:: 姉の彼氏は草食系3(湊遥)
2015.01.26 (Mon) 23:46

・ほぼ湊遥のターン


〜食後、遥の部屋にて〜

湊「そういえばさっき、俺が電話から戻ってきたら長谷部さんが遥見て怯えてたけど…なんかしたの?^^;」

遥「わからない」

湊「え?」

遥「姉貴はやめたほうがいいと…そう言ったら泣かれた(´д`)」

湊「あぁ、勘違いしたんだな」

遥「勘違い?」

湊「やめたほうがいい、ってのを深読みして、諦めろっていう風に聞こえたんじゃ?」

遥「?」

湊「遠回しに牽制されたと思ったんだよ。俺のこと好きな女の子に、遥が"あいつはやめたほうがいい"って言う感じ」

遥「…そういうことか」

湊「うん」

遥「……」

ぎゅっ

湊「遥!?(OoO;)」

遥「……///」

湊「…さっきは引き止めてくれたけど、これは?」

遥「理由が……///」

湊「え?」

遥「理由が…必要なのか///」

湊「なにこのデレ期勘弁しろようあああぁっ(/Д\)」

ぎゅうっ

湊「遥ぁ好き好き愛してるハァハァ(*´Д`)」

遥「…///」

湊「(すげー…さり気なくお尻触ってんのに怒られない!)」

湊「この前うちに来た時…あ、マフラー忘れた時だな。優太がいたから、あんまりこういうことできなかったもんな」

遥「(すりっ)」

湊「ぐっ…かわいい…(/ω\)」

湊「(あ、もしかして…晶さんと長谷部さんのラブラブに感化されたとか…?)」

湊「(それとも…帰省してからはベタベタしてないから寂しくなったのかな)」

遥「は、ハンバーグ…」

湊「んぇ?」

遥「…何でもない…///」

湊「?」

遥「あっち…///」

湊「え、ベッドがどうかした?」

遥「……///」

湊「あれれ? お風呂もまだなのにそんなとこ誘っちゃう?( ´艸`)」

遥「ち、ちがっ…。単に…横に、なりたい…から…///」

湊「はは。自慢じゃないけど、遥の言いたいことって結構わかるようになったな(´ω`)」

どさっ

湊「少なくとも、昔ここでこうしてた時よりはね」

遥「……///」

湊「ちゅーしていい?」

遥「…訊くな///」

湊「はぁい(´∀`)」

ちゅっ

湊「ふふ…懐かしいな。高校の時…放課後ここに来てさ、綾さんが買い物行くタイミング見計らってこういうことしてたの(笑)」

遥「こらえ性がないからだろ」

湊「仕方ないじゃん、今より性欲が有り余ってたんだから(´ε`)」

遥「自慢するようなことか( ̄_ ̄#)」

湊「今も、ないわけじゃないけどさ」

さわさわ

遥「! おい…;」

湊「デレた遥が悪い。しかもベッドに誘うとか何考えてんの?(笑)」

遥「だからそんな意味じゃ…やめっ…///」

むにむに

湊「はぁはぁ、柔らかい。なんか甘い匂いするしたまらん(*´Д`)」

遥「しない!///」

湊「えー? このへんからそういう匂いするよ、フェロモンかな」

くんくん

湊「一緒にお風呂入る?(笑)」

遥「不審に思われる…;」

湊「大丈夫だって。もうみんな入っちゃってるし、誰も風呂に来ないよ。…洗いっこしよ? 触りっこでもいいけど( ´艸`)」

遥「Σさ、さわっ…///」

湊「そ。風呂なら後始末楽だし。…声はちょっと響くけど」

遥「だ、だめに決まって…///」

湊「そんなこと言ってる遥のほうが、よっぽど物欲しそうな顔してるよ」

遥「っ…///」

晶『遥ー? お風呂いいよー!』

湊「ほら、遥は先に入ってて。後から行くから」

遥「う……///」


〜その頃の潤晶〜

潤「よし、布団も敷いたし…後は寝るだけかな」

ガラッ

晶「やっほー。あ、もう敷き終わったんだ、早いね」

