:: 家族:初めてのおつかい
2014.07.08 (Tue) 02:41

湊「ほんとに大丈夫か?^^;」

こ「だいじょーぶ(`・ω・)」

み「おにーちゃんだけならしんぱいだけど、わたしいるもん」

こ「なんだと(´ε`)」

み「おかいもの、がんばってわたしとおにーちゃんでいってくるから」

湊「うーん…まぁ、小春も小学生だし三春はしっかりしてるしな。気をつけて行くんだぞ?」

遥「横断歩道は必ず左右を確認してから渡れ」

み「はーい」

こ「よし、いくぞみはる」

湊「待て待て。買い物メモまだ書いてないって^^;」

こ「あ(・ω・)」

〜〜〜

湊「で、結局こうなるわけか」

遥「当たり前だ。二人だけなんて…心配に決まってる」

湊「うん、でも…電柱の陰から監視するのはやめたら? 不審だぞ」

遥「う…;」

湊「大丈夫だよ。道路に飛び出していくような子じゃないし、あれで一応しっかりしてるんだから^^」

遥「ん……」

こ「れっつごーひよこすーぱー!」

み「おおごえださないでよ。はずかしいから」

こ「えっと、なにかうんだっけか(・ω・)」

み「めももってるでしょ。きゅうりとはむとじゃがいもと…」

こ「Σおまえ、おぼえたのか。すごいな(゜゜)」

み「べ、べつにすごくないもん(`Д´)」

こ「なにおこってんだよ、ほめてやったのに」

み「ふん…//」

こ「お、ついたぞすーぱー(`・ω・)」

み「かってにはしらないでよ!」

こ「あっ、すっぱまんのかーど! ちょーほしい!」

み「すっぱまんださいもん」

こ「おまえ、すっぱまんみたことないだろ。おむらいすっぱまん、かっこいーぞ」

み「けちゃっぷにこーふんしてるへんたいだもん」

こ「へんたいじゃねーよ、せいぎのみかたなんだぞ」

み「もー。はやくいくわよ」

ずりずり

こ「ひっぱんなよ。うう、おつりでかーどかっちゃおうかな…(´・ω・)」

み「(`‐´)キッ」

こ「う、うそだって(・ω・;)」

み「おにーちゃんかごもって」

こ「しかたないな。んしょ」

み「めも」

こ「ほらよ(・ω・)」

み「さいしょはやさいね。きゅうりは…」

こ「あった(`・ω・)」

み「さんぼんね」

こ「りょーかいっ」

み「だめよ、かごにいれるならふくろにいれてから」

こ「めんどくさい(´ε`)」

み「(-"-;)ムッ」

こ「わ、わかったよ…;」

ごそごそ

み「つぎはじゃがいも。よっつ」

こ「はいはい…(おかしうりばいきたい…)」

み「おにーちゃん、きょうはおかしはだめ(`‐´)」

こ「な、なにもいってないだろ(・ω・;)」

み「おにーちゃんのこと、わたしわかってるもん」

こ「ちぇー。あれ…? あっ! りんだ!(゜д゜)」

み「えっ(゜゜)」

こ「おーい! りーんっ」

りんや「あっ、こはるくん。みはるちゃんも」

み「りんくんこんにちは(´ω`)」

こ「やっほー。おまえもかいものか(`・ω・)」

り「うん。ほら、ぱぱとままも」

かりん「あ! 凌也さん、小春くんと三春ちゃんですよ!^^」

凌也「ああ、久しぶりだな。元気だったか(´`*)」

こ「りんのぱぱとままだ(`・ω・)」

み「こんにちは。きょうは、おにーちゃんとおつかいにきました」

かりん「おつかい? じゃあ、小宮さん…あっ、パパとママはおうちなのかな?」

み「はい。わたしたちが、ぽてとさらだのざいりょう、かってくるんです(´ω`)」

凌「いつもながら三春はしっかりしているな」

み「えへ(/ω\)」

こ「おれはー? ねーねー」

凌「もちろんだ。もう、しっかりお兄ちゃんだな」

こ「へへ(´ω`)」

か「おつかいなんてえらいね。今度、凛也もひとりでお買い物してみる?^^」

り「えぇ! ぼく、ちがうのかってきちゃうよ(´・ω・`)」

凌「失敗してもいい。経験が大事だからな」

み「りんくんは、おにーちゃんよりしっかりしてるからだいじょうぶよ」

こ「なんだと(´ε`)プンプン」

り「ほんと? えへ…みはるちゃんがおうえんしてくれたら、ぼくがんばれるかも…´`*」

こ「ふれー、ふれー、りーん!(/`・ω・)/」

り「こはるくんもありがとう^^」

か「おつかい、がんばってね^^」

凌「車に気をつけてな」

こ「しょーちっ(`・ω・)ゝ」

み「りんくん、ばいばい」

り「またね、みはるちゃん´`*」

こ「りん、こんどすっぱまんかーどこうかんしよーぜ(`・ω・)」

り「うん。ぼく、えんじぇるすっぱまんもってるから^^」

こ「なんだと(゜д゜) おれもあつめなきゃ…」

み「そのまえにおかいものでしょ(`‐´)」

こ「お、おう;」

み「んと、つぎは…はむね。はむ…」

こ「はむってどこにうってるんだ?」

み「はむ……んと、んと…(´・ω・)」

こ「あ、てーいんさんにきいてみよーぜ」

み「てんいんさんね。…わたし、ひとにきくのこわい(´・ω・`)」

こ「そんなのおれがきいてやるよ。ほら、こっちこい」

ぐいぐい

こ「すみませーん」

店員「はい、なんでしょう?^^」

こ「はむってどこにあるんですか? さらだに、つかいたいんです(・ω・)」

店員「ハムですね。こちらへどうぞ^^」

み「おにーちゃん、すごい…。わたし、おはなしにがて(´・ω・`)」

こ「まーな。ほら、ついてこーぜ」

てくてく

店員「この棚がハムの列です。一番量が少ないのがこれで、多いのがこれですよ」

こ「ありがとーございました(`・ω・)」

店員「どう致しまして^^」

こ「はむってにくのところなんだなー」

み「うん。えっと、めも…。200えんくらいのはむ…」

こ「これだな」

み「こっちのは?」

こ「? どうちがうんだ(´・ω・)」

み「これは、いっぺんに12まいはいってるの。こっちは、4まいずつ3つのふくろにはいってる」

こ「? どっちがおおいんだ?」

み「おにーちゃんがっこうでならったでしょ、4かける3は12なのよ。だからおなじ」

こ「す、すげー。かけざんってこうやってつかうのか(゜゜)」

み「ままにおしえてもらったもん」

こ「おまえあたまいーな」

み「べ、べつによくないもん(`Д´)」

こ「いや、あたまいーだろ。んー…でもおれ、ぱぱがこっちつかってるのみたことある」

み「え、3つになってるほう?」

こ「はむって、かわくとおいしくないから、ちょっとずつつかうときは、ちょっとずつはいってるやつつかえば、のこり2つはかわかないだろ」

み「そっか。12まいのは、いっかいあけちゃうとのこりぜんぶかわいちゃうもんね」

こ「こっちのがたかいけど、これにしよーぜ」

み「おいしいほうがいいもんね」

こ「ぱぱなら、ちょっとたかくてもうまいやつ、ままにかうもんな」

み「うん」

こ「ん。きゅーりもいもも、ちゃんとえらんだしな」

み「そうなの?」

こ「きゅーりはな、とげがちくちくしてるやつがうまいんだ」

み「しらなかった(゜゜)」

こ「いもは、へんなぶつぶつがでてないやつ。あれはふるいやつだから」

み「おにーちゃん、しっかりえらんでたのね。びっくりした」

こ「ま、ぱぱにおしえてもらったことだけどな(・ω・)」

み「……ふふ」

こ「?」

み「わたしとおにーちゃんがいれば、なんでもできるよね(´ω`)」

こ「あたりまえだろ。おれたち、やさしーぱぱとあたまいーままのこどもだぞ(`・ω・)」

〜〜〜

遥「うう…遅い……」

湊「まぁまぁ。守山から連絡も来たし、きっと帰りに道草食ってるんだよ^^;」

遥「もう、見つかってもいい。迎えに…」

こ「ただいまー!」

湊「お、帰ってきたぞ^^」

遥「ほっ…」

み「ただいまー」

湊「お帰りー。ちゃんと買ってきてくれたか?」

こ「かんぺき(´∀`)」

湊「どれどれ…うん、きゅうりもじゃがいも良さそうだな。ハムもいつものやつだし」

み「えへへ…」

遥「よく頑張ったな」

こ「へへ…(´ω`)」

み「あ、りんくんにあったの。りんくんのぱぱとままも」

こ「そーだった! こんど、りんとあそぶやくそくしてきたんだ」

湊「そっか。じゃあ久々に、うちに招待するかな」

み「うん(´ω`)」

遥「その前に、まずご飯だ」

湊「小春も三春も頑張ったから、今日はご馳走だぞ」

こ「やったー(`・ω・)」

湊「デザートにプリンも作ったから、後で食べような」

み「ぷりん…(´ω`)」



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