:: 子はる五年後
2015.02.12 (Thu) 21:44

・子はるがちょっとおっきくなったら…?という未来です


プルルル…

湊『はい』

遥「! え、と…」

湊『遥? 久しぶりだな^^』

遥「ん……///」

湊『どうかした?』

遥「あ、あした…」

湊『明日?』

遥「と、とまり、いきたい…(/Д\)」

湊『泊まり? いいよ、おいで^^』

遥「!」

湊『この前みたいに歯ブラシ忘れるなよ(笑)』

遥「むー…///」

湊『綾さんにちゃんと許可取ったか?』

遥「…;」

湊『ならだめ。いつだったか、嘘ついて来たことあったし…』

遥「ちゃ、ちゃんという(´;ω;`)」

湊『じゃ、綾さんに代わって?』

遥「うー…」

綾「もしもし、お電話代わりました」

湊『こんばんは、小宮です。明日一晩、遥を預かるんですが大丈夫でしょうか』

綾「まぁ、あの子ったらそんなことを。でもよろしいの? 小宮くんもお忙しいでしょう?」

湊『いえ、今週末は部活指導もありませんし。暇ですよ^^』

綾「そう? いつもお邪魔してごめんなさいね」

湊『いえいえ、俺もろくに顔見せずにすみません。日曜の夕方にはそちらに送りますので』

綾「ええ、ありがとう^^」

遥「おれ、かわる。はなすっ(´;ω;`)」

綾「あらあら。はい、代わりますね」

遥「み、みなと。ゆうはん、からあげじゃなきゃ、いやだからな(/Д\)」

湊『はは、了解。せっかくだから、明日のお昼は食べに行こうか? ついでに夕飯の買い物できるし』

遥「ん…///」

湊『じゃあ明日待ってるから。お休み』

遥「ぉ…おや…っうう…!//」

ガチャッ

湊『あらら(笑)』

遥「(はずかしくていえるか…!)」

〜〜〜

遥「ふくは、これと…あ、ぱんつっ」

綾「ちゃんとお行儀よくするのよ?」

遥「わかってる(´ε`)」

綾「小宮くんももうとっくに先生だものね。早いものだわ」

遥「おれも、しょうがくせい」

綾「ええ。昔お世話になっていた時から五年が経つのね。でもよかったわね遥。小宮くんがこっちに住んでくれて」

遥「ん(´・ω・)」

ピンポーン

遥「! みなと…///」

湊「こんにちは。あれ、その服初めて見た(゜゜)」

遥「このまえかった…///」

湊「そうなの? 似合うよ^^」

遥「うー///」

湊「それじゃ綾さん、お預かりしますね」

綾「ええ、よろしくお願いしますね。遥、行ってらっしゃい」

遥「いってきます」

湊「よし。じゃ、車乗って」

遥「うしろがいい」

湊「はいはい。助手席はシートベルト嫌なのな^^;」

遥「(みなと…にしゅーかんぶりにあった…//)」

湊「お昼何食べたい?」

遥「ん、んと…」

湊「ファミレス行く?」

遥「うん…」

湊「わかった。…遥」

なでなで

遥「(/Д\)!」

湊「なんか大人しいな。かしこまっちゃってどうしたの?」

遥「そ、そんなことない…//」

湊「そ? 昔は外食って言うと寿司とかラーメンとか言いたい放題だったのに(笑)」

遥「もう、わがままなんかいうとしじゃない…」

湊「まだ子供じゃん^^」

遥「こどもじゃないっ(`‐´)」

湊「はいはい(笑)」

遥「(ちがう…きょうのおとまりは…//)」

遥「(きょうは、ぜったい…)」

遥「(みなとといっしょに、"あれ"やるんだ…///)」

〜〜〜

店員「ご注文お伺いします^^」

遥「えびぐらたん」

湊「じゃあ俺はハンバーグセットで」

店員「かしこまりました」

湊「もうお子様ランチは頼まないんだ?(笑)」

遥「たのむわけない(´ε`)」

湊「昔はいろんなところで頼んでたのになぁ。セットについてくるおもちゃ、喜んでたじゃん」

遥「こどもならあたりまえだ」

湊「あ。綾さんから聞いたけど…算数じゃなくて数学の勉強始めたんだって? 凄いな^^;」

遥「さんすうは、もうおぼえた」

湊「ほんとに? えっとじゃあ、小六の問題…(スマホ)」

湊「これできる?」

遥「…4」

湊「ほんとだ、合ってる。えらいえらい」

なでなで

遥「うぅ…(/Д\)(プルプル」

店員「失礼します。エビグラタンとハンバーグセットです」

遥「(うまそう…でも、みなとのぐらたんのほうが…)」

湊「あー腹減った。頂きまーす」

湊「もぐもぐ…」

遥「あつっ…ふーっ」

湊「相変わらず猫舌なんだ?(´ω`)」

遥「むー」

湊「どれどれ。ふーっ、ほらあーん」

遥「なっ…(/Д\)」

湊「ん?」

遥「じっじぶんでたべる! むぐむぐ…///」

湊「くすくす(笑)」

遥「(なんでこんなにはずかしいんだ…///)」

湊「(かわいいなぁ)」

〜〜〜

湊「到着ー。まだ夕飯の用意はしなくていっかな」

遥「ん」

湊「え、もしかして宿題?」

遥「そうだ」

湊「えらいな。俺なら日曜の夜まで取っとくよ^^;」

遥「(しゅくだいしてないと、きんちょーする…///)」

湊「…なんか遥、最近急に大人になった?」

遥「し、しるか…」

湊「俺が大学卒業してこっち戻ってきた時は昔みたいにべったりしてたのに、最近は割と大人だよな(笑)」

遥「…いつまでも、こどもなわけない…」

湊「思春期…にしては早いな;」

遥「……」

湊「えいっ」

ぎゅっ

遥「(/Д\)!?」

湊「昔はすぐ抱っこーとか言ってたし。懐かしいなぁ(´∀`)」

遥「はっはなれろばか!///」

湊「はは、やっぱり遥だ( ´艸`)」

遥「むー…///」

湊「っとと。宿題の邪魔しちゃいけないよな、ごめんごめん^^;」

ぱっ

遥「あっ;」

遥「(はなれろって、いわなきゃよかった…(´・ω・`))」

湊「はい、ジュースとお菓子。俺もちょっと仕事しようかな」

遥「しごと?」

湊「テストの問題作るんだよ」

遥「ふーん…」

湊「あと、テストのための練習問題作ったりな。遥の宿題終わるまでそれやってるから」

遥「ぱそこん…」

湊「(カタカタ)」

遥「(やっぱり、みなとはおとななんだ…)」

遥「(でも、しごとしてるの、かっこいー…///)」

湊「どうした? こっちじーっと見ちゃって」

遥「な、なんでもない…///」

湊「?」


***
ときめく少年。
続きます(´・ω・)


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