潤「あああ晶さん! そんな格好でふらふらしないで下さい!(/Д\)」

晶「何言ってんの、ちゃんとパジャマ着てるでしょ」

潤「そういう意味じゃなくて! その…お風呂上がりで、無防備にうろつかれるのはちょっと…///」

晶「あ、風邪引くから髪乾かせってことね。んじゃ乾かしてこよ」

バタン

潤「あっ…(´・ω・`)」

潤「(残念なような…ほっとしたような…^^;)」

潤「(いやいや、何を考えてるんだ。ここは晶さんの実家なんだし…)」

潤「でもなんか…お風呂上がり、いい匂いしたな…(*´`)」

潤「Σはっ」

潤「(だから何を考えて(ry)」

晶「ドライヤー持ってきたからここで乾かそっと。ていうか潤ちゃんここ(客間)で寝るの? あたしの部屋に布団敷けばいーのに」

潤「寝られませんよ!(/Д\)」

晶「え、なんで? 布団は別々だから狭くないでしょ」

潤「だって…隣に晶さんがいたら…っ(´;ω;`)」

晶「(楽しいなぁ)」


〜湊遥入浴後〜

遥「(/Д\)…」

湊「いやー、気持ちよかったね」

遥「やめろ!///」

湊「お湯が、って意味だけど(笑)」

遥「嘘つけ…///」

湊「たまにはああいうのもいいよな。洗いながらの触りっこ( ´艸`)」

遥「うぅ…///」

湊「泡まみれの遥にいっぱい触れるし、一緒に擦ると気持ちいいし」

遥「も、もう言うな!///」

湊「"やだぁ、も、出ちゃう…"って、かわいい声でしがみついてきたのは誰だっけ」

遥「忘れろ!(/Д\)」

湊「あんなにおねだりしてくるなんて、遥も欲求不満だったんだ(´ω`)」

遥「(`‐´)キッ」

湊「あ、怒った(笑)」

遥「もう寝る」

湊「そう? じゃ、俺もそろそろ客間2に…」

遥「え…。…あ…///」

湊「ん? ここでひとりで寝るの寂しい?( ´艸`)」

遥「……///」

ぎゅっ

湊「もー…今日はほんとデレるね(*´`)」

遥「うるさい…///」

湊「じゃ、ここに布団敷いていい?」

遥「ん」

湊「それをフェイクにして、ベッドで一緒に寝てもいい?」

遥「……ん…///」

湊「やった(^ω^)」

〜〜〜

ごろん

湊「ほら、おいで」

遥「……///」

ぎゅっ

遥「誰か来たら…どうする気だ」

湊「いいじゃん。見られるとしたら晶さんだし」

遥「よくない…」

湊「じゃ、やっぱり別々に寝る?」

遥「…うるさい///」

湊「はーい(´ω`)」

ザーッ
ガタガタッ

湊「雨と風、また強くなってきたな」

遥「……(´・ω・`)」

湊「あ、遥が何考えてるかわかった( ´艸`)」

遥「な、なんだ…」

湊「雷鳴ったらどーしよー、でしょ?」

遥「う…」

湊「図星? かわいいなぁ」

遥「……(すりっ)」

湊「(またデレてる…(゜゜))」

遥「(すりすり…)」

湊「(うああかわいい! あー…もっかいしたくなってきた)」

さわさわ
もみもみ

遥「Σ」

湊「ハァハァ(*´Д`)」

遥「盛るな!///」

湊「だって遥が甘えるから…」

遥「っ…なら二度とそんな真似しない(-"-;)」

湊「えっ、それはやだ(´;ω;`)」

遥「だったらおとなしく寝ろ」

湊「…はぁい…(´ε`)」

遥「……お…やすみ///」

ちゅっ

湊「!」

ぼふっ

湊「ちょ、遥! 潜るなよっ」

遥「……///」

湊「もー…ほんと何なんだよ。デレ過ぎ…(/ω\)」


***
デレ期到来。
ちなみに湊と潤は桜井家の浴衣を借りて寝ました(・ω・)


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