」

り「うん!(´ω`)」

こ「よし、かえろうぜみはる」

か「そうだ。三春ちゃん、小春くんも、よかったらこれどうぞ」

こ「これ? なかみ、なに?(・ω・)」

か「私が作ったチョコプリンなの^^」

こ「ぷりん! すげー(゜゜)」

み「ありがとうございます」

か「こちらこそ。気をつけてね」

り「こんど、またあそぼうね!」

こ「おー(`・ω・)ノ」

〜〜〜

湊「ただいまー。ん、この匂いは…」

こ「かれーだ(´・ω・)♪」

湊「ほんとだ。ありがと遥、夕飯作ってくれたんだ^^」

遥「小春も三春も手伝ってくれたから…」

こ「いぇい!」

み「ぱ…ぱぱ、はやくきがえてきてよ。わたしおなかぺこぺこなんだから(´ε`*)」

湊「あ、そうだな; ちょっと待ってて」

ガチャ

湊「…ん? 机の上に何か…」

『ぱぱへ』

湊「これはもしや…やっぱり。三春からのチョコかぁ(*´`)」

湊「娘からチョコもらえるのも、いつまでかなぁ…」

湊「……なんか悲しくなってきた(´;ω;`)」

湊「とりあえず三春にお礼言わないと…」

ぱたぱた

湊「あれ? 三春は?」

こ「きゅうにはらいたくなったから、さきにたべてていいって」

遥「部屋にこもってる(小声)」

湊「はは、いつもの照れ隠しか^^;」

こ「まま、かれーおおもりね(`・ω・)」

遥「ん」

湊「じゃ、俺はとりあえずビール…あっ」

み「(こそっ)」

こ「はらいたいのなおったのか?」

み「ま、まぁね」

湊「三春、ありがとな。パパ嬉しいよ(´ω`)」

み「ち、ちがうわ。ちょこがあまっちゃったからよ。…のこしたら、らいねんはつくってあげないからね(´ε`*)」

湊「はーい( ´艸`)」

こ「あー! ぱぱ、あのふくろってちょこ?(゜゜)」

湊「ああ。今年は土曜だから、いつもの半分もないけどな。小春と三春にあげるよ」

こ「え、いいの?(´ω`)」

湊「パパはママと三春のチョコだけで十分だからな^^」

遥「Σ! あ…後で…だ//」

湊「わかってるよ。ママは毎年焦らすもんね(笑)」

こ「へへ。しばらくはちょこたべほーだい…(´・ω・)♪」

〜〜〜

こ「すっぱまん……くぅ…(_ _ )」

み「すー……」

湊「へー、三春はやっぱり守山にあげたのか。…きっと俺のより凝ってんだろうなこんちくしょー(´;ω;`)」

遥「泣くな;」

湊「じゃあ、俺のこと喜ばせてほしいなぁ?^^」

遥「……ほら///」

湊「わーい。開けていい?(´ω`)」

遥「ん…///」

湊「トリュフだー。ね、食べさせて^^」

遥「はっ? ……口、開けろ///」

湊「ん!」

ぱくっ

湊「おいしー! 毎年ありがと、幸せだよ俺(/ω\)」

遥「このくらい、当然だ…///」

ぎゅっ

遥「///!」

湊「遥、愛してる。お返し、楽しみにしててね( ´艸`)」

遥「……ふん…///」

湊「ところで」

遥「?」

湊「食べていいのはチョコだけ…かな?」

遥「え……」

湊「甘そうな遥も食べたいなぁ^^」

遥「なっ…///」

湊「さっきから気になってたけど、パジャマのここのボタン外れてるよ? 手、入れていいってこと?(笑)」

遥「! …好きに、すればいい…///」

湊「あれ、今日は焦らした分煽るね。じゃ、頂きまーす( ´艸`)」

ちゅっ

遥「す、すっ……///」

湊「?」

遥「……き///」

湊「……うん(*´`)」


***
小春は算数かなんかの補習(?)で午前中いなかったということで。
やっぱりバレンタインネタ楽しすぎる(´・ω・)



prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -