:: 家族:秋真っ盛り
2014.11.01 (Sat) 00:54

・さつまいも


湊「小春ー、そっちの木も頼むなー」

こ「(´ε`)…」

湊「ありゃ…まだ拗ねてたんだな^^;」

み「もー、おにーちゃんたら。だがしやさんのすっぱまんちょこ、うりきれてたからでしょ」

湊「小春、機嫌直せよ、な? スッパマンチョコ、きっと明日また入荷してるよ^^;」

こ「きょうがよかった。せっかく、うらないで1いだったのに。れあかーど、あったかもしれないのに。ぶー(´ε`)」

み「てれびのうらないなんてあてにならないわよ。ちゃんとおそうじして」

こ「(´ε`)」

ひょこっ

遥「終わったか」

湊「もうちょっと。ほら小春、そっちの落ち葉集めてきて」

こ「むー」

み「はっぱ、かわいそう。かれたら、もやされちゃうのね(´・ω・)」

湊「これは髪の毛みたいなものだから大丈夫だよ。また新しいのが生えてくるから」

こ「ぱぱ、おわった(´ε`)」

湊「お疲れ。遥ー、持ってきてー」

み「? なにもってくるの?」

湊「庭の掃除を手伝ってくれた小春と三春に、ちょっとしたおやつをな」

こ「えっ、おやつ(`・ω・)」

湊「あれ、もう復活か(笑)」

み「たべものでつられるなんて、たんじゅんね(´д`)」

遥「ん。ほら」

湊「ありがと」

こ「……いも…(´ε`)」

み「さつまいも? そのまま食べるの?(´・ω・`)」

湊「違うよ。こうやって、落ち葉とか枝とかを集めて、新聞紙と一緒に燃やして…」

遥「さつまいもを、アルミホイルに包む」

み「あるみほいるに? よいしょ…」

こ「いも、どうするんだ(´・ω・)」

湊「アルミホイルで包んだおいもを、落ち葉の中に埋めて…」

こ「Σ(゜゜)!」

み「おいも、もやしちゃうの…?」

湊「燃やさないよ(笑) 埋めたら、しばらく待とう。パパは車洗ってくるから、小春と三春は車の中掃除してくれるか?」

こ「! あれやるの…?(`・ω・)ワクワク」

湊「そう、あれだ(笑)」

遥「あれってなんだ」

湊「車洗う時に、ホースから水をどばってかけるじゃん。車の中から窓越しに見ると、それが楽しいらしくてさ」

遥「なるほど」

湊「落ち葉の火消さないように、気をつけないとな^^;」

〜〜〜

湊「よし、洗車も終わったし完成だ」

み「おいも、だいじょうぶ…?(´・ω・)」

湊「取り出してみよう。よいしょ…」

ごろん

湊「熱いから、小春と三春はタオルか何か巻いて食べるんだぞ。アルミホイル剥がしてやるから」

み「あ!」

こ「やきいも!(`・ω・)」

湊「そう。ほら、あーん」

み「ふー、ふー。あむっ。あまい…(´ω`)」

こ「あちっ。いも、うまい(`・ω・)」

湊「よかった。小春も機嫌直ったみたいだし」

遥「ん。おいしい」


・さんま

こ「ぱぱー、はらへったー(´ε`)」

湊「もうちょっとでできるから、お皿並べててくれるか?」

み「わたしやるわ」

湊「三春は優しいなー、パパ嬉しいよ( ´艸`)」

み「ぱ、ぱぱのようりょうがわるいから、しかたなくよ(`Д´)」

湊「えっ、ごめん(´;ω;`)」

遥「! この匂いは…」

湊「そ、さんまだよ。安売りしてたから買ってきちゃった^^」

遥「さんま…(*´`)」

湊「ママ好きだもんな、さんま」

こ「おれ、やきざかなはあんまり…(・ω・;)」

湊「そう言うと思って、小春と三春にはこれ」

み「? はんばーぐ?」

こ「まじか(`・ω・)」

湊「さんまのハンバーグだよ(笑)」

こ「えっ! さんまってはんばーぐにできるの?(゜゜)」

湊「骨を取ったさんまを包丁でよーく叩いて、こねこねして焼いたのがこれ。パパとママは焼き魚な」

遥「(*´`)」

湊「ほら、大根おろしもいっぱい。レモンもいいけど、やっぱ魚はかぼすだよな」

こ「さんまばーぐ、うまい(`・ω・)」

み「おにくじゃなくて、おさかなのあじがするね(´ω`)」

遥「おいしい…(*´`)」

湊「遥はさんま焼いちゃうと、ご飯食べずに魚ばっかり食べちゃうからなぁ…^^;」


・くり

湊「こうやって、クリームを絞って…」

み「あ! けーきつくってる」

こ「えっ(`・ω・)」

湊「もうちょっとでできるから待っててな。えーと、栗を乗っけて飾って…」

こ「あれ、なんだっけ。も…もん……もんぷち!」

み「それはねこさんのごはんよ(´ε`)」

こ「そ、そうだっけか(・ω・;)」

み「もんぶらんでしょ」

こ「あ、それそれ(`・ω・)」

湊「ほらできたぞ。モンブランだ」

こ「わーい(´ω`*)」

み「あまくておいしい。ね、くりってえいごでもんぶらんなの?」

湊「モンブランは山の名前だよ(笑)」

こ「え、やまだったのか(゜゜)」

湊「外国の、富士山みたいな高い山のことだ」

み「だからこんなにくりーむがおおもりなのね」

こ「たしかにやまっぽいな、もんぷち」

み「だからちがうってば(´ε`)」

湊「栗いっぱいもらったからな、今日の夕飯は栗ご飯かな」

こ「ごはん…っ?(OoO;)」

み「あまいごはんなの?(´・ω・)」

湊「甘いかどうかは作り方にもよると思うよ。ママの実家は甘くない栗ご飯だったって」

こ「くりごはん、たのしみ(`・ω・)」

み「うん。たのしみね」


・ぶどう

ぷちっ

み「ぶどうおいしいわ」

ぷちっ

み「あむあむ…」

こ「おまえ、そんなたべかたじゃゆうはんになっちゃうぞ(´ε`)」

み「いいじゃない。こうやってひとつぶずつたべるのがたのしいんだもん」

こ「ちっちゃいぶどうなんか、てっぺんつまんで…あーん(´∀`)」

み「Σあっ(´;ω;`)」

こ「ほーはって、いっひにひゃれはえば……ん!?(OoO;)」

み「おにーちゃんがぶどうたべちゃったあっ、わぁあんっ(´;ω;`)」

こ「お、おいおちつけ、わるかったって(・ω・;)」

み「ぶどう…っ、わたしの、ぶどう……ふぇぇっ(´;ω;`)」

こ「やばいどうしよ(・ω・;)」

遥「三春? どうした」

み「ままぁ、おにーちゃんが、ぶどう…いっきに、ばくってたべちゃった…(´;ω;`)」

遥「小春( ̄_ ̄メ)」

こ「Σぎっくん」

遥「大丈夫だ。ぶどうならまだ冷蔵庫にある」

み「ふぇ…(´;ω;`)」

遥「それと、シュークリームもあるから小春のぶんも食べてしまっていい」

こ「ええぇ!(´;ω;`)」

湊「はは(笑) ほら小春、ちゃんと三春に謝ろうな」

こ「みはるごめんな、わるかった。のこりのぶどう、たべていいからな(´・ω・`)」

み「ぐすっ。もー…いいわよ、おにーちゃんもたべて。…ひとりじゃ、おいしくないもん…」

こ「まじか(`・ω・)」

湊「半分こだからな^^;」


・かぼちゃ

こ「くんくん…これはかぼちゃとちーずのにおい…(`・ω・)」

み「おにーちゃん、はなはいいもんね。かぼちゃ、わたしすき」

こ「おれもすき」

湊「そういえば小春は昔からかぼちゃ好きだったな。赤ちゃんの時、笑って食べてたよ」

こ「えっ(゜゜)」

み「あかちゃんのとき?」

湊「そうそう。ミルク飲ませながら、そろそろご飯も食べさせようかなって思って、お粥作ってあげたんだ。そこにかぼちゃ混ぜたら、嬉しそうに笑ってたから」

み「そんなむかしから、かぼちゃすきだったのね」

こ「かぼちゃのおかゆ…おいしそう(´ω`)」

湊「ママが日記に書いてたよ。えーと…これかな」

ぱらぱら

湊「『離乳食三週間目。今日は初めてかぼちゃを混ぜてみた。小春はかぼちゃを不思議そうに触って、笑いながら食べてくれた。かわいかった』ほらな」

こ「へへ…おれ、かわいかったのか(´∀`)」

み「いいなぁ、にっきあるの(´・ω・`)」

湊「三春のもあるよ。こっち」

み「えっ、わたしのもあるの(´ω`)」

湊「三春はおいもが好きだったな。さつまいも、じゃがいも…あと、牛乳に浸したパンが好きだった(笑)」

こ「おまえ、あさはいつもぱんたべるもんな」

み「えへ…うれしい」

湊「ん、そろそろできたかな。ほら」

こ「おーぶん?」

み「なにつくったの?」

湊「今日はかぼちゃのグラタンだ^^」

こ「ぐらたんきたー(`・ω・)」

み「やっぱりかぼちゃとちーずだったのね」

湊「デザートはかぼちゃプリンだ」

み「かぼちゃの、ふるこーすね(´ω`)」

こ「かぼちゃすげー。ごはんにもおかしにもなれるのか」

湊「うん。それに、かぼちゃが好きなのは小春と三春だけじゃないしな」

み「え?」

遥「この匂い……あっ」

湊「かぼちゃグラタンだよ^^」

遥「! …そうか//」


***
件の焼き芋+季節ネタをいろいろ。私の地元ではさんまバーグをぽうぽう焼きと言いました(理由は不明)。しかしこの時間…飯テロですわ…(´・ω・`)


prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -